[過去ログ] 【震電改】日本航空機開発史改竄編【流星艦戦】 (976レス)
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270
(4): 2014/05/25(日)11:27 ID:acuV/JaV(1/7) AAS
■ドボワチンD550(競速機)
自重 1485kg
最大離陸重量 1950kg
主翼面積 10.8㎡
翼面荷重 168.52kg/㎡ (離陸重量 1820kgベース)
発動機 
 ヒスパノスイザ 12Ycrs 860hp/4000m/2650rpm → 最高速 675km/h@6000m
 ヒスパノスイザ 12Y-51 1000hp → 最高速 702.2km/h@6500m
■研三(実験機)キ78
自重 1930kg
省19
271: 2014/05/25(日)11:30 ID:acuV/JaV(2/7) AAS
>>270 訂正
× 彩雲並みの高揚力装置テンコ盛り状態(CLmax3.5)
○ 彩雲並みの高揚力装置テンコ盛り状態(CLmax2.35)
272
(3): 2014/05/25(日)12:24 ID:acuV/JaV(3/7) AAS
>>270 の続き。
鍾馗の主翼構造(主翼面積 15㎡)
画像リンク[jpg]:seafurry.cocolog-nifty.com

360Lの燃料タンクは、胴体寄りの主翼に位置している。
だから、主翼面積を11㎡に縮小したとしても、燃料タンクの容量に大きな変更を催すほどではない。
零戦をベースに主翼縮小するにせよ、主翼の210L×2の燃料タンクは、ほぼサイズそのままでゆけそう。
零戦の胴体燃料タンク、145Lぐらい存在する、って資料を見たことがある。
増槽無しで2260kmぐらいは飛行できそうだ。彩雲の正規状態 -1000kmぐらい、だろうか?
エンジンの信頼性に定評ある栄21で、最高速600km/h、巡航距離2200kmが確保できるなら、
使い勝手はかなり良さげ、と思うが…
省6
273
(1): 2014/05/25(日)12:33 ID:LTVQnUSS(1) AAS
厳しい。
彩雲の高揚力装置は風洞試験では揚力係数2.35を出したが、実機では2.1~2.2しか無い。
そもそも、翼面積11m^2では彩雲なみの高揚力装置を取り付けられるはずが無い。
高揚力装置とはいえ、その内容はスラットと翼幅の50%を占めるファウラーフラップであるから、
翼面積を半分以上にすればその分フラップの面積も減る。
274
(1): 2014/05/25(日)12:55 ID:nkxQ2lPI(1/2) AAS
>>272
零戦の胴体燃料タンク135Lははエンジン補器と重量の小さい21型での話
32型以降はその容積削ってエンジン押し込んでるので60Lなのな

そして小さい翼ってことは端まで絞っていくので
厚みも急激に減るので容積も減るんで主翼タンク容積も少なくなる

それを嫌って外翼部分だけカットすると分厚い翼端になって、空力悪化をもたらすし
フラップと補助翼に使える長さも減るから揚力係数と運動性の両立が難しいし
アスペクト比も悪くて巡航や上昇や離着陸を悪化させる

いっそのことグライダーみたいな細長い翼にすると
今度は主脚入れると燃料に使える容積が限られる
275
(2): 2014/05/25(日)13:58 ID:acuV/JaV(4/7) AAS
>>272の続き。
てなわけで、零戦の主翼を11㎡に縮小した複座偵察機は、燃料560L搭載で2200km程度の航続距離があり、
かつ最高速600+km/hまで期待できる。現地改造で複座化した機体がラバウルにあるのだから、
複座改造そのものの難易度は低く、11㎡の主翼を新規設計するところが難易度を左右するのだろう。
とはいえ、キ78(研三)が成功したという意味において、実験機レベルでの設計・製造は当時の日本でも可能だろう。

さて、この機体を、二式水戦のように下駄履き化するなら、最高速は15%ダウン、510km/h程度だろう。
零戦21並みというべきか、F4F-4並みというべきか…
ヘルキャットやF4Uが登場する前であれば、敵戦闘機の制空権下でも強行偵察が可能な高速水上偵察機、
と言えるギリギリの線の機体、かもしれない。
主翼下に増槽を抱くタイプで、もう250L余計に燃料が積めるなら、紫雲並みの3300kmの航続距離も視野に入る。
省13
276: 2014/05/25(日)14:16 ID:eoZ8joFk(1) AAS
低速雷撃機と同じ人のような気がする。

つまりアレだ、32型で翼幅を1mしか縮めなかった三菱はチキン野郎だって事ですね。
まてよ、空戦フラップをすでに持っている紫電21型の翼面積を半分にしたらもっと凄い戦闘機ができあがるぞ!
277
(1): 2014/05/25(日)14:57 ID:9GahyTGN(1/2) AAS
>>275
キ78は蝶型フラップならぬ親子式フラップまで取り付けて最大揚力係数1.7弱、着陸速度170弱であることに注意する必要がある。
そこに空冷エンジンゆえの空力的な不利が加わる。
278
(1): 2014/05/25(日)15:05 ID:0MXojADn(1) AAS
「そんな事ができるなら、昔の人がとっくにやっている」
妄想にふける前にこれくらいは思い出しても悪くはないだろうな
279
(2): 2014/05/25(日)15:29 ID:acuV/JaV(5/7) AAS
>>273 彩雲の失速速度、着陸速度が132km/h@正規重量(4450kg)というから、÷1.3として、大凡100km/hだ。
そして、4450×9.8=0.5×1.225×翼面積×CLmax×(失速秒速)^2が成立する。

翼面積を主翼面積25.5㎡とし、CLmax2.35で置くと、「失速秒速」は34.47m/s=124.1km/hとなる。
【本来は失速速度<着陸速度】だからこそ、翼面積を25.5㎡、and/or CLを2.35で計算するのは誤り、
もっと踏み込んで言えば、これらの数値、特にCLはもっと大きいかも、と考えることができるだろう。

失速秒速を28.19m/s(着艦速度÷1.3:民間機基準)と置くと、翼面積×CLの値は、89.6となる。
さて、CL2.1~2.2しかない、という記述、計算上の翼面積が40.7㎡がないと、失速速度100km/hが成立しない…
主翼面積25.5㎡、フラップ面積3.5㎡、水平尾翼4.57㎡だった彩雲、
この3面積を全て加算した33.57㎡を前提にCLを計算しても、CLは2.67と、風洞の実験値2.35よりも高い。
従って、失速速度×1.3が着陸速度が正しく、かつ彩雲の着陸速度が132km/hが正しい場合、
省9
280
(1): 2014/05/25(日)15:49 ID:acuV/JaV(6/7) AAS
>>277
キ78の着陸速度は155km/hまで抑え込めたが、層流翼故の失速の早さに備え、170km/hで接地を行うようにした、
という話しがあるそうだね。

ちなみに、上記の着陸速度 155km/hでCLを計算すると、全備2424kg/主翼面積11㎡の前提で、CL≒2.04だね。
CLmax1.7弱の記載というのは、全備2424kg、かつ失速速度=着陸速度170km/hの際に成立する数値だね。
着陸速度170kmが正しいとしても、本来あるべき失速速度は÷1.2とか÷1.3だろうから、
CLmaxはもう少し大きな数字となるハズである。
281: 2014/05/25(日)15:50 ID:acuV/JaV(7/7) AAS
>>278 ※史実限定厨はスレ違いです。お引取りくださいw
282
(1): 2014/05/25(日)17:40 ID:9GahyTGN(2/2) AAS
>>279
内藤子生さん自身が2.1~2.2だといってるのでそれだけのことかと思うのだが・・・
海軍ではないが、陸軍の荒蒔義次中佐によれば、最終的な着陸速度は実測値であるので、計算では求められない誤差があったのではないかと考えられる。
また、フラップは面積が小さいほど揚力係数が小さくなる傾向にある。
キ78の親子式フラップの面積は主翼比およそ15%であることを加味した上で、彩雲のそれと比較すればご理解願えよう。

>>280
155km/hで着陸できたのだから・・・
という風に語りだすと、全陸軍機の着陸速度を見直さなければならない。

陸軍といえば、隼の翼面積を半分にした場合(正確には翼面荷重を倍にした場合だけど翼分の重量とか考えるのめんどいから許して)の最高速を1.05倍程度と見積もっているようだ。
2倍の3乗根と大分開きがあるのは、隼の最大速度が最適最大速度に比し、既に0.92付近にあり、この付近になると翼面積の減少に対する最大速度の増加が対数グラフに近い形で減少してしまうからで、
省3
283: 2014/05/25(日)21:04 ID:nkxQ2lPI(2/2) AAS
>>279
操縦席後方にタンク増設したら、二人目の場所がなくなるぞと
284: 2014/05/26(月)23:04 ID:ezN0gzcd(1) AAS
キ78の着陸速度が、実際に接地する170km/hだったとしても、
失速速度は、この数値よりは3割は遅いハズである。
つまり、キ78の真の失速速度を130.76km/h=36.32m/sだとして、
キ78のCLmaxがいくらかを計算してみると。

2424×9.8=0.5×1.125×36.32^2×11×CLmax
∴CLmax≒2.91

仮にCLmax1.7だとすると、着陸重量が正規2400kgじゃないのだろう。
CLmax1.7で着陸重量を上記に基づいて計算すると、1415kgぐらいになる。
自重1930kgを大幅に下回る数字である。
従って、キ78の着陸速度170km/hが正しく、そこから÷1.3で計算した失速速度が130.76km/hであるならば、
省5
285
(1): 2014/05/27(火)00:03 ID:Tuelbb9L(1) AAS
当時の陸軍の着陸速度は失速速度に10km/h弱プラスしたもの
失速速度の1.3倍という仮定自体が間違い
286
(1): 2014/05/27(火)12:39 ID:UyKjIlyx(1) AAS
>>285
つまり、キ87の真の失速速度は、145km/hぐらいだった、と?
言い換えると、接地速度170km/hとの比率は×1.17ぐらいだった、と。
287: 2014/05/27(火)20:39 ID:e2F6j1WM(1) AAS
>>286
170km/hから10km/h弱を引いたら160km/h強だろ・・・
実際にはパイロットがある程度フィーリングで決めるんで、具体的な比率には依存してなかったりする模様
288
(1): 2014/05/27(火)22:30 ID:arJBZPWG(1/2) AAS
山本峰雄さんの「キ78(研三)設計記」のPDFを見ることに成功。
着陸速度に関する記述は以下の通り。

「習熟した後に於ける着陸速度は、155km/h乃至180km/hであり、
…着陸滑走距離の代表的な値は860m、着陸滑走時間26sec、接地速166km/h、迎角7.5°、
尾輪設置迄の滑走距離180m、その時間4.6秒であった。最初の飛行では着陸滑走距離は1200mに及んだ。」

CLではなく、CLmaxがどの程度かを探る場合、
仮に着陸速度=失速速度+10km/h程度だった、として、
着陸速度の最低値は155km/hで見ることは決して不思議ではないし、
失速速度が145km/h以下、と推察するのも、違和感はないのでは?
289
(1): 2014/05/27(火)22:53 ID:arJBZPWG(2/2) AAS
全備2424kgで失速速度145km/hであれば、CLmaxは2.37
海外のサイトで見かける重量2300kgで失速速度145km/hであれば、CLmaxは2.24
11㎡でCLmax2.2~2.3程度の主翼は成立しそう?

研三は、ダブルスロッテドフラップであるが、前縁スラットまでは搭載してなかったな。
更に、エルロンフラップが採用された、との話も聞かないね。
ということは、高揚力装置テンコ盛りでないが故に、もう少しCLmaxを大きくする工夫の余地が残っていた?
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