岩波文庫/ちくま文庫/河出文庫総合2 (892レス)
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859: 04/15(月)19:37 ID:nazghfpk(1) AAS
「無益の共和国」の覇権はいかにして覆
されうるか(ミシェル・フーコーおよび
丹生谷貴志を媒介として)
Integral Verse
2023年8月21日

また丹生谷氏が西暦
1999-2000年の間に連載した時評の集成が『家事と城砦』であり、佐々木中
の『夜戦と永遠』も2008年に以文社から単行本化されたものが河出から定本
として文庫化されている。ここで不図「まともな本を出せていた頃の河出書
房新社」を追憶したくなるが、ともあれ筆者も当時の河出的思想圏の影響下
に在る者としてこの文を書いている。

(もちろん、日本国の人文知において最も良心的だった学者=西暦2010年代
中盤までの佐々木中と・一作も本を出さなくなったツイッター芸人=現在の
佐々木中がまったくの別人であるように、日本国の人文知において良心的な
出版社のひとつ=西暦2010年代中盤までの河出書房新社と・政治性に基づく
闘争の論理よりも個人がソーシャルメディアから発する自己愛的な喘ぎのほ
うを高く評価するようになってしまった株式文芸部室=現在の河出書房新社
はまったく別の出版社である。よりによって河出までもが新書を出しはじめ
た西暦2018-19年頃が「日本の出版界完全陥落」の時期に相当したであろう
し、思えば筆者は当該時期から新刊図書を一冊も買っておらず、そのことを
誇りにすら思う。図書館で借りてまで新刊を読んでみたとて、アブデヌー
ル・ビダールの件のように根本からの否定を余儀なくされざるを得ない代物
ばかりであったし、現在ほど「新しいものなど書かず、既に書かれているも
のたちを読み返すこと」が重要な意味を持っている時勢も無いのだ。)
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