[過去ログ] 三島由紀夫Part64 (1002レス)
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981
(1): 10/06(日)09:02 ID:ie71vEzD(1/2) AAS
純粋な男でしょう。
それも子供の様な純粋さを聡明さと共に持っていた。自分をロマンティストだとも認めていた。母性をくすぐる所も多分にあったと思う。
幼少から病弱で痩せっぽちで頭だけは良いコンプレックスを必死に克服しようとしていた。女々しいと笑われても行動していた。
男は基本、みんな情けない部分を持っている。それを忘れて他者を馬鹿にするのが常だ。
どう向き合うかじゃないのか?
それを太宰の様に昇華するか?三島の様に昇華するか?はたまた安吾の様にか?
映像、音源も残っているが、三島の話す日本語も美しく際立っていて、地の育ちの良さが表れていた所も何か憎めないよね。
982
(1): 10/06(日)09:27 ID:5QB9PrW+(2/2) AAS
>>981
???「シャアは純粋な男だわ」
983: 10/06(日)09:35 ID:ie71vEzD(2/2) AAS
>>982

別にそれを否定してないですよ。
何か気に障ったのなら、すいません。
シャアはよく分からないですが、純粋なキャラクターと思うなら同じ捉え方でしょう。
984: 10/08(火)15:25 ID:f7v+qH3P(1) AAS
太宰を度々批判してたけど側から見ると同族嫌悪にしか見えない
二人とも大人になれなかった大人感がある
985: 10/08(火)16:04 ID:ca2wrxX8(1) AAS
村松剛に死ぬ寸前の飯の席で太宰と変わらないじゃないかといわれてああそうだと返されたらしいから自覚はあったでしょ
986: 10/08(火)16:45 ID:i4PduBxs(1) AAS
太宰はある意味、狡くあざとく「男の持つ女々しさ」を利用して作品を書き、しまいには歯止めが効かなくなって、後に引けなくなりダメ男としての末路、絵に描いた様に女と情死した。
ある意味、実に「男臭い」作家。
三島も女々しさ、弱さを持っていたけど、多分にロマンチストで「強がる美学」「猛々しさ」「己の芸術」に殉じた。綺麗なお話を書く、か弱い作家は敬遠してトーマスマンやゲーテ等に憧れていた事からも分かる。
根っこには似た様な弱さがあるけど、ベクトルが違い共に自死にしても形が違った。
本人も実際に太宰の才能を認め、似た所からくる同族嫌悪を話している。
ただやはり自負としては一緒にされたくは無かっただろうが。
三島の太宰文学に当てた痛烈な寸鉄の言葉が面白い。
「太宰の文学上の問題は、寒風摩擦でもすれば治る問題である」
987: 10/08(火)18:25 ID:bepCPWL4(1) AAS
乾布摩擦
988: 10/08(火)21:32 ID:ewiTIqqJ(1) AAS
「諸君らは武士だろう!」
「は?平民だわ」
989: 10/09(水)02:38 ID:N9286CQE(1) AAS
春の雪の清顕が嫌い。
ここまで魅力の無い主人公も
珍しい。
990
(2): 10/09(水)10:33 ID:rbY2ecR0(1/3) AAS
三島は実際に徴兵されてたら多分激烈な反戦主義者になってたと思うって
従軍経験ある作家や学者から断言されてたの草
991
(1): 10/09(水)11:12 ID:88l5+YOu(1/4) AAS
『本当に死ぬ気で何かをやる』
『本当に覚悟して何かをやって死んでしまえる』
そんな人間ほど狂っていて怖くて強いモノは無いよな。
老いて醜くなりながら、痴呆に蝕まれて行く頭と衰える身体に向き合って生きて行くのもある種の強さかもしれないが、三島には耐えられなかっただろう。
大抵の人の様に、他人がやる事に距離を置いて、安全圏から笑っている方が人間ラクだが、それも出来なかった。
美意識ってのは若くて元気な内は、取り分け背中を押してくれるが、歳を経ると逆に苦しめるね。
992: 10/09(水)11:36 ID:cwcwh2Nm(1) AAS
>>990
三島が30歳でボディビル始めた時、ベンチプレス10キロだったんだよ
普通に考えたらそこらへんの女より弱いし腕立て伏せも出来ない
そんな奴が徴兵されて軍隊でまともにやれたわけがない
993
(1): 10/09(水)11:49 ID:88l5+YOu(2/4) AAS
「自分は徴兵されても、まともにやって行ける」
これを言える人間が、そもそもの話、どれだけ今の時代にもいるのか?
いつでも誰でも死ぬのは怖いだろうに、、他者の女々しさを摘み上げて揶揄してしまう。
病弱の青瓢箪、玩具の軍隊、狂人と言われながらも、本当に腹を切った人間が三島。
994: 10/09(水)12:09 ID:rbY2ecR0(2/3) AAS
>>993
あの時代の作家や学者が口そろえて「徴兵経験があるならあんな思想に拗れない」っていってたんだからまぁそうだろ
自衛隊体験入隊がまずかった
お客さん扱いだからますます拗れた
995: 10/09(水)12:20 ID:88l5+YOu(3/4) AAS
「口先だけの人間達にはなりたくない」
誰しも内に思う事だけど、ほぼ大半が口先と言い訳だ。
思想の内容や方向性、拗れ云々では無く、本当に言行一致を体現するかどうか?
あの時代に革命運動に躍起になっていた人間の大半が、熱が収まると普通に就職し、年老いて年金生活の爺いになった。
良い悪いはともかく、矜持や美意識の質、その方向性、純粋さの問題だ。
あいつは無駄死にの、犬死にだと笑うのは酷だ。
996: 10/09(水)12:25 ID:88l5+YOu(4/4) AAS
当時のその他の学者や作家の言葉よりも、
その「おかしな思想に拗れた」三島由紀夫の作品や言葉が書店の棚に特集が組まれたり、読み続けられて今の時代にも残るのは何故なんだ?
笑われようが死ぬ気で芸術に向き合ってたのは確かだろうに?
997: 10/09(水)12:47 ID:T/Ti0yy/(1) AAS
元から拗らせてるんや
子供のころから祖母に蝶よ花よと過保護に育てられてはいたが病弱でいじめられがち
兵役検査通ったあとに気管支炎になり結核と誤診されたときも
後々思い返すと大袈裟に症状を訴えたりしたと自覚する
そういう自分の男としての情けなさを払拭するかのように人生を送った
998: 10/09(水)12:50 ID:rbY2ecR0(3/3) AAS
楯の会元会員の証言で三島は剣道の送り足が出来なくてぴょんぴょん跳ねて進んでいたという
石原慎太郎を自宅に招いた三島は剣術の型を披露しようとして鴨居に刀を刺して慌てていたという
ボクシングを習いたいというので知り合いのジムに三島を連れて行った安部譲二は
パンチングボールを叩けずに空振りする三島を見てトレーナーに
「頭が命の先生ですのでどうかパンチは当てないようにお願いします」と耳打ちしたという

この人の絶望的運動音痴を物語る逸話は多い
999: 10/09(水)12:53 ID:WP1Su4na(1) AAS
ID:88l5+YOu

お前がサポート職の才能では世界一だったとして
モテモテで美少女にもチヤホヤしてもらえるには花形職の奴らばかり
美少女とチンポしまくりのそいつらのそれだけのために俺にはその才能はないからと諦められるか
無理してでも挑戦してみてやっぱダメでしたという「精神的死」という通過儀礼を迎えなければいけない

三島もネトウヨの中年弱者男性のおっさんたちもそれを適齢の時にせずに拗らせた結果
挫折イベントがそのまま自殺になっただけのことだ

画像リンク[jpeg]:i.imgur.com
1000: 10/09(水)12:54 ID:HxD62oAY(1) AAS
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