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三十歳の俺がうむと頷いた話 (211レス)
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171
: 2009/11/11(水)20:59
ID:v88B0x3r(2/4)
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ID:7BLOT22EO
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171: [sage] 2009/11/11(水) 20:59:25 ID:v88B0x3r 88 :童話A:2009/11/11(水) 13:25:47 ID:7BLOT22EO さて、J牧場が始まってから何年かが経ち、動物たちの様子も変わってきました。 はじめのうちはありがたがっていた柵や小屋やエサに、すっかり慣れてしまったのです。 動物たちは以前にもまして文句を言い、あまり働かなくなりました。 そこへやってきたのが、アルバイトのM君でした。 M君は、人間と動物の両方の言葉が分かるニワトリを味方につけ、動物たちに優しく語りかけます。 「君たちはこの牧場の主役なのに、どうして黙ってあのおじさんにこき使われているんだい?」 「もしボクが牧場主なら、もっと安全な柵をこしらえるし、もっと広くて暖かい小屋を建ててあげるよ。エサだって今よりもずっとたくさんふるまうし、あのおじさんみたいに君たちをこき使ったりしないのにな」 「なあみんな、ここはボクと力を合わせて、あのおじさんを牧場から追い出そうじゃないか!」 ニワトリが伝えるM君の言葉に、だいたい三分の一くらいの動物が賛成しました。 もう三分の一は、出来すぎた話をかえって怪しく思いましたが、それでもJおじさんへの不満の方が強く、しぶしぶながら賛成しました。 最後の三分の一は今までのM君の行いを覚えていたので、全く賛成する気にはなりませんでした。 M君は今まで、よく掃除やエサやりをサボったり、こっそり牧場のお金をネコババしたりしていたのです。 ところがニワトリは、そんなことはちっとも話しません。 M君が主になったあかつきには、特別に母屋で暮らすことを約束してもらっていたからです。 その一方で、Jおじさんの悪口を、朝、昼、晩と叫び続けます。 そうこうしているうちに、すっかりその気になったほとんどの動物たちは、ついにJおじさんを追い出してしまいました。 http://hello.5ch.net/test/read.cgi/cafe30/1226807205/171
童話水 さて牧場が始まってから何年かが経ち動物たちの様子も変わってきました はじめのうちはありがたがっていた柵や小屋やエサにすっかり慣れてしまったのです 動物たちは以前にもまして文句を言いあまり働かなくなりました そこへやってきたのがアルバイトの君でした 君は人間と動物の両方の言葉が分かるニワトリを味方につけ動物たちに優しく語りかけます 君たちはこの牧場の主役なのにどうして黙ってあのおじさんにこき使われているんだい? もしボクが牧場主ならもっと安全な柵をこしらえるしもっと広くて暖かい小屋を建ててあげるよエサだって今よりもずっとたくさんふるまうしあのおじさんみたいに君たちをこき使ったりしないのにな なあみんなここはボクと力を合わせてあのおじさんを牧場から追い出そうじゃないか! ニワトリが伝える君の言葉にだいたい三分の一くらいの動物が賛成しました もう三分の一は出来すぎた話をかえって怪しく思いましたがそれでもおじさんへの不満の方が強くしぶしぶながら賛成しました 最後の三分の一は今までの君の行いを覚えていたので全く賛成する気にはなりませんでした 君は今までよく掃除やエサやりをサボったりこっそり牧場のお金をネコババしたりしていたのです ところがニワトリはそんなことはちっとも話しません 君が主になったあかつきには特別に母屋で暮らすことを約束してもらっていたからです その一方でおじさんの悪口を朝昼晩と叫び続けます そうこうしているうちにすっかりその気になったほとんどの動物たちはついにおじさんを追い出してしまいました
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