[過去ログ] 葉鍵コテロワイヤル (966レス)
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361: 名無しさんだよもん 04/12/28 17:58 ID:qaF8lWr3(6/6) AAS
>>360
ああ死んでたっすねその人。
彼のホムペのまとめ見ながら書いたんでミスりました。
脳内補完してください。
あと、一応
2chスレ:leaf
362: 第31話 04/12/28 18:22 ID:dGIjnrlP(2/3) AAS
突然の召還と説明で対立した二つの勢力。
ゲームに『乗った』側と『乗らない』側。
比較的新参者と古参者で別れたが、やはりいくつかの例外は存在した。
乗った側に、かのNo.007地獄車の姿が見える。
彼の信徒であり、既にゲームに乗っていたNo.013祈原@地獄車。
俗に言うじごぐるファミリーはゲームに乗ったようだ。

またどちらともつかずに個々の意思で動くものも存在した。
No.036日本酒は、荒らしコテを排除するために。
089cyanは、あいからわず私怨でつき狙う意思は崩さず。

そのどちらともつかない人たちの中でまた別の一つの勢力が完成されつつあった。
省9
363: 第31話 04/12/28 18:27 ID:dGIjnrlP(3/3) AAS
【残り87人】
364: 第32話 04/12/28 18:42 ID:6aprCDY8(1) AAS
その頃。
無人の荒地に、蠢くものがあった。

「おのれ…血糊ごときでこの俺をたばかるとはな…
しかあし…」
その狂気をはらんだ眼が宙を泳ぎ、おぞましく歪んだ口元が呪詛の言葉をつむぎだす。
「やつだけは…やつだけは許さん…許さんぞ古河秋生…
貴様だけは最上の死の苦痛を伸ばすだけ引き伸ばしてから殺してくれる…
げひゃひゃひゃひゃひゃひゃ…」

真に役者が揃ったことを宣する哄笑が、死地の大気を震わせ続けていた。

093 高槻  負傷程度:不明 装備:投げナイフ
365: 第33話 1/2 04/12/28 18:57 ID:6WbUhuVA(2/3) AAS
支給のTHBを眺めながら、積年の疑問を考えていた。
それは「なぜ枯れ葉なんて言われていたか」という問いである。
簡単に見えて、奥の深い問題だ。
「葉は落ち目」などとトートロジーを並べて悦に入るバ鍵もいるが、
それは思考停止に他ならず、知性の敗北以外なにものでもない。
「全年齢化」という現象がある。
鍵の新作において、エロゲーメーカーであるはずの鍵が、
いたる、泣きだけを追求したHシーン削除現象である。
366: 第33話 2/2 04/12/28 18:58 ID:6WbUhuVA(3/3) AAS
つまり、本来のエロゲーが何色であろうとも、鍵がエロから
高速で遠ざかっているとすれば、葉は落ち目に見えるはずなのだ。
目の前のTH2は駄作か否か?
それはOPムービーを見てみることでわかる。
全年齢化の逆方向から観察することで、テキストはよりギリギリになり、エロく見えるはずなのだ。
逆に回ってみたところ、TH2はエロかった。
よって葉は落ち目ではないと言え…

そこで彼の思考は停止した。

080黄昏の風子使い 誰かに撃たれて死亡
367: 第34話 04/12/28 20:05 ID:jBco1Bt6(1) AAS
するすると滑るように木に登り周囲をぐるりと見渡す。
一定の距離を進む度に欠かさずおこなっている警戒だ。
……いた。
白いワンピースを着た、自分よりも小さな女の子。
あたりに仲間と思しき影もない。
あれならさっきのような小細工をしなくても殺せる。
それでも大声を上げて逃げ回られでもしたら面倒だ。
どのルートでアプローチを掛けるか検討していると、右手の家から一人の男が出てきた。
男は大きく手を振った。
その途端に駆け出す少女。
省10
368: 第35話 04/12/29 01:23 ID:JCYOWVQm(1/6) AAS
春原はいまだ逃げていた、

ひたすら武器もないまま草むらを掻き分け、そして森と草むらの中間の、開けた丘のようなところに出る。
その端の方に、あぐらかいて座っていた男がいた。

春原は武器も何も持って居ない。
だが、彼を見てとりあえず止まる。彼からは殺気も何も感じられない。

「あ゛?」その男は振り向く。

その人物は、俗に「お父様」と称さねばならない男、麻枝だった。
省11
369: 第35話 04/12/29 01:23 ID:JCYOWVQm(2/6) AAS
麻枝の座っている横には棒が刺さっていた。そしてその棒には、「きのこ」と書かれている。

「何すか?これ」春原は聞いた。
麻枝:「墓のつもりだが」
春原:「こんな墓あるんすか?」
実にいい加減な造りであった。というか、ただ地面に棒さしただけ。

「正直疲れて途中でやめた」麻枝はあっさり本音を吐いた。
「了解っす」春原は説明を聞いて納得する。

でも、とりあえずやる事も無いんで、さっきの森に戻って首だけ墓の前に持って来ようという事になった。
本当ならアホ相手に殺しあわにゃならんのだろうが、いたる絵みせられたらそれだけでやる気も失せる。

とりあえずさっきのバラバラになったきのこの屍から、首だけ持つ。当然これは春原の役目だった。
省11
370: 第35話 04/12/29 01:24 ID:JCYOWVQm(3/6) AAS
きのこの所持品のPCに電源入れてみる。

どうも、バッテリーはかなり持つタイプのようで、中にはかなりソフトが圧縮された状態で入っていた。
なんか色々とフリーソフトが入っている。開発系やネットワーク系か?とも思われるソフトも多少
入っている上、さらにエロゲーや同人ソフトも入っていた。
見た目新品そうなのに、なんでこんなにソフト入れてるのかすらよく判らんが
MeltyBloodも入っていたので、なんとなくそのアイコンを押す。
メルブラが起動し、変な歌が流れだす。
麻枝:「なんやねん。」
とりあえずなんか歌の節が○のソナタのOPのようで、何かうざいのでまず飛ばす。

そして、
省15
371: 第35話 04/12/29 01:26 ID:JCYOWVQm(4/6) AAS
そしてコンピュータは今までの話全部無視してアルクェイドを対戦相手に指名。
赤い背景で、雲が流れるステージが現れ。そこで

止まった。

PCはぴたりとも動かない。
「動かないっすねえ」春原は言う。
「うん。」麻枝は動じない。
「さすがME」彼は満足そうな顔をして、CtrlキーとAltキーとDelキーを何度も叩く。

これでいい。
これで日常なのだ。
どんな非常時でも緊急時でも命の危機にあろうとバグらないMEなどMEではない。
省13
372: 第35話 04/12/29 01:26 ID:JCYOWVQm(5/6) AAS
その時。突如銃声がとどろいた。

とっさに麻枝は春原を両腕で思いっきり前に突き出し、その反動で一気に後ろに下がり、伏せの体制を取る。

「やべえ、音聞こえたか?!」麻枝は小さく叫んだ。

 しかし、狙ってきたにしては音が小さすぎるような気がした。第2撃も無い。
 「空撃ち・・・?か?」
 そういう彼の額からも汗が出ていた。
 どうもそうらしいが、安全面を見て、藪の中に姿を隠しながら動き、見つからないようにする。

そうするうちに、いたる絵とPCとヨドバシカメラのポイントカードを持った春原がPCの音を鳴らしながらやってくる。
彼は、またがたがた震えだしていた。
省5
373: 第35話 04/12/29 01:28 ID:JCYOWVQm(6/6) AAS
AA省
374: 名無しさんだよもん 04/12/29 01:37 ID:KnXAisde(1) AAS
良作age
375: 名無しさんだよもん 04/12/29 02:05 ID:LBUVbv3e(1) AAS
最強の電波がタッグを…
376: 第36話 1/3 04/12/29 04:17 ID:HQ32D+aj(1/3) AAS
冬の低い陽が森に差し込み、大小3つの影を長く伸ばす。

だんご大家族をリュックに入れてもらい、両手を繋いだ汐はご機嫌だ。
肉親が心配でないのかとは聞きにくいところだが、
肉親特有の危機意識が働いていないらしいことを、当面良い知らせと取るほかはあるまい。

右隣では汐を挟んで、舞がスティックタイプのスナックをぽりぽりとかじっている。
利き手からは一時も愛用の獲物が手放されることはない。

「…今後の行動は?」舞が目だけを向けて聞いて来る。
「まず協力者との合流。それと、古河のオッサンに依頼された通り、
この子のお母さんに当たる人を探さないとな。
もっともそのリストを見ると、旧姓のままだというあたり、どうなってるのかよく分からないが…」
省7
377: 第36話 2/3 04/12/29 04:18 ID:HQ32D+aj(2/3) AAS
「…人との衝突回避に、何つうものを使用するんだ、おまいわっ!」
「さあ、お姉ちゃんと一緒に遊びに行きましょうっ。楽しいことはこれから始まりますよっ…」 聞いちゃいない。 
「おいっ! 汐をどこにさらって行く気だ!?」  びしっと指をさしてくる。

「違わい! 俺はこの子の祖父ちゃんに当たる人からこの子を預かってだな…」
「風子ちゃん、どうやらそうらしいの…」ようやく現れてくれた野生生物の保護者。
片手にハンドヘルドPCのような機器。
ワンピース姿に楽器ケースを携えた姿を、見違うことはあり得ない。
「お疲れ様なの」 「どう致しまして」

それにしても、こいつの急接近を察知してくれてもよさそうなものだったが…と、右隣をちらりと見る。
「…?」ん?という感じで見返そうとした舞が、急激に動く。
省11
378: 第36話 3/3 04/12/29 04:20 ID:HQ32D+aj(3/3) AAS
ことみと舞は不思議そうな顔をしているが、俺には確信があった。
索敵の後方への集中を促し、その位置を視認できる場所に移動する。

十数分後―
舞がいきなり立ち上がり、空を薙いだ。
激しい金属音とともに、その周囲に無数の金属片が飛び散る。
同時に風子が飛び上がっていた。
投擲された高速で回転する物体は、そこに潜んだ者の眉間を直撃していた。

よろめきながら、なおも銃器を構えようとする敵。
しかし断じてそれを許すわけには行かなかった。

その趣向をあくまで貫き、後穴狙いで来た漢の瞼をそっと閉じさせ、合流しようとして…
省10
379: 第37話1/4 04/12/29 04:59 ID:ac3Q+Fqg(1/4) AAS
「頼む、この島から脱出するために、主催者を倒すために協力してくれないか?」
 最強の鬼である大学生、柏木耕一は目の前に現れた男にそう尋ねた。
 この島にきてから、鬼の力は使えない。
 だが、持ち前の正義感の強さは、彼をそんな事で諦めさせなかった。
 まずは共に行動する為の仲間、ゆくゆくは集団が欲しい。
 つい先ほどの教室内で、勢力が二分化(+1)した時、
目の前の男は、ゲームに乗った側にはいなかった。
 現に殺意とかは全く感じられない。
 期待しながら耕一は、話を持ちかけた。 

 戻された後、どう動こうか考えていた葉鍵信者は、
省5
380: 第37話2/3 04/12/29 04:59 ID:ac3Q+Fqg(2/4) AAS
 仮にも自分は葉鍵信者と名乗る者である。
 葉三大ゲームの主人公の一人が、目の前でこうして自分の協力を求めてきてくれている。
 彼は狂喜乱舞した……と普通の人ならなる所がやはり違った。
「ごめん、俺、葉鍵信者って名乗ってるだけだから」
 と答えようかと彼は思ったが、鬼の力は使えないとはいえ耕一ほどの人物なら、
殺されさえしなければハカロワのようにキャラやコテの人望を集めて中心人物に立てるはずである。
 早い内に恩を売っとけば、後々役に立つ存在だろう。
 ついていって損はない、と彼は踏んだ。

 目の前の男は、話を聞きながらもうまい棒を食っていた。
省11
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