[過去ログ] 日蓮って ver.29 (720レス)
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200(2): 2014/08/30(土)11:51 ID:xh9wPhWS(1) AAS
>>198
>安楽行品の説く修法は法華経以外の一般の大乗経典のスタイルです。
>後半は無理に法華経節になっているのが惜しまれます。
前半は、どんな人にもわかりやすい道徳的な教えですが、後半は法華経
を讃嘆する、難解な文章になっていますね。
>法華経教団は先々の迫害もむろん懸念したでしょうが、法師品などを
>みると既に当時から世間の評判は悪かったようです。
如来寿量品第十六で、「釈迦が常住不滅の仏」としたのが、不人気の元
となったのではないでしょうか?小乗経にも書いてないし、最初の大乗
仏教典である般若経(南インドで創作)にもありませんでした。全く新
省10
201: 2014/08/30(土)21:26 ID:bQUJVYpZ(1/3) AAS
おそらく本来の法華経としての部分と、それに付随する文章がいつのまにか
法華経として一くくりになったものと思われる。
この時代にはいろんな経や論が出て、さまざまな教団が一つの経にするか、
あるいは他の経にくっつけてしまうかなどと、いろんな編集の推敲がなさ
れたのではないだろうか?
202: 2014/08/30(土)21:34 ID:bQUJVYpZ(2/3) AAS
ま、結局のところ日蓮ってやつがとりあえず当時大きな宗教
勢力だった天台宗で読まれてる経典を看板に掲げて、さらに
いろんな宗派の教義をパクリながら民衆をたぶらかし、さら
に幕府までたぶらかそうとしただけだろ。だから法華経の内
容でも自分に都合悪いとこはスルーするし、涅槃経からの引
用も多いんだろ。
203: 2014/08/30(土)21:52 ID:bQUJVYpZ(3/3) AAS
なんか最初と最後の部分が無くなってるのも法華経じゃなかったか?
あれ編集過程で都合悪くなって消したとかだったおもろいな。
あるいは「ここまでは前置きでそのすばらしいとこの経で称えてた
ないようは○○経です。○○経へ続く!」みたいな内容で、法華教
団が都合悪くて消したとしてもおもしろいな。まぁ後世の人々には
はななだ迷惑だが。翻訳版が複数種あったことも興味深い。
204(2): 2014/08/31(日)09:03 ID:SA8gMEV3(1) AAS
>>200
198です。あなたの着眼に共感します。私は歴史学的な興味を法華経に持っています。その奇妙な特徴の理由を知りたいからです。
法華経がガンダーラで制作されたという説は知りませんでしたが、興味深く思います。できればソースをご教示お願いできますか。
というのは、それは私の推測に合致するからです。その時代に同地に侵入した遊牧民とはサカ族(=スキタイ族)のことでしょう。
私は法華経の発生にこのサカ族の侵入が深く関わり、同族のクシャーナ王朝が法華経の形成と伝播に関わったと推測しています。
サカ族は固有の文化に乏しかった。そこで先住民の宗教文化を仏教の外皮の法華経に編入しつつ征服していったのではないか。
法華経に感じる、異教的なところはそうした背景がありそうです。私見では法華経は大雑把にいえば三層構造をなしています。
まず表層が現在の法華経、その下の中層に法華経に編入される以前の教説・説話、最下層に歴史的事実としての事件や人物です。
私にはそういう視点で読んでこそ興味深い。むろん経典の読み方としては邪道といいますか、あくまで傍流と自覚しておりますが。
205(1): 2014/08/31(日)10:22 ID:rFpqeK7D(1) AAS
>>204
>法華経がガンダーラで制作されたという説は知りませんでしたが、興味
深く思います。できればソースをご教示お願いできますか。
ソースは本です。図書館で読んだ「ブッダ―大いなる旅路〈3〉救いの思想
・大乗仏教 (NHKスペシャル) 」です。
この本は、3年ほど前、NHKスペシャルで「仏像の誕生」という放送があり、
それをもとにしていると思います。私が読んだのは2年ほど前ですが、図書
館にあると思います。
インド北部から侵入した民族が、どんな民族か知りませんでしたが、サカ族
(=スキタイ族)でしたか?。
省2
206(1): 2014/08/31(日)10:38 ID:o4euN0Zr(1) AAS
創価学会が本尊に向かって何時間も唱える「南無妙法蓮華経」の「南無」という言葉は、「頼りにします」「すべて任せます」という意味で、
南無阿弥陀仏なら阿弥陀仏という仏に頼るからまだいいが、南無妙法蓮華経では蓮華経という経典に頼んでいるのだから、何の意味もないのである。
蓮華経の教えに帰依しますという自分の中に内在する仏性への意志表明というのが彼らの理屈だが、これは実質自分以外何も信じていない自分信仰のようなものであり、だからこそのこの有様である
207(2): 2014/08/31(日)11:54 ID:87JovFEj(1) AAS
>>200
>>204
横レス失礼しますね。
法華経物語をよく読んでくれるお方ならば、方便品偈文の件を御覧くださいませ。
爾前の教えが方便であるかの趣旨の語りになっているにもかかわらず、ここではもう筆者の目線上に、仏像、仏画、仏塔
などとを示唆するものがあることの矛盾を感じられるのではないでしょうか?
ここでの語りは方便品であり、釈迦が滅後を予言された話ではないのですね。
私見ながら、ガンダーラ仏教の美術が盛んに行われた期間、またはその以降にこの物語が作られた可能性は大にあると思われますね。
もし文上から私の見解が間違いがあるようでしたらご指摘くださいませ。
釈迦が爾前で教えていた頃すでに信者達の中で愚像崇拝をしてたという話があれば面白いのですが。
省1
208: 2014/08/31(日)12:05 ID:lhUOXYZv(1) AAS
>>206
>「南無妙法蓮華経」の「南無」という言葉は、「頼りにします」「すべて任せます」という意味で
いやいやいや。
現代ヒンディー語の「ナマステ(namaste) あなたを敬います」と一緒だ。
感嘆形なので「敬います!」程度が原義。
209: 2014/09/01(月)07:34 ID:X6kAh8qh(1/2) AAS
>>205
204です。ご教示ありがとうございます。その本は読んでいませんので、目を通させていただきます。
古来、色んな民族が次々に西北インドに侵入してきたようですから、時期によって征服民と先住民が変わります。
しかも遊牧民なので侵入されたほうも消息が何となく曖昧です。また農耕民はそのままだったかもしれません。
サカ族が侵入したのは紀元前ですが、別の王朝に征服された後、紀元後にまた別のサカ族の王朝が成立します。
サカ族の後のクシャーナ朝で仏教文化は栄えましたが、私見では法華経はそういう安定期前ではと思っています。
中村元博士は、クシャーナ朝の有名なカニシカ王の次のヴァ−スデーヴァ治世に法華経ができたと考証されています。
210(1): 2014/09/01(月)07:58 ID:X6kAh8qh(2/2) AAS
>>207
たしかに方便品では、像や画や塔を供養する功徳を賛美する記述があります。しかもかなり高価な宝物のようです。
ちょっと「最後は金目でしょ」みたいな印象もありますねw
ガンダーラ美術は紀元前から始まって、最盛期がクシャーナ朝ですから、推定される法華経の成立時期を完全にカバーしています。
したがってご見解の通りです。ところで、上の209に書いたように中村元博士はそれがヴァ-スデーヴァ朝だっと推定されています。
その理由のひとつは、この時期多くの仏塔(ストゥーパ)が建てられ、法華経に仏塔崇拝が極めて強いことを挙げられています。
むろん、これは現在のような形での法華経が最終的に成立した時期という意味です。
しかし法華経は仏塔崇拝もさることながら、次第に自画自賛の経典崇拝がトーンを高めているようにも思うのですが、どう思われますか?
211(3): 2014/09/01(月)18:06 ID:2inJnOWW(1) AAS
法華経方便品ではその仏塔を容認しつつ、分別功徳品では否定するかのような語りですね。
その方便品での仏像、仏画、仏塔を作る者は「仏道を成就してる」とだけ述べているだけであって、
この者達を例に出して三乗と一仏乗を説こうとしてますね。
所謂、法華経が作成される爾前に、このような者達が存在してたということになってしまわれるわけです。
例えば、
菩提樹の下で釈迦が覚りを得た時期から、この法華経が説かれるまでの数年間で“仏像、仏画、仏塔を作る者”がおられたということですね。
これは大集経での像法でいうところ、多造塔寺堅固の枠内に入った説明を混同したもの思われてしまいます。
ここ法華経の段階では、多造塔寺堅固というものを濁らすよな余計な話を取り入れた筆者は、釈迦に成りきれずに、
この法華経物語を完璧に作ることができていなかったと思いましたね。(本人も難信難解)
上レスでも少し触れたのですが、これを予言的な説法で展開されていればよかったとは思うのですが、
省12
212: 2014/09/01(月)19:30 ID:nf6kBv3b(1/2) AAS
>>211
ニチレン教が互いに争い周囲にも迷惑を及ぼすのは
「ニチレン・サイクル」と異名のある無反省な二項対立志向
これが原因だろ(笑)
何の不可思議もない
ニチレンが迷盲な人々に勘違いされ、崇められるのは
先哲から我田引水している部分をニチレン本人の主張に
迷人(ニチレン教信者)が勘違いしているからだ
創価員が池田の著作とされる本の中の文に
引用される他者の思想提言を池田のものと
省1
213: 2014/09/01(月)20:41 ID:nf6kBv3b(2/2) AAS
ニチレン教の頑迷さの現れの例
初転法輪之(の)道場と銘打ったところで、一体何が行われているのか
あろうことか、水風呂に漬かったり木の棒を狂乱して
振り回して居るのだ
この様である、棒を振り廻すのが転法輪か?
たけし軍団、ダチョウ倶楽部に弟子入りした
ほうがお似合いであろう。
214(2): 2014/09/01(月)23:43 ID:TUKTzmm2(1) AAS
>>210 >>211
>たしかに方便品では、像や画や塔を供養する功徳を賛美する記述がありま
す。
>その方便品での仏像、仏画、仏塔を作る者は「仏道を成就してる」とだけ
述べているだけであって、
方便品を見ましたが、そのような記述はないですね。もし、あるのでしたら
経文の引用をお願いします。
215(3): 大乗非仏説 2014/09/02(火)00:05 ID:b/DSCt8n(1) AAS
>>214
このあたりじゃないでしょうか?
若於曠野中 積土成仏廟
乃至童子戲 聚沙為仏塔
如是諸人等 皆已成仏道
若人為仏故 建立諸形像
刻彫成衆相 皆已成仏道
或以七宝成 鍮鉐赤白銅
白鑞及鉛錫 鉄木及与泥
或以膠漆布 厳飾作仏像
省7
216(1): 2014/09/02(火)07:45 ID:66h7bIf9(1) AAS
>>211
たしかに分別功徳品では方便品で散々持ち上げた仏塔や仏像の功徳を寿量品の教説を聞くことに比べれば取るに足りないと貶していますね。
しかしまあ経典全体として見た場合、教主釈尊の常住不滅を説いた寿量品がキーでしょうね。これさえ押さえれば、あとは何でも言い放題です。
仏像はギリシア彫刻の影響でガンダーラで盛んに造られたのが発祥といわれています。200さんの法華経ガンダーラ発祥説と一致します。
また法華経で、美しいもの、尊いものを表現するのに、換金性の高い金銀や宝玉などをもって繰り返し強調されるのは商人文化的です。
法華経ほどではないにしても、般若経典なども後期のものは、同じ傾向があります。クシャーナ王朝の東西交易で栄えた商人文化の影響でしょう。
そうはいっても法華経が含む教説や説話の淵源はさらに古層にまでさかのぼるものとは思いますけど。
>>215
ソコですね。
217(1): 2014/09/02(火)08:58 ID:ock4odyA(1/2) AAS
>>216
時間がなく詳しいレスができないのですが、
法華経での“常住不滅”を説いたはずなのに、涅槃経でどれだけ悲しんだ人達がおられたのか?ということも考えてみれば、この寿量品の話はなんだったんでしょうね。
(この寿量品だけは釈迦が亡くなる寸前の説法にすればよかったのに) と思いましたです。←これも私ごとではありますがw
>>215
手抜きしたような私のレスでしたが、該当箇所の提示してくれまして
有難うございます。確かにそのあたりであります。
サンスクリットから訳された岩本氏も殆ど似たように訳されてますね。
218(2): 2014/09/02(火)20:26 ID:XyN3V39Z(1) AAS
>>215
経文を教えていただき、ありがとうございます。方便品第二は、知っていた
よりかなり長いんですね。私が知っていたのは、前半だけでした。
>>207
>私見ながら、ガンダーラ仏教の美術が盛んに行われた期間、またはその
以降にこの物語が作られた可能性は大にあると思われますね。
その通りだと思います。釈迦が亡くなってから、遺骨は分けられてストゥー
パに埋葬されました。釈迦滅後500年間、インドは平和な時期が続き、釈迦
は、「農業の神様」としてあがめられ、人々はストゥーパで祈りを捧げてい
ました。ところが、紀元前後に北方遊牧民族が侵入し、ガンダーラを中心に
省15
219(1): 2014/09/02(火)23:53 ID:ock4odyA(2/2) AAS
>>218
レス有難うございます。
>おそらく、法華経の制作者たちは、釈迦像の前で瞑想をし、直接、釈迦から
>説法を聞いているつもりで、法華経を制作していったのではないか、と思い
>ます。
まぁ、そういうこともあろうかとも推測はできますね。
ただ、この法華経文中に
@『受持・読誦・書写・この経・一偈・一句』
の単語が随所にでてきてます所に、この作者はとんでもないミスをされているかと思いますね。
作成された時期云々よりも、釈迦がこのようなこと(@)を言ったとなりますと、釈迦が執筆者ということになります。
省7
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