[過去ログ] 日蓮って ver.29 (720レス)
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664(1): 2014/09/23(火)07:55 ID:AERRg5FQ(2/2) AAS
663の続き
ところで余計なことを言えば、私はこの竜女の説話は法華経普及団(サカ族?)か、それ以前の侵入民族の首領による竜王部族の制服、およびそれに伴う竜女の処女喪失の物語を象意するものと解釈しています。
つまり竜女が釈尊に向かって差し出した珠とは処女性および被征服部族の財貨であって、釈尊に擬せられているのは侵入した異民族の首領だと思います。この釈尊の擬制は法華経では多く見られます。
女性器の消失と男性器の出現およびシャーリプトラと大勢がその事実を見て証言するという、どうかと思われるくだりはこの性的征服を隠蔽するために、故意に竜女が男性であると強調したものと解釈します。
もちろんこれはあくまで伝承文学としての見方による私見ですから、信仰としての教義解釈とはまったく別次元の問題です。初めに「余計なこと」と断った所以です。
665: 2014/09/23(火)10:19 ID:jnJ5Scog(1) AAS
>>663
>すると聖樹-如意樹(夜叉)信仰が仏教に編入され、やがて塔や宝珠の信仰に形態を変えていったと考えられます。
原語がそもそも違うだろうがw
単なる妄想の陳列はやめてもらいたい。
666(2): スチールカン 2014/09/23(火)21:19 ID:E4B5Yc7P(1/4) AAS
>>662山椒島さん
「宝物を貰ったり、与えたり」と共に養うことが一番の価値なのでしょうかね。
糞僧衣を身に纏った釈迦には、どんな高級ブランド品も似合わないようにも思いますし、
法華経内容なんていうのは、いかにも凡人が憧れる「いい車、いい住まい、いい服に、高価なアクセサリー」と欲望をも抱かせるような話なようで。
法華経での釈迦の説法には、どうもそんなに偉大の心の持ち主では無いような気がしますね。・・・例え話がよくないです。
あれが相手の機根に合わせた霊山の説法ならば、ここに集まる者への「菩薩を教える法」ではなく、欲に貪る性格の人に余計な新たな欲を抱かせるものかと。
相対に蓮華を見ればとても綺麗な花なのに、これ以上に飾り勝るものなどないと思いますし、糞僧衣釈迦の背景には余計な宝物など不要にも思いますね。
『普賢、若し如来の滅後後の五百歳に、若し人あって法華経を受持し読誦せん者を見ては、是の念を作すべし。
此の人は久しからずして当に道場に詣して諸の摩衆を破し、阿耨多羅三藐三菩提を得、法輪を転じ法鼓を
撃ち法螺を吹き法雨を雨らすべし。当に天人大衆の中の師子法座の上に坐すべし。普賢、若し後の世に於て
省4
667(1): スチールカン 2014/09/23(火)21:20 ID:E4B5Yc7P(2/4) AAS
↑の罰なんていうのは、歳をとれば誰でも該当するものですよね。
法華経全文を読んでも、経の差別は明らかにありますし、それによっての人間差別もにわかに示唆されているのですね。
蓮華は綺麗に見られることで慢心にはならないだろうと思います。と蓮華だけに限った話ではありませんが。
あっ、それと“8歳の娘の成仏”に関しては、女人成仏というよりも上レスで誰かさんが「幼女成仏」みたいなことを言ってたと思いましたが、
(なるほどそんな解釈もできる!)と思いましたねw
また、竜といったら蛇の大きいのでしょうけど、海蛇なわけですよね。そんで蛇は雌雄の外見では区別が結構難しいとか?
雌に思えてた竜は半陰茎の雄であった!というオチも有りかと。w
668(2): 大乗非仏説 2014/09/23(火)21:58 ID:xih5hu+9(1) AAS
>>663
全文をしらべていないのでわかりませんが、
サンスクリット原典(岩波文庫)では「宝珠」となっていますね。
ですから必ずしもおっしゃっているのとは違うように思います。
669: スチールカン 2014/09/23(火)22:18 ID:E4B5Yc7P(3/4) AAS
>>664さん
法華経提婆達多品では、
『女身は垢穢にして是れ法器に非ず』 と、舎利弗が言ってはいるものの、チンチンの事だとはここでは不明ですね。サンスクリットからの解釈にしても、「性器とか男根」とはされてても
、その「器、根」とはなんであるか?ってことは説明されてなくて、想像に生殖器と考えてしまうのは早いのでは?と私は思っています。
この龍女エピソード以前から、この法華経内容には「比丘尼、優婆夷」がいるわけでして、もう成仏になる権限があっての集まりがこの物語だろうと思いました。
そこで、
『龍女の忽然の間に変じて男子となって』と、女身が男身に変じたとされる、この箇所も確かではありますが、
神通力で、その皆が見た龍女の成仏は南方無垢の世界の場面なのでしょうから、『霊鷲山に詣でて虚空に住在』にて成仏したのかは、ここでは分かりませんですね。
まぁ、一般的には生殖器の変化と解釈されていますので、私がとやかく言うことではないのですがね。
670: スチールカン 2014/09/23(火)22:32 ID:E4B5Yc7P(4/4) AAS
って言いいますか、その〜現実的にまた生物学的にも、雌から雄の変わるということは有り得ないものですし、
法華経での多くの例え話の龍女の変化の教訓はなんであるかってことなのでしょう。
「男も女も平等だ!」って、とりあえず御都合的にも書いて置たかったのでしょうと思います。
671(1): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2014/09/23(火)23:52 ID:0bGAKT1Q(1) AAS
>>663 さん
中国でも日本でも、写経や編纂の過程で様々な異本が生まれたのだろうと思います。
今回、少し検索しただけでもそれらの比較対照作業があちこちで行われており、その差異も
結構な量があるようでした。「宝樹」はそれら数ある中のほんの1つに過ぎないのでしょうね。
民間伝承や当時の風俗などとの関わりを考えるなら、やはり梵本と、ということになりますか。
>>666 スチールカン さん
いつでしたか、曹洞宗かどこかの宗派が、その辺の記述に関して声明を出した記憶があります。
特に癩病について、現代に至るまで長年に渡って社会に与えた影響などに言及していました。
一方で、今も「地獄に堕ちろ」だの「冥罰を恐れろ」だのと恫喝して回り、敵対者が亡くなれば
いちいちあげつらって嘲笑を浴びせ倒す人達もそこかしこにいますね。呵責だ何だと言いながら。
省1
672: 2014/09/24(水)00:04 ID:b6zNuFiD(1) AAS
>>668
大乗非仏説さん
漢字の単語ではなく翻訳文ですが、法華経の日本語訳は書籍によって皆異なるといっても差し支えありません。
「宝珠」か「宝樹」かはインド仏教の法華経及び他の経典、中国仏教の法華経及び他の経典、日本の経典と
幅広く見るともっと面白いかもしれませんね。
インド方面の仏教経典として成立した法華経ですら、元はひとつだったのかは研究の余地があるかもしれませんね。
法華経自体が徐々に成立したのは間違いなさそうです。
673(1): 2014/09/24(水)06:56 ID:rmnUrAXj(1/3) AAS
>>668
私は法華経が宝珠でなく宝樹だなどとは一言も言っていませんよ。
だから、初めの一行で、日蓮引用の最澄の法華秀句に見える「宝樹」が「誤字でしょう」と言いました。
「おっしゃる意味」とは、663がどういう意味だと受け取られましたか?
あなたを論難するつもりではなく、私の書き方に誤解を招く要素があれば、今後の参考にしたいので。
674(1): 大乗非仏説 2014/09/24(水)07:28 ID:68OQk9th(1) AAS
>>673
私のはやとちりだったようです。
申し訳ありませんでした。
675: 2014/09/24(水)07:32 ID:rmnUrAXj(2/3) AAS
>>674
迅速なレス恐縮です。短い文章で書くとどうしても意を尽くせないところがありますから私も注意します。
676(1): 2014/09/24(水)07:59 ID:rmnUrAXj(3/3) AAS
>>666>>667
同意です。素直に読むと、疑問が次々と出てきます。教義的説明はされていますが、到底納得いきません。
そこからまた別の興味が生じてきます。いったい誰がどういう事情でどういう目的でこれを作成したのか、と。
そういう観点でいろいろ考えてみると、まったく異相の物語が現前してきて面白いと思います。
また経文や文献だけでなく当時の美術や建築も参考になります。
673でふれたヤクシニー像などは大乗時代ではグラマラスでセクシーな半裸の女性像として描かれています。
ギリシア彫刻の理想的な肉体美とちがって明らかにセックスシンボル化しています。
先に話題なった如意宝珠の梵名はチンター・マニと言いましたが、これを名乗る王族御用達の遊女もいたようです。
法華経の時代はこのような時代でもあったのです。
677(1): スチールカン 2014/09/24(水)19:53 ID:SkJmZqFU(1/2) AAS
AA省
678(1): スチールカン 2014/09/24(水)20:35 ID:SkJmZqFU(2/2) AAS
>>676さん
八歳龍女がまず仏三十二相をすべて具えるには「陰蔵相」が必然なわけでしょうね。
もし、女人でも成仏できるとするならば、この陰蔵相という例えを除かなくてはなりませんね。
しかし、この提婆達多品ではしっかりと“三十二相”の具えた龍女が描かれていますね。
成仏する前に「成男」があっての三十二相なのであるか、はたまた元々から男であったかということが疑問でありますね。
まさかとは思いますが、二個の一つを分与えるたチンタマでもないでしょうしね。
“宝樹”に関しては、これも読み手によって替えるのも可能でしょうが、
中国漢文大蔵経での法華経でも“宝珠”となっておりますので、少数派が用いる「宝樹」なのでしょうと思われました。
>これを名乗る王族御用達の遊女もいたようです
あっ〜そうなんですか。
省2
679(1): 2014/09/25(木)07:15 ID:hmLW5RAL(1/2) AAS
>>678
相変わらず諧謔が冴えわたっていますねw
ガンダーラは当時、シルクロードの東西貿易で沸き立ち、さながら古代インドのバブル時代だったということです。
商人は織物や香辛料を輸出し、金銀宝石が流入した。富裕になった彼らは仏塔を建立し、仏像や神像を作成させた。
信仰心だけでなく地位や名誉を示す面もあった。美術品は礼拝対象としてだけでなく財宝としても尊重されたに違いない。
つまり私が言うのは、スチールカンさんが666でいうような法華経の特色は、そういう時代性の反映ではないかと。
経文といえども時代の刻印を帯びるということでしょう。
680(2): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2014/09/25(木)19:52 ID:jycxxRoz(1/2) AAS
>>677 スチールカン さん
>>270でも少し書きましたが、皆さん揃って地獄堕ちですから、そちらの方が良いかもですよ(笑
日蓮が言うには「(末法始めの500年中の)広宣流布が成らなければ釈迦多宝も堕地獄」ですし、
当然ながら地涌千界も地獄。歴史上の人物も皆地獄。現在の偉人達ももちろん地獄ですね。
で、御仏まします所は即寂光土だそうですから、いずれにしても心・配・御無用(某大河風)です(笑
そういえば、織田信長が表向きだか名義だけだか法華宗でしたね。
だからか知りませんが、本能寺の変の際、西山本門寺に首が飛んできたという伝承がありました。
切腹して焼けたのに首というのも変な話ですが、大石寺じゃなかったのですねえ。
681(1): 2014/09/25(木)20:53 ID:wexmtMU5(1/2) AAS
>>680
>織田信長が表向きだか名義だけだか法華宗
これは違いますね。信長の家来に法華宗徒がいる、ということです。
信長は日本の「神」になりたかったわけですから。
なお、本能寺は法華宗の寺です。
682(3): 2014/09/25(木)21:35 ID:hmLW5RAL(2/2) AAS
本スレは日蓮スレなので、あまり法華経の細部にこだわるのは気が引けるのですが、お詳しい方が多いので質問させてください。
このところ話題になった竜女の件ですが、一般的な法華経解釈として竜女が悟りを得たのは以下のどれとされているのでしょうか。
1.竜女は文殊が海底で法華経を説いていたときかどうかは別にして、この場で釈尊と会見する前に既に悟りを得ていた。
2.竜女は悟りを得る資質は元々備えていたが、この場で釈尊と会見したときに初めて悟りを得た。
3.竜女は釈尊と会見し宝珠を釈尊に供養した直後、シャーリプトラの疑惑に応えて「変成男子」したときに初めて悟りを得た。
成仏と言う言葉は多義的なので「悟りを得た」と書きました。
683(1): スチールカン 2014/09/25(木)21:43 ID:lBUwULeV(1) AAS
>>679さん
法華経を『商人の主を得たるが如く』と藥王菩薩本事品でも述べられている例えからしても、いかに商業の発展した時代にそったような物語だと感じはしますね。
>>680山椒島さん
結局、誰しもが地獄に堕ちるという要素を持っているとのことのようですね。
蘭丸といえば鶴丸家紋だったようで、その信長の首を蘭丸の魂が運んでもきたのでしょうかw
冗談はさておき、切腹したという織田信長の遺体は無かったということになっていたと思いますが、
その切腹さえも確証のない話かと思ってはいましたね。
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