[過去ログ] 【デュオで】アイドルマスターで百合 その3【トリオで】 (950レス)
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455: 律子×伊織×千早 2007/02/22(木)11:10 ID:quJb/5uc(3/5) AAS
「プロデューサー。」
「うわっ!?」
突然後ろから声がして驚いて振り向いた。そこにはマネージャーが立っていた。
「ああ、マネージャーか。びっくりした。どうしたんだ?律子と伊織はもう送り届けたんだよな?」
「はい。事務所に戻りまして、小鳥さんがプロデューサーの携帯に繋がらないとおっしゃっていたので、如月さんが一緒なので掛けてみてはと申し上げたのですが、彼女の方も繋がらなかったので私が参った次第です。」
「わざわざ来るって事は急用なのかな?」
「ええ、高木社長がお話をしたいそうなので、先に携帯でご連絡を入れて頂くのが良いかと。」
マネージャーは静かにそう言った。
「おっかしいな、充電もちゃんとしてたんだけど・・・。あれ?電源が入らない!?」
「もしかして故障ですかね?私のを使って下さい。」
省18
456: 律子×伊織×千早 2007/02/22(木)11:11 ID:quJb/5uc(4/5) AAS
「・・・。」
千早はそういわれて、レッスン場の中を見た。そこには、電話なのにぺこぺこ頭を下げているプロデューサーの姿が見えた。
「何か不味い事でもあったんでしょうか?」
「さあ?高木社長からの緊急呼び出しとしか私は分かりませんから。あの様子を見ると良い話では無さそうですよね。」
千早に聞かれて、マネージャーもレッスン場の中に居るプロデューサーの様子を見ながら答えた。
「あの・・・。」
「はい?」
「お二人は今日元気でしたか?」
「秋月さんはかなり元気なご様子でしたね、水瀬さんは変にぎこちない感じでした。」
気不味そうに聞く千早に、マネージャーは淡々と答える。
省16
457: 律子×伊織×千早 2007/02/22(木)11:28 ID:quJb/5uc(5/5) AAS
続きです。

いつも通りに戻りつつある律子。
話す事を決めて、気が気ではない伊織。
プロデューサーと千早、そしてマネージャー。

>>452様 色々な見方をして頂けると嬉しいです。
ご期待に沿えるようにへたれなりに頑張ります。

マネージャーは千早に・・・
そして、ついに伊織が律子に・・・
【続く】
458: 452 2007/02/24(土)13:30 ID:LUZK5Ych(1) AAS
お気になさらず。
一読者には見守る事しか
出来ませんので。

一途でストイックな性格ゆえ、
ともすれば周りが見えなくなりがちなんですよね、千早は。

そんな彼女の性格をよく知る
プロデューサーならではのアドバイスは、
事の本質の把握、あるいは
その事柄に対する洞察がよく出来ているな、
と思わせる部分ですね。
省11
459
(1): いんとろだくしょん 2007/02/26(月)00:33 ID:ff5gzvSh(1) AAS
「ゴホン・・・仕事の様子はどうかね?」
「はぁい♪お父様!絶好調ですわよ!にひひっ♪」

水瀬家の朝食は、白い大きなテーブルを父子ではさんでのものだ。
食材も高級なものが吟味されており、ことにオレンジジュースは、伊織のお気に入りであった。

「そうか・・・」
愛娘の愛くるしい笑顔を眺めながら、父親が相槌をうつ
「私は今日も遅くなる。だが仕事が終わったら、大切な話があるから
休まずに起きているように。新藤に迎えにいかせる」
「はぁい♪」
(なにかしら・・・不吉な予感がするわね)
省12
460: 律子×伊織×千早 2007/02/26(月)22:02 ID:LnVReOBX(1/4) AAS
「さあ、如月さん忘れ物は無いですか?」
「あっ、はい。」
「では、車まで移動しましょう。」
「はいっ。」
マネージャーは千早の返事を聞いてから、先に千早を促して自分は後ろから歩き始めた。
(何か・・・変な感じ・・・。)
千早は、今まで誰かの後についていく事はあっても自分が前に歩いた事が殆ど無かったのもあって違和感でぎこちなく歩いていた。
「どうぞ。」
「あっ・・・すいません。ありがとうございます。」
自然と後部座席のドアを開けられたので、思わずそう言いながら乗り込んだ。
省19
461: 律子×伊織×千早 2007/02/26(月)22:03 ID:LnVReOBX(2/4) AAS
「今夜が水瀬さんや秋月さん・・・そして、これから行く気があるのなら如月さん、貴方にとっても正念場になると思うんです。貴方は本当に、このままで良いんですか?」
「そ、それは・・・。」
(良くなんかない・・・だけど・・・。)
千早は俯いたまま内心で葛藤していた。
「私は同じ人として、女として、そして何より若い貴方に後悔して欲しくないんです。」
「マネージャーさん・・・。」
千早は顔を上げて思わずマネージャーの方を見た。
「私にも如月さんたちと同じ年に深く悩んだ事がありました。私はそこで諦める道を取りました。その時はそれで良いと自分に言い聞かせました。でも、それは間違いだった。今でもその事を後悔しています・・・。」
(マネージャーさん・・・。)
千早が良くマネージャーを見ていると、小刻みに肩が震えているのが分かった。
省7
462: 律子×伊織×千早 2007/02/26(月)22:03 ID:LnVReOBX(3/4) AAS
マンションに戻ってきてからも少し変な様子の伊織だったが、一緒に夕飯を食べ始める頃にはいつものように戻っていた。
忙しいスケジュールの中で久しぶりにゆっくりと二人で食べれる夕食に二人の会話も自然と弾んでいた。
楽しい時間はあっという間に流れて・・・
伊織はオレンジジュース、律子はカフェオレを飲みながらのんびりと適当にセットしたCDを聞いていた。
コントローラーをおもむろに取って、伊織はコンポのスイッチを切った。
「ん?一緒にシャワー浴びる?」
目を閉じながら聞いていた律子は消されたのに気がついて薄く目を開けて、いつものあの妖しげな瞳で聞いた。
(うっ・・・危ない危ない・・・。)
思わずその雰囲気に飲まれそうになった伊織は内心で首を振っていた。
「あのね、律子。大事な話があるの。」
省21
463: 律子×伊織×千早 2007/02/26(月)22:10 ID:LnVReOBX(4/4) AAS
続きです。
千早はマネージャーの言葉に意を決した。
そして、ついに伊織が律子に真実を語り始めた。

>>452様(458) ご意見を頂けるだけでも書き手としてありがたいです。

>>459様 一読み手として始まりを期待しております。

伊織は真実を語り律子に詰め寄る。
そして千早は・・・
【続く】
464
(1): 2007/02/27(火)06:20 ID:oVf0o24h(1) AAS
ついに伊織vs律子キター

そして千早も…

非常に続きが気になりますよ(`・ω・´)
465: 律子×伊織×千早 2007/02/28(水)17:41 ID:mkG4mqyk(1/4) AAS
「最初に偶然だったけど、律子と千早がしてるとこ見ちゃったの・・・。いつも下げない頭を下げてまで千早に謝ったのに・・・.
悔しくて、悔しくて。それに律子を取られたくなくて引き離す意味も込めてアタシの虜にしてやったの!」
伊織は話している途中から涙ぐんでいた。ただ、その口調は強く激しくなっていっていた。
「そして、律子にはばれないように関係を続けた。千早はああいう子だからアタシとの関係を律子に言える訳も無い。それも分かってた・・・。」
そこまで言うと一旦伊織は黙った。
(知らなかった・・・わからなかった・・・。)
律子は何も言えずにそのまま、難しい顔をして伊織の事を黙ってみていた。
「そして、アタシと千早の関係も偶然マネージャーに知られる事になった。
律子やアイツに言われる前に何とかしようと思って協力者になって貰った。」
「嘘っ!?マネージャーも!?」
省9
466: 律子×伊織×千早 2007/02/28(水)17:43 ID:mkG4mqyk(2/4) AAS
「そう、私は自分勝手なのよ。貴方を最初にバスルームで押し倒した時からずっと・・・今も・・・きっとこれからも・・・。でも伊織、何でそんなに千早の肩を持つの?私と一緒に戻れるのなら問題ないでしょ?」
律子は顔を上げながら冷静な顔つきになって言った後、伊織に聞き返した。
「・・・そりゃあ、律子との関係に戻れるのは正直嬉しい。でもね、アタシ千早に情が移っちゃったのよ。今のままじゃ余りにも可哀想だし・・・。それにかく言う律子だってどうとも思ってないならキスなんてしないはずでしょ。
千早の話じゃ最後の最後まで体は重ねてもキスだけはさせてくれなかったって聞いたわよ。」
「・・・。」
(伊織はそこまで千早の心に入り込んだのね・・・。)
律子は黙ったまま、伊織とここには居ない千早の姿をダブらせて見ていた。
「じゃあ、伊織。貴方はどうしたいの?」
「えっ!?」
不意に聞かれて伊織は驚いた後、困った表情になる。
省10
467: 律子×伊織×千早 2007/02/28(水)17:46 ID:mkG4mqyk(3/4) AAS
「「最初は材料のある水瀬さんが有利に話を進められるでしょうけれど、必ずそれを秋月さんの方がひっくり返す時が来ます。
そうなってしまったら、水瀬さんに勝ち目はありません。言い方は良くないですが、水瀬さんが心の中で不満に思っていても、秋月さんに丸め込まれて終わりになってしまうでしょう。」」
「「私は・・・どうすれば良いんでしょう?」」
「「本当に水瀬さんが駄目だと貴方が判断した時に割って入ると良いでしょう。水瀬さん一人でも、貴方一人でも秋月さんには適わないと私は思っています。でも二人なら何とかなると思います。少なくとも今なら・・・。」」
「「そうですね・・・一人ではどうしようもなかったですから・・・。」」
「「良いですか、タイミングを逃してはいけません。早くても遅くても駄目です。秋月さんは強い方ですが、その反面とても寂しがり屋の面を持っています。強硬手段だけではなく、心に訴える事をすると良いと思いますよ。」」
「「はい。でも、何でマネージャーさんは行かないんですか?」」
「「前にも言った筈です。私は水瀬さんと秋月さんのマネージャーです。お二人の前に出たら妥当な所で手打ちをしてしまうでしょうから。私も融通が利きそうで利かない人間だから。っと、私の事はどうでも良いですね。
如月さん、くれぐれも後悔の無いように。頑張って下さいね。」」
「「ありがとうございます。」」
省3
468: 律子×伊織×千早 2007/02/28(水)17:53 ID:mkG4mqyk(4/4) AAS
「無理・・・。どっちか選ぶなんてアタシには無理よ・・・。律子だって千早の事好きなんでしょ?アタシとは違った意味で。じゃなかったら、許さなかったキスなんてしないでしょ?」
伊織は律子に訴えかけるように言う。
「そうね・・・そうかもしれない。でも割り切らないと駄目なの。千早の事をなじるなら幾らでも聞くし謝るわ。でも、もう遅いのよ・・・。」
律子は俯きながら呟く。
「だったら・・・。」
「伊織、これ以上の問答は無用よ。選びなさい、私か千早を・・・。」
伊織の言葉を遮って、律子が顔を上げて冷たい目をして静かに言う。
「うっ・・・。」
その雰囲気に、伊織はその後続けようとした言葉を出す事が出来なかった。
「答えなさい・・・伊織。」
省13
469: 律子×伊織×千早 2007/03/04(日)23:33 ID:fKVZpZyY(1/4) AAS
バンッ!
そこで、突然ドアが開いて誰かが入ってきた。
「えっ!?」
「誰っ!?」
律子と伊織が驚いて見るとそこには千早が立っていた。
「千早!?」
「千早、アンタ何でここに!?」
流石に二人は驚いて顔を見合わせた。
「マネージャーさんに無理にお願いして、連れて来て貰いました。」
千早は気不味そうだったが、俯かずに二人の顔を交互に見ながら言った。
省19
470: 律子×伊織×千早 2007/03/04(日)23:35 ID:fKVZpZyY(2/4) AAS
「私は最初、律子さんに芸能界の先輩として優しくして頂いて・・・。伊織さんにも声を掛けて頂いて・・・。お二人の所まで駆け上がろうと今でも思っています。
最初に伊織さんを突き飛ばしてしまって、その事実で律子さんから怒りを買ったんですが、その後伊織さんの居ない寂しさなのからか、私に色々と手解きをして下さいました。」
「・・・。」
「・・・。」
律子と伊織は黙って千早の話を聞いていた。
「その後、伊織さんにその事実を知られて、私が嘘を吐いていた事でやはり怒りを買って、滅茶苦茶にされました。それは、私を律子さんから引き離す為に伊織さんが取った手段でした。
正気を失う程、何度も何度も激しくされて、どうにかなってしまうかと思いましたが、それは、逆に私にとって今まで体験した事の無い甘い物へと変わって行きました。」
(そんな事があったのね・・・。)
その話を聞いて、律子はチラッと伊織を見た。
「私は最初、律子さんにだけ心を奪われていましたが、伊織さんに無理矢理されているのもその内にそうでは無い事に気が付きました。確かに色に溺れたのかも知れませんが、
省12
471: 律子×伊織×千早 2007/03/04(日)23:36 ID:fKVZpZyY(3/4) AAS
「前置きが長くなりましたが、結論を言わせて貰います。私は律子さんも伊織さんも好きです。芸能界の先輩としては無論ですし、普通なら二人何ていうのは許されないのかもしれません。でも、二人とも好きなんです!」
力強く言って千早は思わず勢いで立ち上がった。
「そう・・・二人なんて許されないのよ・・・。」
律子が静かに言った。
「じゃあ、律子。もしアタシが千早と一緒になるって言ったらどうするの?」
「・・・。その時は一人で・・・。いえ、千早から貴方を奪うわ!」
何気なく聞いた伊織の言葉に、律子は少し千早を睨みながら言う。
「ひっ!?」
千早は立ったまま仰け反って、バランスを崩してジタバタしてそのまま椅子に座る形になった。
「ぷっ。何やってんのよ千早。」
省22
472: 律子×伊織×千早 2007/03/04(日)23:42 ID:fKVZpZyY(4/4) AAS
続きです。

ついに割って入って語る千早。
驚くも一緒に説得に入る伊織。
形勢逆転をした筈が揺れ動く律子。

伊織と千早の言葉に出す律子の結論は・・・
【続く】
473
(1): 2007/03/05(月)05:30 ID:gQZVBuUx(1/2) AAS
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474
(1): 2007/03/05(月)11:05 ID:bgOslr6W(1) AAS
すみません、
今回はノーコメントとさせてもらいます。
今は何を書いても
黒くなりそうなので…

千早には忌まわしい過去ごと
2人の事を切り捨てて欲しいと
願っていたのですが…

自分の中に『あの2人』に対する
『良くない感情』があるせいかも知れません。

まとまりがなくて申し訳ありません。
省2
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