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645: 08/31(土)01:57 ID:MHtp7Ukb(1/2) AAS
>>623
「戦国時代の日本で黒人奴隷が流行」は定説になりつつある…トンデモ説が欧米で"史実"扱いされる恐ろしい理由 「アサクリ問題」には歪んだ認知構造がある | PRESIDENT Online
外部リンク:president.jp
2024/08/07 09:00
> 『アサシン クリード シャドウズ』(監修は米ダートマス大学のシュミット堀佐知准教授)
>
> (中略)
>
> ロックリー氏は著書の中で、「弥助は(日本の)内陸部に赴くたびに、大騒ぎを引き起こした。
> 地元の名士(戦国大名のことか)のあいだでは、キリスト教徒だろうとなかろうと、
> 権威の象徴としてアフリカ人奴隷を使うという流行が始まったようだ。
> 弥助は流行の発信者であり、その草分けでもあった」(p.13)とする。
> その根拠は一片たりとも示されていない。
>
> 「ブリタニカ国際大百科事典」は、1768年初版発行という長い歴史を誇り、
> 検証がしっかりした最も偏っていない百科事典として、学術的に高い評価を受けており、
> 日本でも「知の世界的権威」と扱われている。
> ところが、このブリタニカのオンライン版には、
> ロックリー准教授自身が寄稿した「弥助」の項が存在する。
> その項は「一部異論はあるものの、弥助は最初の外国生まれの『侍』として名を遺したと、
> 日本人の歴史学者によって一般的に考えられている」という記述で始まっている。
> 「日本人の歴史学者によって一般的に考えられている」は事実とは異なる。
> またロックリー氏はこの点について根拠を提示していない。
>
> これは一種の循環論法になっている。
> 「私の説は正しい、なぜなら私の説は日本人学者の一般的な支持を得ているからだ」
> とロックリー氏は語っている。
> だが、健康科学大学の平山優特任教授と東京大学史料編纂所の岡美穂子准教授など
> 一部を除いては積極的な支持表明がなく、
> 「日本人学者に広く支持されている」と考えているのは他ならぬロックリー氏だけと思われるからだ。
>
> 米中西部のミシガン州立大学は、毎年「世界大学ランキング」でトップ100に入る名門大学だが、
> その黒人研究者であるタリク・ムハメド氏は、
> ロックリー氏の「弥助=侍」説を史実として共有している。
> また、黒人の著名人類学者であるニール・ターナー氏も、
> アフリカ系の人々の「民族離散」研究の一環として、
> ロックリー准教授による「弥助=侍」説を拡散している。
> さらに、米スミソニアン協会が発行する『スミソニアン』誌も、
> 「日本の最初の黒人侍であった弥助とは誰か」と題した記事を掲載している。
>
> なお、アリゾナ州立大学のロバート・タック准教授のように、
> 「弥助が侍であったとの説や、伊賀の忍者が信長一行を待ち伏せして襲撃した際、
> 弥助がひとりの忍びの少年の首を斬り落としたとする描写など、
> ロックリー氏には『起こり得たこと』を歴史的エビデンスなしで、
> あるいは外典・疑わしいソースを基に『本当の物語』と主張するパターンが見られる」
> と批判する声も一部にある。
>
> NHKは2021年、声優の増田晋氏の語りで『Black Samurai 信長に仕えたアフリカン侍・弥助』
> という番組を放映しているが、この番組はタイトルからわかる通り、ロックリー氏の説に基づくものだ。
> なお産経新聞の報道によると、NHKは「番組自体は多くの専門家への取材で構成されている。
> 問題があったとは思っていない」との見解を示しているという。
>
> 2018年時点の在モザンビーク大使である池田敏雄氏は、
> 大使館ホームページに掲載された「あいさつ」で、
> 「1581年イタリア人宣教師ヴァリニャーノは織田信長に謁見した際に,
> 従者として連れていた黒人を信長が召し抱えたいと所望したため献上しました。
> その黒人はモザンビーク出身であり,
> 信長は弥助と名付け武士の身分を与えて家臣にしたと伝えられます」と、
> ロックリー説を鵜呑みにした「歴史的事実」を拡散している。
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