[過去ログ] 純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)12 (1002レス)
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116(3): 2022/12/30(金)09:12 ID:OGmV5zzW(1/6) AAS
ラグランジュ分解式=指標和(character sum)であることが説明されてない本は素人本だね。
わたしは大学の頃自分で気づいたが、後で見たらラングだったかの本にはちゃんと書いてあった。
117(1): 2022/12/30(金)09:13 ID:OGmV5zzW(2/6) AAS
大学の頃図書館にあって参照していて、もう一度見たいと思って
アマゾンで見たら絶版になってプレミアまで付いていた本が
オンデマンドで復刊されている...。高いわw
岩波基礎数学選書 体とガロア理論
藤?ア源二郎 | 2020/12/10
オンデマンド (ペーパーバック)
¥8,580
Wikipedia含めてwebに必要な情報はある程度落ちている時代に
手元に置いておく価値があるかは微妙。
120(2): 2022/12/30(金)09:34 ID:OGmV5zzW(3/6) AAS
円分体の場合は、ラグランジュ分解式の計算は全てガウス和の計算に帰する。
そして、ガウス和の積に関してJacobi和との間にある関係式が成立する
外部リンク:ja.wikipedia.org
ので、結局「べき根の中身」の計算はJacobi和から計算される。
χをk次の指標とすると
G(χ)^k=χ(-1)pΠ_{j=1}^{k-2}J(χ,χ^j)∈Q(exp(2πi/k).
121: 2022/12/30(金)09:45 ID:OGmV5zzW(4/6) AAS
>>119
円分体は特別な体で、様々な理論(類体論、岩澤理論等)
の雛型にもなった重要な体。ガウスが"Disquisitiones Arithmeticae"
の第7章で扱った歴史的な意味もある。「目の付け所」はいいと思う。
122: 2022/12/30(金)09:56 ID:OGmV5zzW(5/6) AAS
志村五郎が「数学のあゆみ」だったか、大昔の冊子に書いていたと思うが
「合同関係式」の最も簡単な場合が三角函数の場合。
具体的にはpを奇素数とするとき
sin(px)≡(-1)^{(p-1)/2}sin(x)^p (mod p)
が成立する。意味は
左辺はsin(x)の整数係数多項式であらわされるが
その多項式としての合同関係を言う。
これを使って、平方剰余の相互法則が得られる。
函数の世界にこんな秘密が隠されていることが
垣間見れるのも数論の魅力。
123(2): 2022/12/30(金)09:59 ID:OGmV5zzW(6/6) AAS
ガロア理論の本が山ほど出ているが
正直「志」が低いというか、19世紀数学の気韻には
遠く及ばない。
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