[過去ﾛｸﾞ] 【リレー小説】食糞殺人鬼スネ夫 Part1109 [無断転載禁止]©2ch.net (1002ﾚｽ)
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202: 2017/04/26(水)11:11 ID:Y95GeLP6(1) AAS
編集長のiD切り替えての連投と何が違うのかビームが>>201を薙ぎ払った
203: 2017/04/26(水)16:09 ID:ngOJAq8+(44/64) AAS
『試合再開です！』
ピピピ〜〜〜〜〜！
ワアァァァァァッ！
ハッケヨイ＆三井＆宮城＆流川＆桜木「うらぁぁぁぁっ！！！」
先ほどまでのように、各自マッチアップするかと思いきや──
勇者パーティは一斉にスライムめがけて突撃した。
省9
204: 2017/04/26(水)16:10 ID:ngOJAq8+(45/64) AAS
側近「“睡眠呪文（ジュギョウ）”！」
流川「む……」ｸﾗｯ
流川「…………」ｽｰｽｰ
側近「流川を眠らせました！ 今です、暗黒騎士！」
暗黒騎士「……もらった！」ﾌﾞｵﾝｯ
省8
205: 2017/04/26(水)16:11 ID:ngOJAq8+(46/64) AAS
三井「テメーの相手は俺だぜ！」
側近「む！？」
三井「“召喚呪文（チャージドタイムアウト）”！」
側近「“召喚呪文（チャージドタイムアウト）”！」
二人は同時に召喚呪文を唱えた。
三井は鉄男を、側近は彦一を召喚した。
召喚獣同士の戦いが幕を開ける。
バキィッ！
省8
206: 2017/04/26(水)16:12 ID:ngOJAq8+(47/64) AAS
宮城が走りまわり、巨大亀とドラゴンの注意を引く。
ダダダダダッ！
ドラゴン「なんてスピードだ！ 目で追い切れんっ！」
巨大亀「くっ、くそぉ〜っ！」
宮城「今だ、ダンナ！」
ハッケヨイ「どっせいっ！」ｶﾞｼｯ
巨大亀「うわぁ〜！？」
207: 2017/04/26(水)16:14 ID:ngOJAq8+(48/64) AAS
ハッケヨイは巨大亀を持ち上げると、空高く飛び上がり──
ハッケヨイ（もうこの一撃でおいどんは倒れてもいいでごわす……やっと掴んだチャンスなんでごわす！）
ハッケヨイ「ボッシューウホォォォッ！」
ズガドゴォンッ！
──巨大亀をドラゴンの脳天に叩きつけた。
省7
208: 2017/04/26(水)16:19 ID:ngOJAq8+(49/64) AAS
魔王（くぅぅ……！ スライムをやられ、混乱していたところを各個撃破されたか……）
魔王（いや、そもそも木暮を先に倒しておけばこんな事態には──！）
魔王（部下たちの敗因はこのワシ……ワシの部下は最高の戦いをした！）
魔王（だが、ワシがおる以上、魔王軍は負けてはおらぬ！）
魔王「キサマらが部下を倒しているうちに、準備は整ったっ！
まとめて片付けてくれるわ！」
省1
209: 2017/04/26(水)16:19 ID:ngOJAq8+(50/64) AAS
AA省
210: 2017/04/26(水)16:20 ID:ngOJAq8+(51/64) AAS
桜木「庶民スラーッシュ！」
スポッ！
桜木の剣は疲労のためすっぽ抜け、どこかへ飛んでいってしまった。
桜木「あああーっ！」ｶﾞｰﾝ
流川「どあほう」
魔王「これでワシと戦えるのは流川とやらだけ、か」
流川「…………」
省6
211: 2017/04/26(水)16:20 ID:ngOJAq8+(52/64) AAS
ズガァッ！
魔王の拳によって、ダウンさせられる流川。
流川「ぐ……！」
魔王「ふははははっ！」
魔王「ワシはな、こうやってワシに挑んだきた愚か者どもが、
地面に転がっているのを見下すのが好きなのだ！」
省8
212: 2017/04/26(水)16:21 ID:ngOJAq8+(53/64) AAS
桜木「左手はそえるだけ……」
流川が放り投げた剣が──
パシィッ！
──桜木の手に渡った。
ズシャアッ！
省8
213: 2017/04/26(水)16:21 ID:ngOJAq8+(54/64) AAS
ザンッ！
桜木「おおっ、できたぜ！ オヤジ！」
安西「ほっほっほ、ついに会得しましたね」
安西「二万回、素振りをした成果がありましたね、桜木君。
コツは左手はそえるだけ、ですよ」
桜木「おうっ！」
省2
214: 2017/04/26(水)16:22 ID:ngOJAq8+(55/64) AAS
魔王「ぬぅっ！？」
桜木「合宿スラッシュッ！！！」
ザ ン ッ
桜木の一撃が、魔王を一刀両断にした。
215: 2017/04/26(水)16:22 ID:ngOJAq8+(56/64) AAS
魔王「し、信じられん……！」
魔王「この、ワシがやら、れるとは……」
魔王「だが……これで終わりではない、ぞ……」
魔王「いつか必ず……はいあがってみ、せる……」
魔王「負けた、ことがある……と、いうのが……いつか……必ず……」
省4
216: 2017/04/26(水)16:23 ID:ngOJAq8+(57/64) AAS
疲労困憊ながらも歩く桜木、重傷を負いながらも歩く流川。
歩み寄る二人。
桜木「…………」
流川「…………」
そして──
217: 2017/04/26(水)16:23 ID:ngOJAq8+(58/64) AAS
この日初めて、水と油の関係だった二人がハイタッチを交わした──
桜木「…………」ﾌﾟｲｯ
流川「…………」ﾌﾟｲｯ
218: 2017/04/26(水)16:24 ID:ngOJAq8+(59/64) AAS
三井「あの二人が、やりやがった……」
宮城「花道……流川……！」
木暮「やった……！ やったぞ……っ！」
桜木「メガネ君、これで人類の寿命が延びたな」
木暮「泣かすなよ……勇者のくせに」
ハッケヨイ「…………！」ｸﾞｽｯ
省4
219: 2017/04/26(水)16:25 ID:ngOJAq8+(60/64) AAS
魔王を除いた１１名が、コートの中央に整列する。
『ただいまの対決、勇者パーティの勝ちです！』
「あ（りがとうございま）したっ！」
勇者パーティの奮闘によって勇気づけられた人間たちの軍は──
その後の魔王軍残党との戦いでウソのようにボロ勝ちした。
220: 2017/04/26(水)16:25 ID:ngOJAq8+(61/64) AAS
こうして魔王軍は魔界へと追いやられ、世界に平和が戻った。
勇者パーティの面々もそれぞれの道を歩み始めた。
宮城は盗賊から足を洗い、三井とともに気ままな旅に出た。
宮城「なんでついてくるんすか、三井サン」
三井「なんだよ、なんか文句あるか」
宮城「いや、別に……」
省3
221: 2017/04/26(水)16:28 ID:ngOJAq8+(62/64) AAS
ハッケヨイと木暮は湘北国にて、各々の技能を生かし働いている。
木暮「よう」
ハッケヨイ「ごぶさたでごわす」
木暮「ハッケヨイ、相撲部屋の方はどうだ？」
ハッケヨイ「どいつもこいつも根性が足りないでごわす 一年後には、何人残っているか分からんでごわすよ」
省2
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