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【リレー小説】食糞殺人鬼スネ夫 Part1109 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
【リレー小説】食糞殺人鬼スネ夫 Part1109 [無断転載禁止]©2ch.net http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/
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209: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:19:49.42 ID:ngOJAq8+ これは魔の瘴気を発生させ、敵全体を死に追いやるという呪文である。 たとえ死なずとも、大ダメージは免れない。 ハッケヨイ「はうあ……っ!」ガクッ 三井「ぐああっ!」ガクッ 宮城「なんだこりゃ……!」ガクッ 木暮「なんて呪文だ……!」ガクッ 魔王「さすがに即死はせんか……。 だが、消耗した体でこの呪文を受けるのはキツかろう! ふはははは……!」 魔王「さて……」チラッ 魔王「かろうじてワシと戦う力が残っているのは、キサマら二人だけか」 桜木「一人で十分だ!」ハァハァ 流川「オメーがいらん」ハァハァ http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/209
210: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:20:17.14 ID:ngOJAq8+ 桜木「庶民スラーッシュ!」 スポッ! 桜木の剣は疲労のためすっぽ抜け、どこかへ飛んでいってしまった。 桜木「あああーっ!」ガーン 流川「どあほう」 魔王「これでワシと戦えるのは流川とやらだけ、か」 流川「…………」 だが、暗黒騎士と長時間打ち合った流川に、魔王を倒すほどの体力はなかった。 魔王「そんなヘトヘトで、ワシの相手になれると思ったか!?」 ドゴォッ! 流川「ぐぅ……っ!」 魔王「ふははははははははははっ! 剣のない勇者に、体力の残っていない戦士……勝負は見えたな」ニヤッ http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/210
211: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:20:42.33 ID:ngOJAq8+ ズガァッ! 魔王の拳によって、ダウンさせられる流川。 流川「ぐ……!」 魔王「ふははははっ!」 魔王「ワシはな、こうやってワシに挑んだきた愚か者どもが、 地面に転がっているのを見下すのが好きなのだ!」 流川「よくしゃべるヤツだ……」ハァハァ ギィンッ! 魔王「無駄だっ! 今のキサマでは、ワシに傷一つつけることはかなわん!」 流川「…………」ハァハァ 魔王「トドメだっ!」 グオァッ! 魔王の爪が、流川を引き裂く寸前── 流川「!」 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/211
212: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:21:19.07 ID:ngOJAq8+ 桜木「左手はそえるだけ……」 流川が放り投げた剣が── パシィッ! ──桜木の手に渡った。 ズシャアッ! 魔王の爪に引き裂かれる流川。胸から血を噴き出し、崩れ落ちる。 魔王(あの天上天下唯我独尊男が、パスを出すとは!) 桜木「…………!」チャキッ 魔王(だが、勇者に流川ほどの剣の腕はないハズ!)ギロッ 桜木「ルカワの剣なんて死んでも使いたくねえけどよ──」 桜木「やっと……ダンコたる決意ってのができたよ」チャキッ 魔王「終わりだ、勇者っ!」グオオッ 桜木は試合前の一週間で身につけた、あの技を思い返していた。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/212
213: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:21:57.62 ID:ngOJAq8+ ザンッ! 桜木「おおっ、できたぜ! オヤジ!」 安西「ほっほっほ、ついに会得しましたね」 安西「二万回、素振りをした成果がありましたね、桜木君。 コツは左手はそえるだけ、ですよ」 桜木「おうっ!」 桜木「さっそくこの技に名前をつけねーとな!」 桜木「えぇと、合宿で身につけたから──」 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/213
214: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:22:18.97 ID:ngOJAq8+ 魔王「ぬぅっ!?」 桜木「合宿スラッシュッ!!!」 ザ ン ッ 桜木の一撃が、魔王を一刀両断にした。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/214
215: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:22:41.09 ID:ngOJAq8+ 魔王「し、信じられん……!」 魔王「この、ワシがやら、れるとは……」 魔王「だが……これで終わりではない、ぞ……」 魔王「いつか必ず……はいあがってみ、せる……」 魔王「負けた、ことがある……と、いうのが……いつか……必ず……」 魔王「おおき、な、財産に……な……る……」 魔王「ふは、はははは、ははっ! ……は、は……!」 ブワァァァ……! 不気味な笑い声を響かせ、魔王は消滅した。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/215
216: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:23:07.52 ID:ngOJAq8+ 疲労困憊ながらも歩く桜木、重傷を負いながらも歩く流川。 歩み寄る二人。 桜木「…………」 流川「…………」 そして── http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/216
217: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:23:30.17 ID:ngOJAq8+ この日初めて、水と油の関係だった二人がハイタッチを交わした── 桜木「…………」プイッ 流川「…………」プイッ http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/217
218: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:24:44.88 ID:ngOJAq8+ 三井「あの二人が、やりやがった……」 宮城「花道……流川……!」 木暮「やった……! やったぞ……っ!」 桜木「メガネ君、これで人類の寿命が延びたな」 木暮「泣かすなよ……勇者のくせに」 ハッケヨイ「…………!」グスッ 桜木「さぁ、整列だ」 ハッケヨイ「……分かってるでごわす!」 流川「ま、名前だけとはいえ勇者なんだから、あのくらいは……やんないと」 桜木「ンだと!?」 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/218
219: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:25:06.76 ID:ngOJAq8+ 魔王を除いた11名が、コートの中央に整列する。 『ただいまの対決、勇者パーティの勝ちです!』 「あ(りがとうございま)したっ!」 勇者パーティの奮闘によって勇気づけられた人間たちの軍は── その後の魔王軍残党との戦いでウソのようにボロ勝ちした。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/219
220: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:25:45.64 ID:ngOJAq8+ こうして魔王軍は魔界へと追いやられ、世界に平和が戻った。 勇者パーティの面々もそれぞれの道を歩み始めた。 宮城は盗賊から足を洗い、三井とともに気ままな旅に出た。 宮城「なんでついてくるんすか、三井サン」 三井「なんだよ、なんか文句あるか」 宮城「いや、別に……」 三井「俺はハッケヨイや木暮みたいに、マジメにってのはどーも性に合わん」 宮城「じゃあ、二人で財宝探しでもしますか!」 三井「おもしれぇ!」 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/220
221: 創る名無しに見る名無し [sage] 2017/04/26(水) 16:28:51.05 ID:ngOJAq8+ ハッケヨイと木暮は湘北国にて、各々の技能を生かし働いている。 木暮「よう」 ハッケヨイ「ごぶさたでごわす」 木暮「ハッケヨイ、相撲部屋の方はどうだ?」 ハッケヨイ「どいつもこいつも根性が足りないでごわす 一年後には、何人残っているか分からんでごわすよ」 木暮「ハハハ、少しは手加減してやれよ」 ハッケヨイ「おまはんも教会で授業をやってるんでごわしょう? 頑張れでごわす」 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/221
222: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:29:25.26 ID:ngOJAq8+ 勇者桜木はというと、魔王戦でのムリがたたり、リハビリ生活を送っていた。 桜木(うぬぬ、おのれルカワめ……! どっかの戦士団にスカウトされたらしいが、この勇者の補欠に決まってる!) 安西「ほっほ、元気があり余っているようですね。 それでは、今日のリハビリはキツめにいきますか?」 桜木「おうよ!」 安西「それでは、久々に“アレ”になるとしましょうか……」ゴゴゴ… 桜木「アレ?」 安西「桜木、ダッシュ200本いってこい」ゴゴゴ… 桜木「えっ」 安西「分かったのか? 分からんのか?」ゴゴゴ… 桜木「わ、分かった!」 白髪鬼安西の地獄のリハビリによって、桜木もまもなく復帰することができた。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/222
223: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 16:30:10.99 ID:ngOJAq8+ やがて── 桜木「ルカワ、てめえ! この勇者を差し置いてまた出しゃばりやがって! 悪党どもをほとんど一人で倒しやがって、個人プレイヤロウめ!」 流川「だれかがモタモタしてたからだろーが、どあほう」 桜木「なんだと!?」 流川「敗北者め」 ドガッ! バキッ! ドゴッ! ベキッ! バキッ! 「またやってるよあの二人」 「だれか止めろよ」 「だれが止められるんだよ……」 桜木と流川は湘北の戦士団に所属し、末永く国の平和と安全を守り続けたということだ。 〜おわり〜 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/223
224: 創る名無しに見る名無し [sage] 2017/04/26(水) 17:30:29.76 ID:8J/2Vl7n スネ夫「感動した!」 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/224
225: 創る名無しに見る名無し [sage] 2017/04/26(水) 19:04:54.58 ID:nXJesWnc ハッケヨイ「原作愛は感じるでごわすが、誇り高きトロール族とゴリラが同列に扱われるなど憤懣やる方ないでごわす」 スネ夫「は? トロール<<ゴリラ<<(越えられない壁)<<人間 に決まってるだろ」 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/225
226: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 19:07:58.43 ID:c7HjxxM1 スネ夫はハンカチであふれでる 糞を拭きながら映画館をあとにした。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/226
227: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 19:18:42.90 ID:5uXRBESf 拭いた糞を交番に投げ込んだ http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/227
228: 創る名無しに見る名無し [] 2017/04/26(水) 20:09:52.36 ID:c7HjxxM1 交番から拳銃を持った両津勘吉が出てきた。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1492826687/228
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