【リレー小説】TPパニック 〜 殺し屋達の絆 〜 (924レス)
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47: 2020/03/12(木)00:14 ID:L7kQkuam(3/11) AAS
「以上だ」
「えっ……? 先輩、タオ一家って6人だけなんですか?」
「わかっているのは、な」
「もっといそうだけどなぁ」
「父親のタオ・パイパイは引退している。母親のエレナ・タオは24年前に殺しに失敗し、死んでいる」
「えっ? じゃあ、さっきの十代ぐらいの女の子ってのは?」
「再婚したんだろうよ。恐らく『人喰いゴスロリ人形』も後妻の娘だ」
48: 2020/03/12(木)00:17 ID:L7kQkuam(4/11) AAS
「さぁ、ぼちぼち帰って子供の面倒を見てやらんとな」
「先輩は奥さん大事にしますよねぇ。いいなぁ」
「おい、ヴェントゥスとやら」先輩刑事は振り返ると、言った。「別に用がないなら俺達は帰るぞ?」
49: 2020/03/12(木)12:33 ID:L7kQkuam(5/11) AAS
食卓に豪華な料理が並べられた。
「わぁい。この鶏モモ肉、めっちゃ美味しい」
ムーリンは姉の心配はすっかり忘れて早速料理にかぶりついている。
「気をつけなさい。17歳は食べたものが吹き出物に変わりやすいのよ」
「違うわ、お姉ちゃん。ムーリンは若者だから、吹き出物じゃなくニキビっていうのよ」
「……くっ!」
「さぁさぁ、それじゃ食事を始めよう」タオ・パイパイが手を叩いて言った。「さぁ、皆も食べ始めてくれ」
50: 2020/03/12(木)12:38 ID:L7kQkuam(6/11) AAS
「毎回こういう時思うけど」モーリンが姿勢正しく箸を持ちながら言った。「毒味はしないでいいの?」
「ジェイコブ相手に毒味なんて必要ないわよ」隣のバーバラが言った。「飲ませる気になれば毒味が終わった食べ物からでも毒を飲ませられるんだから」
「バーバラお姉さんは飲まされたことある?」
「いっくらでもあるわ」バーバラは平気な顔で鶏肉を口に運びながら言った。「解毒さえすれば何も問題ないのよ」
51: 2020/03/12(木)12:41 ID:L7kQkuam(7/11) AAS
ジェイコブは食事をしながら、ずっと横目でマルコムとキンバリーの様子を窺っていた。
二人は離れて座り、話どころか目も合わさずに食事をしていた。
しかしたまに遠くで目が合うと、キンバリーが何やら恥ずかしそうに笑い、マルコムが軽くウィンクをした。
52: 2020/03/12(木)12:43 ID:L7kQkuam(8/11) AAS
ジェイコブはガンリーに何やら耳打ちした。
ガンリーは立ち上がると、音も立てずに食事をしている四男のところへ行った。
「おい、えーと……名前が出て来ん!」
「『○○○だよ、ガンリー兄さん」四男はそう答えると、にっこりと笑った。
53: 2020/03/12(木)12:47 ID:L7kQkuam(9/11) AAS
「うっ!?」
モーリンが口を押さえて呻いたので、楽しそうに食事をしていたムーリンが飛び上がると同時に泣き出した。
「お姉ちゃん!? 舌噛み切っちゃったの!?」
「いいえ。お箸を食べてしまっただけ」
「うわぁぁぁ! 病院! 救急車!」
「必要ないわよ。そのうちお尻から出て来るわ。ただ……」モーリンの人形のような顔が暗く曇った。「悔しいだけよ。私としたことが……」
54: 2020/03/12(木)12:57 ID:L7kQkuam(10/11) AAS
「キンバリー、オーストラリアはどうだったね?」タオ・パイパイが隣のキムに話しかけた。
「心から楽しかったわ、パパ」キムは笑顔で答えながら、数回まばたきをした。
「そうか。すまなかったな。お前の身を案じてのことだ、察してくれ」
「えぇ、パパ。感謝してる」キムはそう言うと、家族全員の顔を見回しながら言った。「こうやってまた皆と会えたのもパパのお蔭」
普段は殺伐とした表情の兄弟達が、キンバリーに見つめられると、途端に人懐っこい笑顔になる。
「私、皆と一緒にいる時が一番楽しいの」
「キム……」ジェイコブがうっとりと笑いながら、頷いた。
55: 2020/03/12(木)13:02 ID:L7kQkuam(11/11) AAS
「君と血の繋がりがなくて本当によかった」
ジェイコブは誰にも聞こえない声で呟いた。
「君は後妻オリビアの連れ子。俺達の母親エレナはもちろん、タオ・パイパイの血も入っていない」
ジェイコブは鼻の下を伸ばして気味悪く笑いながら、なおも独り言を呟いた。
「君には俺の妻となり、次世代のタオ一家を作ってもらいたい」
56: 2020/03/13(金)04:02 ID:oKh7We1v(1) AAS
つまらん
57: 2020/03/13(金)12:11 ID:519+iuvn(1/2) AAS
タオ一家の住む台北市内から北へ離れた草東街の温泉旅館にマルコムは1人、愛車テスラで訪れていた。
一家揃っての晩餐からそれほど後のことではない。
マルコムがスーツ姿のまま窓から山林の景色を眺めていると、ドアが外からノックされた。
「どうぞ」
マルコムがそう言うと照れ臭そうにドアが開かれ、白いブレザー姿のキンバリーが入って来た。
58: 2020/03/13(金)12:15 ID:519+iuvn(2/2) AAS
迎え入れるなり、マルコムは彼女の身体を抱き締めた。
髪を指でなぞり、貪るように口づけをする。
「会いたかった!」
叫ぶように囁くマルコムの目をまっすぐ見つめてキンバリーはうっとりと微笑んだ。
「私もよ、マル」
59: 2020/03/15(日)22:52 ID:UIyTqfTd(1/7) AAS
マルコムは壁にキンバリーを押しつけると、その白いブレザーを脱がせた。
脱がせながら、だんだん露出して行く肌にキスをした。
興奮して息を荒くしながらキンバリーも、マルコムの短く刈り揃えた髪にキスをする。
60: 2020/03/15(日)22:59 ID:UIyTqfTd(2/7) AAS
マルコムの手が優しく、しかし強引にキンバリーの胸を隠していた白い布を取る。
手も口も片時も休まなかった。
指で乳首を愛撫しながら唇を何度も吸う。
手が腰や尻を触りはじめた頃には唇は首筋から鎖骨へと這い、焦らすように乳首の周りを舐めた。
61: 2020/03/15(日)23:04 ID:UIyTqfTd(3/7) AAS
キンバリーが待ち焦がれていた乳首を攻撃される頃には、マルコムの指は今度は白いパンティの上からクリトリスの周りを焦らして回っていた。
たまに中へ入り込んでも陰毛を撫でるだけで、なかなかそこは触らない。
「んもうっ、意地悪!」
興奮の高まったキンバリーはマルコムの腕を振りほどくと、怒ったようにしゃがみ込んだ。
62: 2020/03/15(日)23:08 ID:UIyTqfTd(4/7) AAS
慌てたような手の動きでマルコムのスボンとカルバン・クラインのブリーフを脱がせると、そそり勃っている長物を両手で握りしめた。
「あぁ……。キムの手、赤ちゃんみたいに柔らかいよ」
「赤ちゃんなんかじゃないって、思い知らせてあげるわ」
そう言うとキンバリーは、長くて赤い舌を這わせた。
付け根から亀頭まで、長い旅をするように舐め上げた。
63: 2020/03/15(日)23:23 ID:UIyTqfTd(5/7) AAS
赤い紅を塗った唇で包むと、きつく吸い込み、舌を波立てる。
「凄いな、どこでそんなテクニックを教わった?」
「あなたでしょ? もぉっ!」
「はは。オレか。オレがあの清純キンバリーを売女にしたのか」
「売女じゃないもん」キンバリーはすねたようにそう言いながら、マルコムのペニスにキスをした。「あなただけよ」
64: 2020/03/15(日)23:32 ID:UIyTqfTd(6/7) AAS
ベッドの上で長身の男女が重なり、腰を振り合っていた。
「あ……! あ……! マルっ……!」
「キム……。綺麗だよ。白いマーガレットのようだ」
マルコムの長い剣がキンバリーの花弁の中心を突き刺し、かき回す。
「マル……! マル……あああっ!」
「泣いてる君も綺麗だよ」
65: 2020/03/15(日)23:36 ID:UIyTqfTd(7/7) AAS
「……いや、ちょっと待て」
マルコムはベッドに座り、後ろからキンバリーを突き上げ続けながら、言った。
「いつからそこにいた?」
「えっ?」
合体している二人をまるでAVを観賞するように真っ正面から見ながら、粗末なモノをしごいていた四男が声を出した。
66: 2020/03/16(月)20:50 ID:0TNhXIav(1/9) AAS
キンバリーは快楽に心を奪われてか、目の前の四男に気づいていない。
マルコムは背面座位で彼女の膣を突き上げ続けながら四男に聞いた。
「もしかしてオレの車に乗ってたか?」
「うん。ずっと後ろの席にいたよ」
「ジェイコブに頼まれたな?」
「うん。でもマルが嫌なら嘘の報告する」
「別に兄さんを怒らせてもオレは構わないが、キムが困る。このことは秘密にしてくれ」
二人はキムの喘ぎ声と肉のぶつかり合う音にかき消されないよう、大声で会話した。
「うん、わかった。ジェイコブには二人は会ってたけどセックスまではしてなかったって報告するよ」
「いや待て。会ってたことも言うな」
省4
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