【リレー小説】TPパニック 〜 殺し屋達の絆 〜 (924レス)
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54: 2020/03/12(木)12:57 ID:L7kQkuam(10/11) AAS
「キンバリー、オーストラリアはどうだったね?」タオ・パイパイが隣のキムに話しかけた。
「心から楽しかったわ、パパ」キムは笑顔で答えながら、数回まばたきをした。
「そうか。すまなかったな。お前の身を案じてのことだ、察してくれ」
「えぇ、パパ。感謝してる」キムはそう言うと、家族全員の顔を見回しながら言った。「こうやってまた皆と会えたのもパパのお蔭」
普段は殺伐とした表情の兄弟達が、キンバリーに見つめられると、途端に人懐っこい笑顔になる。
「私、皆と一緒にいる時が一番楽しいの」
「キム……」ジェイコブがうっとりと笑いながら、頷いた。
55: 2020/03/12(木)13:02 ID:L7kQkuam(11/11) AAS
「君と血の繋がりがなくて本当によかった」
ジェイコブは誰にも聞こえない声で呟いた。
「君は後妻オリビアの連れ子。俺達の母親エレナはもちろん、タオ・パイパイの血も入っていない」
ジェイコブは鼻の下を伸ばして気味悪く笑いながら、なおも独り言を呟いた。
「君には俺の妻となり、次世代のタオ一家を作ってもらいたい」
56: 2020/03/13(金)04:02 ID:oKh7We1v(1) AAS
つまらん
57: 2020/03/13(金)12:11 ID:519+iuvn(1/2) AAS
タオ一家の住む台北市内から北へ離れた草東街の温泉旅館にマルコムは1人、愛車テスラで訪れていた。
一家揃っての晩餐からそれほど後のことではない。
マルコムがスーツ姿のまま窓から山林の景色を眺めていると、ドアが外からノックされた。
「どうぞ」
マルコムがそう言うと照れ臭そうにドアが開かれ、白いブレザー姿のキンバリーが入って来た。
58: 2020/03/13(金)12:15 ID:519+iuvn(2/2) AAS
迎え入れるなり、マルコムは彼女の身体を抱き締めた。
髪を指でなぞり、貪るように口づけをする。
「会いたかった!」
叫ぶように囁くマルコムの目をまっすぐ見つめてキンバリーはうっとりと微笑んだ。
「私もよ、マル」
59: 2020/03/15(日)22:52 ID:UIyTqfTd(1/7) AAS
マルコムは壁にキンバリーを押しつけると、その白いブレザーを脱がせた。
脱がせながら、だんだん露出して行く肌にキスをした。
興奮して息を荒くしながらキンバリーも、マルコムの短く刈り揃えた髪にキスをする。
60: 2020/03/15(日)22:59 ID:UIyTqfTd(2/7) AAS
マルコムの手が優しく、しかし強引にキンバリーの胸を隠していた白い布を取る。
手も口も片時も休まなかった。
指で乳首を愛撫しながら唇を何度も吸う。
手が腰や尻を触りはじめた頃には唇は首筋から鎖骨へと這い、焦らすように乳首の周りを舐めた。
61: 2020/03/15(日)23:04 ID:UIyTqfTd(3/7) AAS
キンバリーが待ち焦がれていた乳首を攻撃される頃には、マルコムの指は今度は白いパンティの上からクリトリスの周りを焦らして回っていた。
たまに中へ入り込んでも陰毛を撫でるだけで、なかなかそこは触らない。
「んもうっ、意地悪!」
興奮の高まったキンバリーはマルコムの腕を振りほどくと、怒ったようにしゃがみ込んだ。
62: 2020/03/15(日)23:08 ID:UIyTqfTd(4/7) AAS
慌てたような手の動きでマルコムのスボンとカルバン・クラインのブリーフを脱がせると、そそり勃っている長物を両手で握りしめた。
「あぁ……。キムの手、赤ちゃんみたいに柔らかいよ」
「赤ちゃんなんかじゃないって、思い知らせてあげるわ」
そう言うとキンバリーは、長くて赤い舌を這わせた。
付け根から亀頭まで、長い旅をするように舐め上げた。
63: 2020/03/15(日)23:23 ID:UIyTqfTd(5/7) AAS
赤い紅を塗った唇で包むと、きつく吸い込み、舌を波立てる。
「凄いな、どこでそんなテクニックを教わった?」
「あなたでしょ? もぉっ!」
「はは。オレか。オレがあの清純キンバリーを売女にしたのか」
「売女じゃないもん」キンバリーはすねたようにそう言いながら、マルコムのペニスにキスをした。「あなただけよ」
64: 2020/03/15(日)23:32 ID:UIyTqfTd(6/7) AAS
ベッドの上で長身の男女が重なり、腰を振り合っていた。
「あ……! あ……! マルっ……!」
「キム……。綺麗だよ。白いマーガレットのようだ」
マルコムの長い剣がキンバリーの花弁の中心を突き刺し、かき回す。
「マル……! マル……あああっ!」
「泣いてる君も綺麗だよ」
65: 2020/03/15(日)23:36 ID:UIyTqfTd(7/7) AAS
「……いや、ちょっと待て」
マルコムはベッドに座り、後ろからキンバリーを突き上げ続けながら、言った。
「いつからそこにいた?」
「えっ?」
合体している二人をまるでAVを観賞するように真っ正面から見ながら、粗末なモノをしごいていた四男が声を出した。
66: 2020/03/16(月)20:50 ID:0TNhXIav(1/9) AAS
キンバリーは快楽に心を奪われてか、目の前の四男に気づいていない。
マルコムは背面座位で彼女の膣を突き上げ続けながら四男に聞いた。
「もしかしてオレの車に乗ってたか?」
「うん。ずっと後ろの席にいたよ」
「ジェイコブに頼まれたな?」
「うん。でもマルが嫌なら嘘の報告する」
「別に兄さんを怒らせてもオレは構わないが、キムが困る。このことは秘密にしてくれ」
二人はキムの喘ぎ声と肉のぶつかり合う音にかき消されないよう、大声で会話した。
「うん、わかった。ジェイコブには二人は会ってたけどセックスまではしてなかったって報告するよ」
「いや待て。会ってたことも言うな」
省4
67: 2020/03/16(月)20:58 ID:0TNhXIav(2/9) AAS
「ねぇ」
情事が終わるとキンバリーは、子供のように甘えながら、葉巻に火を点けたマルコムに聞いた。
「誰かと話してなかった?」
「君への褒め言葉を思いつく限りに並べてたのさ」
マルコムはそう言うと、葉巻の煙を吸い込んだ。そして吐き出しながら笑った。
「君は僕の腰の動きに夢中で聞こえてなかったけどね」
68: 2020/03/16(月)21:02 ID:0TNhXIav(3/9) AAS
「近い所まで送るよ」
そう言いながらキンバリーの腰を抱いて歩いて来たマルコムがふいに立ち止まる。
愛車テスラの後ろに停まっているドゥカティの赤い1000ccバイクを見つけたのだ。
「……敵わないな、姉さんも尾けてたのか」
69: 2020/03/16(月)21:05 ID:0TNhXIav(4/9) AAS
「ダメな子ね、マル」
二人の背後の茂みから、赤い皮ツナギ姿のバーバラが腕を組んで現れた。
「一家のアイドルを独り占めしてはダメよ。ジェイコブに殺されるわ」
70: 2020/03/16(月)21:11 ID:0TNhXIav(5/9) AAS
「オレがあのウスノロに殺されるとでも?」
マルコムはおどけてみせた。
「しかし意外だな。姉さんの口からキンバリーをアイドルと認めるような言葉が出るなんて」
「もちろん、あたし以外の一家のアイドル、という意味よ」
バーバラは笑ったが、目つきがキンバリーに対する殺意を浮かべていた。
「わかってらっしゃると思うけど、あたしはアンタのこと、虫酸が走るほど嫌いだから」
バーバラにそう言われ、キンバリーは怯えた少女のようにマルコムの背に隠れた。
71: 2020/03/16(月)21:18 ID:0TNhXIav(6/9) AAS
「姉さん」
たしなめるように言うマルコムをバーバラは手で制した。
「わかってるわよ、マル。キムは一家にいなくちゃならない人物だものね」
「お姉さん……」
マルコムの背中から顔だけを覗かせているキンバリーに、バーバラは微笑んだ。
「さっきのは嘘よ、キム。仲良くしましょ」
キンバリーの顔が嬉しそうに綻んだ。
「ハイ!」
そう言いながらマルコムの後ろから駆け寄って来たキンバリーの股間をバーバラは素早く掴んだ。力を入れて強く締め上げる。
72: 2020/03/16(月)21:22 ID:0TNhXIav(7/9) AAS
「痛い! お姉さん、痛い!」
泣き声を上げるキンバリーに笑いながらバーバラは聞いた。
「何発ヤッたの? 大人しそうな顔をして」
「姉さん!」
マルコムが怒鳴るとバーバラはすぐに手を離した。
くるりと背を向けると舞うようにバイクに跨がり、ヘルメットを被る。
73: 2020/03/16(月)21:26 ID:0TNhXIav(8/9) AAS
「女のソレはね、お金にも、武器にもなるの」
バーバラはバイクのエンジンを始動させながら言った。
「あなたみたいに何にもならない勿体ない使い方をする人の気が知れないわ」
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