[過去ログ] 大麻でCO2削減?三重県明和町がプロジェクト 北海道でも栽培広がるか [ブギー★] (196レス)
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(1): ウィズコロナの名無しさん 2023/04/26(水)09:37 ID:WEgMOtBR0(4/5) AAS
>>178
■THCの体への害……代謝物がさらに悪さをする特性も

このTHCの酸化的代謝に関連し、THCの薬理作用と毒性を考える上で、重要なポイントが3つあります。

第一に、薬物は代謝されると薬理活性が無くなることがありますが、THCの場合はまったく逆です。

マウスを使って調べたところ、代謝物である11-OH-Δ9-THCの薬理作用は、Δ9-THCの約18倍も強かったのです(Science 172(3979): 165-167, 1971)。また、Δ9-THC-11-oic acidも、Δ9-THCより強い精神作用を示すことが分かりました。つまり、THCは、私たちの体の中で代謝されることによって、さらに精神作用の強い化合物に変化してしまうということです。

第二に、THCの代謝物である11-OH-Δ9-THCおよびΔ9-THC-11-oic acid は、THCよりは水に溶けやすいのですが、それでも尿中排泄されるのは、摂取量の10~20%程度にしか過ぎません。残りの多くは、肝臓から分泌されて、胆汁とともに胆管を通って十二指腸に排出されます。ただし、十二指腸に排泄された代謝物の多くは、回腸下部まで運ばれたところで、腸粘膜から吸収され、門脈という血管を経て、肝臓へと戻っていきます。この仕組みは「腸肝循環」と呼ばれます。腸肝循環にのらなかった代謝物だけが糞中に排泄され、残りの多くは腸と肝臓の間をぐるぐる回って、なかなか体外へ出ていかないのです。
省1
180: ウィズコロナの名無しさん 2023/04/26(水)09:38 ID:WEgMOtBR0(5/5) AAS
>>179
■マリファナの危険性……体内に残り続けるTHCと代謝物の有害性

体内動態の観点からも、THCは非常に厄介な薬物と言えます。代謝によって解毒されるどころか、THCよりもっと強力な化合物に変化してしまうのです。THCまたは代謝物は、脂肪組織に貯留しやすいうえに、胆汁排出されても腸肝循環されるので、非常に長期間体内に残り続けます。1回の喫煙でも1カ月以上にわたって体内に残るのだから、何度も繰り返し使用していると、見かけ上精神効果などが現れていなくても、相当量がいつまでも体内に溜まり続けると考えると恐ろしいです。
 
また、マリファナを喫煙してもあまり効果がない人がいる一方で、精神異常をきたしてしまう人がいるなど、個人差が大きいのは、THCの作用そのものよりも、代謝や排泄の個人差が関係していると考えられます。
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