[過去ログ] 【ドゥルーズ】差異と反復を読みたい【頑張るから】 (956レス)
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926: 2005/11/30(水)22:36 AAS
●これらを、かなり言葉をおぎなって、考えてみた。
1、法則は、変化する現実を不変の形式で記述するものだ。
そもそもからして抽象的な性格を有しているのであり、基体たち(リンゴ)に固有の変化を捨象して
初めて法則というものがなりたつ。(変数→定数という捨象、法則が基体に余儀なくさせるところの「変化」)
逆に、固有の変化をすべて考慮に入れたら法則なんて成り立つはずもなく、すべてを変数項として考えなくてはならない。
固有の変化を考えるとすれば、たとえば青森産のリンゴ、一回地面に落ちて変形したリンゴ、
数秒前のリンゴと数秒後のリンゴ、これらはすべて異なるものと考えなくてはならないので、
これではあらゆるリンゴに共通の法則など成り立ちようもない。
2、なるほど、そうは言ってみても、法則の中には変数項ばかりではなくて定数項というものがありそれは基体たちの変化とは独立してある。
自由落下の法則の場合では、重力加速度定数g=9.8が定数項にあたる。
こう考えれば法則というものに反復の余地を考えることができるのではないか。
ところがそうはならない。
なぜならある法則の中の定数というのは、もっと一般的な法則の中では変数であるからだ。
重力加速度定数gは地球の上でのみ定数であって、地球を離れた法則(たとえば万有引力)においては変数でしかない。
それゆえここでもまた反復は可能ではない(変数ばかりだから)
自由落下法則においてリンゴの落下が反復可能だとしても(1)、万有引力法則という水準では反復不可能だ(2)。
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