[過去ログ] 【話題】阪神・淡路では「マダイ」東日本大震災では「カレイ」の豊漁報告 「カツオ水揚げ量35倍」は“前兆”か[06/18] (7レス)
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2: 逢いみての… ★ 2022/06/18(土)22:59 ID:CAP_USER(2/2) AAS
 東京大学名誉教授で水産学者だった故・末広恭雄氏は1933年の昭和三陸地震の直後に発表した研究論文『魚類を通して見た地震』のなかで、地震とプランクトンの関係性を指摘している。

 地震発生前日の夕刻、神奈川県の三浦沖で捕獲されたイワシの腹に、通常の5倍の定着性プランクトンが確認されたという。定着性プランクトンとは、海底のプランクトンだ。通常イワシは海面近くを群れで泳ぐため、地震の直前に、なんらかの変化が海底であり、プランクトンが浮き上がったと分析されている。

 海底の異変を示唆する現象としては、豊漁のほか、異常な不漁、珍しい深海魚の出現なども考えられるという。

「駿河湾の深海に生息する、サクラエビの歴史的な不漁が続いています。サクラエビは水中生物の中でも特に優秀なセンサーを持っています。海底でなんらかの異変を感知しているのかもしれません。駿河湾の海底には『駿河トラフ』が存在し、そこから南西方向に連続しているのが『南海トラフ』です。つまり、駿河湾で異変が起きているということは、甚大な被害が予想される南海トラフ地震も懸念されるのです」

 実際にカツオの豊漁が続く房総沖や関東近海では、地殻変動が続いている。京都大学名誉教授で地球科学者の鎌田浩毅さんが解説する。

「東日本大震災で1000年ぶりの大きな地殻変動の時代が始まり、日本列島は不安定になりました。房総沖や関東近海の地殻変動も、これと無関係ではありません。さらに、房総沖や関東近海のプレートが動くことで、マグニチュード7を超える首都直下地震が発生する“Xデー”が近づく可能性も充分にあります」

 首都直下地震の場合、津波の心配はさほどないが、建物の倒壊や火災のリスクが非常に高い。5月25日、東京都は首都直下地震の被害想定を10年ぶりに見直し、新たに報告書を発表した。最大で約19万4431棟の建物被害、6148人の死者が出る可能性があるという。10年前の想定から約3割減となっていたが、鎌田さんは「都の見通しには建物や上下水道などの老朽化による被害増が含まれていないため、安心してはいけない」と警鐘を鳴らす。

「首都直下地震は30年以内に70%の確率で起こるといわれていますが、発生時期の具体的な予測はできません。つまり30年後かもしれないし、明日かもしれないのです。日頃から充分な備えが必要です」(鎌田さん)

 魚たちが教えてくれる地震の予兆を見逃してはならない。
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