[過去ログ] 上野クリニックってどうなのよ (465レス)
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465: 2013/03/08(金)10:19 ID:m0jygpHM(4/4) AAS
男性尿道炎は、通常は尿道分泌物が多く、しかも感染局所の炎症性変化が強いため、
尿が強く沁み、排尿痛が激しいので、医師を受診する可能性が高い。
ところが女性の性器炎は、排膿以外は殆ど無症状なのに、
最近菌の弱毒化傾向で、その排膿も少なくなったため、殆ど感染が自覚されない。
それが男女の症例差につながっているといえよう。
ただ、高校生年代だけは男女有症症例数が同等であるのは何故かということになる。
その年齡の女性は、年上の淋菌感染男性との性交渉の機会がかなり多いことや、
感染部位の円柱上皮が子宮頸部の外に大きく露出し易感染性が高くなっている
ことなどが重なって、そのようになるものと考えられている。
何故、そのような淋菌感染が著しく無症候化しつつあるのかが注目されるところである。
それは、臨床分離淋菌の薬剤耐性化が著しいことと関係があるように考えられている。
わが国で最も淋菌治療に賞用されていた新キノロン系抗菌剤のみでならず、
新セフェム系抗菌剤に対してさえも薬剤耐性菌が増えつつある。
ただ、東南アジア諸国では、キノロン系やセファロスポリン系薬剤が、
わが国程多用されていないため、それら抗菌剤への耐性化はさほど進んでおらず、
むしろかつてわが国で問題となっていたペニシリン耐性淋菌による感染が拡がっている。
国により治療学上の差異があることも、東南アジア諸国との人的交流のある現在、
感染源により治療方針に差があることに考慮を要することであろう。
なお東南アジア諸国でもう一つ問題なのは、流行しているクラミジア検査が、
検査キットが高価なため、わが国ほど積極的に行われておらず、
東南アジア諸国でどの程度の大流行があるのか、殆ど明らかにされていない。
そのため症状のないクラミジア感染症は、症状の重い淋菌感染症
(東南アジアの場合、かつてのわが国のように膿汁分泌の多い症例が未だに多いとされている)
の影に隠れて、無視されてしまっていることが多い。
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