欧米はキリスト教による強固なパートナー文化がある (139レス)
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63: 2023/08/27(日)07:31 AAS
アメリカ上位10%の高所得層の女性が子どもと仕事のキャリアを得るためにとった行動変容
「子どものいない女性より、子持ち女性の方が収入が多い」 最新の研究が明かす"逆転現象"の背景
(PRESIDENT WOMANオンライン)
佐藤一磨 ( 拓殖大学准教授)
1つ目の変化は「晩産化」
高所得層の女性ほど、第1子を30歳以降に出産するよう出産時期を遅くしています
学卒後の数年間は仕事でさまざまな経験を積む時期であり、出産によって職場を離れるコストが大きいです
そこで、ピルを使用して(子宮や卵巣を休ませる効果)女性の体を守りながら、出産時期をあえて遅らせる調整をすることで、キャリア中断による影響を緩和したのです
2つ目の変化は、「労働時間の増加」
1990年以降、高所得女性の労働時間の伸びが大きく、30歳以降に出産した女性ほど、週50時間以上働く割合が増加していました
これは賃金上昇に直結し、高所得女性ほど賃金プレミアムが発生する要因の1つです
3つ目は、「パートナーとの同居」
パートナーが家事・育児に参加してくれる場合、働く子持ち女性は労働時間を増やすことが可能となり、子どもを持つことによる賃金低下を緩和できます。さらに、パートナーの所得によって世帯所得が増えるため、家事・育児を外注することも可能となります
以上の点から、パートナーとの同居(男性の家事・育児への協力)は子持ちで働く女性にとって必須かつ重要な要因なのです
高所得層の女性のうち、約80%がパートナーと同居しており、この割合は1990年から2019年の間でほぼ変化していませんでした
対して、低所得層の女性ほどパートナーと同居している割合が低下し、シングルマザーとなる比率が上昇しています
つまり、結婚してパートナーと子どもを持ち、家事・育児を協力してお互いにキャリアを目指す人生設計が、リスク分散・コスト分担できて、最も有利かつ合理的な選択だということだろう
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