【ヤンゴン】ミャンマー総合1【タチレク】 (796レス)
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415: 名無しさん@ピンキー 07/29(月)16:45 ID:vy1xdOX1(1/5) AAS
私はメーサイ岡崎さんという人を知っています
それは彼がメーサイ岡崎と呼ばれる前、30年以上前のお話です
当時私はアメリカのデンバーにおりましてそこで元8●3の人が社長を務める興行企画会社で働いていました
その会社は北九州八幡を拠点とする裏社会に通じた会社でした
もちろん私は反社ではないただの従業員です 拾ってもらったいきさつもありそこで働いておりました
なぜデンバーにいたかというと、その会社は毛皮のコートや革製品の輸入もしていたからです
そしてその社長の甥がメーサイ岡崎でした
17歳くらいだったでしょうか
姓はそのまま岡崎でした
416: 名無しさん@ピンキー 07/29(月)16:46 ID:vy1xdOX1(2/5) AAS
なぜ岡崎君が彼の地元大分からアメリカへ来たのかと申しますと、
社長すなわち彼のおじさんが県で最底辺の高校にしか入学できなかった岡崎君を哀れんだからです
社長は岡崎君の母の弟です、お姉さんにはさんざん世話になってきたので見過ごせないと言っていました
アメリカの高校なら卒業するだけで箔がつくんじゃないかとの考えです
そういうことで彼は我々の住むデンバーへやってきたのです
ガリガリで毒々しい顔をしたその少年は最初こそおとなしかったものの
徐々に本性を現しました
社長の甥であることを傘に着て我々従業員をまるで召使のように使い始めたのです
何時何分にここに迎えにこい、あれが欲しいから買い物に連れていけ、忙しい時間をやりくりし迎えに行くと気分が悪いやっぱり行かないと平気で言う
そして少しでも私たちが不満顔をすると、おまえらのこと叔父さんに言いつけてやるけんな!とすごみます
省3
417: 名無しさん@ピンキー 07/29(月)16:46 ID:vy1xdOX1(3/5) AAS
もちろん我々も社長に彼をどうにか諭してくれるよう社長に掛け合いました
しかし社長は、姉には恩がある、何とかこらえてくれと頭を下げられました
そして彼の傲慢さは日に日に増していきました
岡崎君は社長の前ではとても従順でした
社長の言うことは何でも素直に聞くのですが
社長の目の届かないところでの我々への態度はひどいものでしたね
日本では底辺の高校にしか入れないレベルの学力の岡崎君もデンバーの日本に比べるとレベルの低いデンバー公立高校(理数は日本の中学レベル)の授業は2年ダブってたこともあり付いていけたようで
自分は頭がいい、外国の高校で勉強しているとものすごく自慢していました
かれは父親が美術教師であったので絵をかいていました
その絵は論評のしようもない詰まらないもので何と言えばいいか。。。
省3
418: 名無しさん@ピンキー 07/29(月)16:46 ID:vy1xdOX1(4/5) AAS
そんななか彼の通っている高校の品評会みたいなのがあり
彼も自慢げに自分の書いた油絵を並べておりました
すると社長が私にアメリカ人に金を渡してその絵を買ってやれと私に命じました
つまりサクラですね
わたしは言われたように知り合いのアメリカ人にお金を渡しサクラを演じてもらいました
展示してある岡崎君の絵を200ドル強で買い取ったわけです
岡崎君は大喜びです
俺の絵が売れた!すごいだろ!お前らには描けないだろ!俺の絵はアメリカに認められた!と
その自慢は一年以上続きました。。。
そんなこんなで会社がLAに移転するのを機に私は会社を辞めました
省8
419: 名無しさん@ピンキー 07/29(月)16:47 ID:vy1xdOX1(5/5) AAS
3年後くらいでしょうか
わたしに訃報が届きました
社長がメキシコで自殺したというものでした
LAに移って以降会社の業績が思わしくなく社長は借金を重ねて自分に保険金をかけてメキシコで死んだのです
他殺として事件になりましたがそれは表向き
実際は社長が金を払って自分を銃で撃ってもらったそうです
社長は、面倒見のいいひとでした 親分肌でしたし筋を通す人でした
わたしにはあの岡崎君が疫病神に思えて仕方ありません
彼が来てからですなにやらどんよりした黒いものにみんなが包まれだしたのは、そして結束していた有能な社員が社長の元から離れてていったのです
同僚は彼のことをダミアンと裏であだ名をつけていましたがまさにそのものだったのです
省11
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