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大西武文(平成退屈男)のねずみ講にご注意 (542レス)
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423
: 2015/02/17(火)01:49
ID:0leMgD2J0.net(1)
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423: [] 2015/02/17(火) 01:49:23.01 ID:0leMgD2J0.net 翌日、盛大な戦勝式典が執り行われた。マチアはバルバス提督から、軍人最高の勲章を授与された。 大観衆の中、居並ぶ軍人と、戦死した兵士の家族が並び、「月の歌」を斉唱した。 月影の 至らぬ里は 無けれども 眺むる人の 心にぞ澄む マチアは、勲章を首に掛けていたが、旗を見る事は無く、背を丸めて、ただただ、俯いていた。 エミリは常にマチアに寄り添っていた。胸を張って、旗を見上げ、小声で斉唱した。涙が溢れて止まらなかった。 夜、海に一人で行った。エミリは、星を眺めていた。 「どの星だろう・・・」 ウルコフの星を探した。そのとき、一筋の流れ星が走った。 「あ・・・」 エミリは、一人で叫んだ。 「ばかやろーッ!」 叫び終わる前に、流れ星は消えた。 大きな青い惑星が、夜空に浮かんでいた。 (母を頼む) ウルコフの声が聞こえた。エミリは、ただひたすら、一人で泣きじゃくった。 (了) http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/antispam/1202973125/423
翌日盛大な戦勝式典が執り行われたマチアはバルバス提督から軍人最高の勲章を授与された 大観衆の中居並ぶ軍人と戦死した兵士の家族が並び月の歌を斉唱した 月影の 至らぬ里は 無けれども 眺むる人の 心にぞ澄む マチアは勲章を首に掛けていたが旗を見る事は無く背を丸めてただただいていた エミリは常にマチアに寄り添っていた胸を張って旗を見上げ小声で斉唱した涙が溢れて止まらなかった 夜海に一人で行ったエミリは星を眺めていた どの星だろう ウルコフの星を探したそのとき一筋の流れ星が走った あ エミリは一人で叫んだ ばかやろーッ! 叫び終わる前に流れ星は消えた 大きな青い惑星が夜空に浮かんでいた 母を頼む ウルコフの声が聞こえたエミリはただひたすら一人で泣きじゃくった 了
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