[過去ログ] 大西武文(平成退屈男)のねずみ講にご注意 (542レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
464: 2015/07/26(日)23:36 ID:438kITk70.net(1) AAS
やがて次第に総選挙の日が近づいてきた。国民は、異様な熱気に覆われ、「民自党」の大合唱が起こり始めていた。
もはや、選挙で民自党が大勝するのは、誰の目にも明白だった。野党は、
「これは民自党が日本を軍国化しようとする策略だ」
と叫ぶが、誰も、耳を傾けない。民自党も、
「では野党よ、自衛隊出動以外に方法があるなら、言ってみろ」
と反撃し、これに対して、野党は、反論ができなかった。それが、ますます、世論の民自党支持に火を点けている、という有様だった。
そして、運命の四月十四日が来た。全国の会社が自発的にその日を休日にして、選挙を盛り上げた。投票率は、九十三パーセントという、驚異的な数字を記録した。
そして、即日開票が始まり、テレビ各局が開票速報を放送する。民自党の得票率は、桁が外れていた。
「八十六パーセント」
それが、民自党の得票率だった。五〇〇議席のうち、四一六席をも、獲得してしまった。マスコミは、
「余りにも支持が高すぎて危険である」
と、警告したが、国民は、お祭り騒ぎだった。そして、民自党総裁・内閣総理大臣、本田壮一は、国会で堂々と演説した。
「国民の皆様に心より御礼申し上げます。我が民自党の政策に対する、明白な世論の答えが、出ました。その答えとは、即ち、自衛隊出動を可能にする、憲法改正であります。
これにより、我が国を侵略しようとする軍事組織を、壊滅させることが、可能になります。我が民自党は、体を張って、国民の安全と幸福を守り抜く事を、誓います!」
国会は、大拍手だった。殆どが、民自党である。それは、見方によっては、一種異様であった。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 78 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.830s*