誠のサイキック青年団UPスレ12

[過去ﾛｸﾞ] 誠のサイキック青年団UPスレ12 (1013ﾚｽ)
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947: エスパー魔美 ◆Akina/PPII  [sage] 2023/09/27(水) 09:12:10.66 ID:JramR90A.net

1万2475人の平均年齢は72.6歳（標準偏差5.2歳）、56.9％が男性だった。
対象者を以下にの4群に分類した。
SMCも歩行速度低下もない健常人（3856人、30.9％）、SMCのみがあった群（6889人、55.2％）、歩行速度低下のみあった群（557人、4.5％）、MCR群（1173人、9.4％）。

SMC群とMCR群では、他のグループに比べ、客観的認知機能障害ありと判断された患者の割合が高かった（標準化残差＞1.96）、
眼疾患と聴覚障害を有する患者の割合も高く（標準化残差＞1.96）、昼間に過剰な眠気を感じていた人の割合も高かった（標準化残差＞1.96）。
SMC群とMCR群は、他の集団に比べ、自動車事故とニアミスを経験した人の割合が高かった（標準化残差＞1.96）。

SMC群とMCR群は、健常人と比較したロジスティック回帰分析で自動車事故の調整オッズ比が有意な上昇を示した。
SMC群の自動車事故の調整オッズ比は1.48（1.27-1.72）、MCR群は1.73（1.39-2.16）だった。ニアミスの調整オッズ比もそれぞれ、2.07（1.91-2.25）と2.13（1.85-2.45）になった。

4群のそれぞれについて、客観的認知障害の有無により分類して分析すると、自動車事故のオッズ比は、SMC群とMCR群では、
客観的認知障害がある人もない人もほぼ同様の有意に高いオッズ比を示した。
また、歩行速度低下群では、客観的認知障害があった人のみオッズ比が有意な上昇を示した（1.96：1.17-3.28）。ニアミスの場合は、
SMC群とMCR群で、客観的認知障害の有無にかかわらず調整オッズ比は有意に上昇しており、歩行速度低下群については、
客観的認知障害があった人においてもオッズ比は有意な値にならなかった。

これらの結果から著者らは、日本の高齢ドライバーにおいて、SMCとMCRは、客観的な認知障害とは独立した、自動車事故とニアミスの予測因子だったと結論している。
今後は背景にある機序をさらに詳しく調べる必要があると述べている。この研究は日本医療研究開発機構などの支援を受けている。

原題は「Motoric Cognitive Risk Syndrome and Traffic Incidents in Older Drivers in Japan」、概要はJAMA Network Open誌のウェブサイトで閲覧できる。

Motoric Cognitive Risk Syndrome and Traffic Incidents in Older Drivers in Japan | Geriatrics | JAMA Network Open | JAMA Network
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2808754

http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/download/1438156976/947

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