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演歌トリビア Part12 (952レス)
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671
: [age] 2024/11/18(月)23:13
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671: [age] 2024/11/18(月) 23:13:01.27 こういう場合も、崇拝者は被崇拝者に対する敵意を心のどこかに秘めているものであって、それが表に現れれば、 熱狂的なファンが憧れのスターに硫酸をひっかけたり、ピストルの弾をぶちこんだりする事件となる。 被崇拝者も本来ならば崇拝者に属するべきものを横取りした奴であることには変わりはないからである。 被崇拝者の崇拝すべき点が、崇拝者と関係のないものであれば、あるいは一般的に言えば、優者の優れている点が 劣者と関係のないものであれば、賛美するはずもないし、羨ましがるはずもないし、劣等感を抱くはずもない。 我々は自分が空を飛べないからといって、飛んでいる雀に劣等感はもたないし、桜の花が美しいからといって、 桜に劣等感はもたない(世の中にはいろいろな人がいるので、雀や桜に劣等感をもつ人もいるかもしれないが)。 劣等感は人間につきものみたいなものであるから、劣等感から決定的に解放される方法はないであろう。 もしただ一つ、その方法があるとすれば、自分より優れている人たちを自分とは関係のない別の世界の人たちと見なして、 あきらめることであろう。昔の庶民は貴族に対して別に劣等感はもっていなかったであろう。 ところが、現代は平等主義の時代で、タテマエとしてはすべての人が平等に何にでもなれることになっているから、 現代人は昔の人より劣等感に苦しんでいるのであろう。別に平等主義がいけないとは言わないが、 人々の劣等感を大いに刺激し、増大させたことはまちがいない。 また、大人と青年を比べてみると、青年は将来に希望をもち、いろいろな者になれる可能性を まだあきらめていないことが多いであろうから、大人よりも青年のほうが劣等感が一般に強いであろう。 しかし、すべてにあきらめてしまって劣等感をもたなくなったら人間はやることがなくなるのではなかろうか。 嫉妬は人間の最も強い感情であり、劣等感補償は人間行動の最大の動機である。人が言ったりしたりしていることの大半は、 難しい複雑なことを考えなくても、嫉妬と劣等感補償が動機ではないかという仮説を立てれば明快に説明がつく。 幼い時に話し方に障害があったが後に雄弁家になったとか、子供の時に小児麻痺で歩けなくて後にマラソン選手になったとかの話が劣等感く。 補償の例によく出されるが、別に雄弁家やマラソン選手になることが価値のあることかどうかはわからないけれども、 少なくとも、当人にとっては人生においてやることがあったと言えるだろう。人間行動のこの最大の動機は、 人生の退屈さを紛らわす効用が大いにあると言えよう。 http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/enka/1725395747/671
こういう場合も崇拝者は被崇拝者に対する敵意を心のどこかに秘めているものであってそれが表に現れれば 熱狂的なファンが憧れのスターに硫酸をひっかけたりピストルの弾をぶちこんだりする事件となる 被崇拝者も本来ならば崇拝者に属するべきものを横取りした奴であることには変わりはないからである 被崇拝者の崇拝すべき点が崇拝者と関係のないものであればあるいは一般的に言えば優者の優れている点が 劣者と関係のないものであれば賛美するはずもないし羨ましがるはずもないし劣等感を抱くはずもない 我は自分が空を飛べないからといって飛んでいる雀に劣等感はもたないし桜の花が美しいからといって 桜に劣等感はもたない世の中にはいろいろな人がいるので雀や桜に劣等感をもつ人もいるかもしれないが 劣等感は人間につきものみたいなものであるから劣等感から決定的に解放される方法はないであろう もしただ一つその方法があるとすれば自分より優れている人たちを自分とは関係のない別の世界の人たちと見なして あきらめることであろう昔の庶民は貴族に対して別に劣等感はもっていなかったであろう ところが現代は平等主義の時代でタテマエとしてはすべての人が平等に何にでもなれることになっているから 現代人は昔の人より劣等感に苦しんでいるのであろう別に平等主義がいけないとは言わないが 人の劣等感を大いに刺激し増大させたことはまちがいない また大人と青年を比べてみると青年は将来に希望をもちいろいろな者になれる可能性を まだあきらめていないことが多いであろうから大人よりも青年のほうが劣等感が一般に強いであろう しかしすべてにあきらめてしまって劣等感をもたなくなったら人間はやることがなくなるのではなかろうか 嫉妬は人間の最も強い感情であり劣等感補償は人間行動の最大の動機である人が言ったりしたりしていることの大半は 難しい複雑なことを考えなくても嫉妬と劣等感補償が動機ではないかという仮説を立てれば明快に説明がつく 幼い時に話し方に障害があったが後に雄弁家になったとか子供の時に小児麻で歩けなくて後にマラソン選手になったとかの話が劣等感く 補償の例によく出されるが別に雄弁家やマラソン選手になることが価値のあることかどうかはわからないけれども 少なくとも当人にとっては人生においてやることがあったと言えるだろう人間行動のこの最大の動機は 人生の退屈さを紛らわす効用が大いにあると言えよう
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