[過去ログ] 生きてる人、いますか (284レス)
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64: 2023/10/26(木)21:31 ID:dPt//8VhF(5/7) AAS
チッチキチー ・・・・・・50
ところで、ガルバーニは、動物の体のなかに電気が蓄えられているとの論を発表しま
すが、これが全く認められません。イタリアの医師、解剖学者ルイージ・ガルヴァーニ
は、解剖したカエルの足の筋肉に電気を通じて、筋肉が活動することを発見していた。
(ガルヴァーニ電気)。実験で、ライデン瓶に蓄積した静電気を用い、生きているカエ
ルの足で、電気を通じた場合にも痙攣が起きることを確認。この一連の実験をくり返す
うちに、1780年、電気を通じない場合にも、カエルの筋肉が収縮する場合があることを
発見。絶縁体のガラスを用いた実験などを工夫し、さまざまな説を検討し、電気の源を
筋肉自体にある。としたのである。ガルヴァーニはベンジャミン・フランクリンによる
1752年の実験結果を知っていたため、雷雨によってカエルの筋肉が動くかどうかを1780
年代の後半に実験した。こうした雷雨の影響も確認して、フランクリンの理論は電気を
流体と考えており、ガルヴァーニは神経がこの電気流体を伝える。と考えていたのだ。
まあ、現代では極小微弱電位による神経伝達が発見されが、それはごく最近の話である
。これに対し、イタリアの物理学者ボルタは、カエルの足に電気が発生したのではなく
、金属メスが、カエルの足を通して触れ合ったことで電気が生まれた。と主張し、論争
となっていったのである。実はボルタは1800年に、カエルではなく食塩水を含ませた布
を、銀と亜鉛の板ではさみ、それを何層も重ねると、電流が発生することを実証してい
ました。この発電装置を「ボルタの電堆(でんたい)」というが、この功績から、電圧
の基本単位は、ボルタの名をとって、ボルトとなった。しかしボルタの電池は、長持ち
しないという欠点がありました。それを改良して、銅と亜鉛を、別々の電解液につける
方法を開発したのが、イギリスのダニエルで、1836年のことです。これを「ダニエルの
電池」という。結果としてボルタが正しかったことにおちついたのだが、このボルタも
この電気に魅了され、やっと電気の発生で現代文明の夜明けとなった様にみえた。
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