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[過去ﾛｸﾞ] あとはよろしく (380ﾚｽ)
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148: 06/14(金)15:54 ID:+sLCpRey2(11/15) AA×

148:  [] 2024/06/14(金) 15:54:48.16 ID:+sLCpRey2

中立のリアル・・・・・・・６０

スペインが大型帆船を主力としていた事に対し、イギリスは小型帆船のガレオン船に
よる機動力で、ほぼほぼ、優位に立ったといわれている。更にその他に「火をつけた船
を敵のド真ん中に突撃させる。」というまさに奇想天外な外道な戦法も使っていました
。砲弾は、近い小舟には、撃てない。更に隊列を敷き、並んだ船では、停泊すれば波の
力で、同じ方向を向くのは解っていた、望遠鏡や双眼鏡を片手に、充分に隊員に、船の
弱点をレクチャーし、潮目に合わせて、火をつけ、火薬の自爆や、砲弾の同士討ちを、
目論んでの戦法を仕掛けたのである。更にスペイン艦隊は、長旅の疲れで、そうそうに
隊員達や、船団のやり取りはスムーズでは無かったのだ。良くて手旗信号ぐらいしか、
連絡出来無い時代の闘いであって、海や風や潮目や船を知り尽くした海賊相手に海戦は
、叶わないものであった。又、元々船団の船長に、メディナ・シドニア公としたのは、
英国が、海戦を決定するとは思ってなかったのである。いわゆる、砲艦外交で、威嚇し
街並みに幾つか攻撃し、上陸すれば、後はどういう交渉するか。と言う事が重点だった
。幾つかの記録では、「誰も相打ちは嫌った、しかし、一つの可動式の船上砲で小舟を
撃った、それは近くだったが僅かに反れて波間を行って、遠くで小石が川面を行く様に
幾つかの波しぶきの破門を残し、当たる筈の無い味方の船団に当たり大爆発を起こした
。」などと船員の伝える記録がスペインから出ている。そもそもがメディナ＝シドニア
公は、スペインでは、国王にほぼ匹敵する公爵で、伝統ある貴族の家柄であった。1445
年には、カスティーリャ王フアン２世が、第３代ニエブラ伯爵（フアン・デ・グスマン
）にメディナ＝シドニア公位を授けたのに始まっている。つまり全く名前だけの将軍で
海戦実力はない。称号名はアンダルシア州の自治体、メディナ＝シドニアに由来して、
第３代公爵フアン・アロンソ・ペレス・デ・グスマンの三男ペドロがオリバーレス伯爵
家を興し、第７代公爵アロンソ・ペレス・デ・グスマンが無敵艦隊の総司令官に任命さ
れたり、第８代公爵のフアン・マヌエルの娘ルイサがポルトガル王ジョアン４世の王妃
になった事で知られる程の王家の血統を持つ家柄だった。

http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1712207618/148

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