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223: 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です [] 2024/06/27(木) 04:43:33.47 ID:ObO3VDO9a 中立のリアル・・・・・・・134 このバイキングが「お宝」として扱ったもの。この「商品」が「貨幣」になった時、 ギルドを構成する商人達がまた、成立し成功した。と言える理由だった。つまりギルド では、個々には、質素倹約、欲の抑制の 集団生活重視の全体主義や権威主義の世界で あった。こうした世界は、国家や集団に対して、異を唱える勢力が、大きな力を持って しまうと、国民に、共通の価値観や世界観・イデオロギーを共有させることができず、 権力を独占できなくなる。それに対して、略奪や闘争社会であったバイキング世界は、 そもそもが「力の支配」で強い者が勝つ、勝つ者に付いて行く。そうした集団生活で、 今で言えば刑務所の中の様な、派閥と仲間の世界だった。従って贈物をすることで、戦 の時に加勢してくれる多くの友人を得る。褒美を出して、従えさせる。そうした行為が 日常だったのである。権力を独占した支配者によって、個人が抑圧される点は共通して いるが、此の支配者は生活には立ち入らない。更に、自分が全能でないので、行動やら 襲撃等には、自由に意見し、情報を多く必要とし、共通認識での海を渡った行為をして いたとされる。更に森や自然を愛して、宗教生活は過酷な物だった。ヴァイキングと言 えば、角を持った兜に屈強な体、海をわたる商船を略奪して酒と肉を食らう。そんな、 略奪者のイメージが強い。だが実際は、高度な航海技術を持つ交易商人であり、未知の 土地へと渡る開拓者でもあった。また農業や牧畜、漁業なども盛んであり、決して野蛮 なだけの略奪者ではなかったのだ。ヴァイキングの生活では、神々への信仰と非常に深 く結びつき、ほかの宗教の「司祭」は存在せず、日々の祭祀は地域の代表者や家長が執 り行う。また、各家庭には信じる神がまつられ、ことある毎に祈りを捧げた。北欧神話 を信仰した、ゲルマン系のデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、アイスランドの4 ヶ国に強く残る。つまり家長制度の延長で、集団を離れる事も自由にあったのである。 http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1712207618/223
224: 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です [] 2024/06/27(木) 04:44:49.19 ID:ObO3VDO9a 中立のリアル・・・・・・・135 中世時代の「黄金時代」にあっても、オランダの貿易額の、2/3はバルト海貿易で、 あったし、残り1/3の半分も、地中海貿易の中あった。つまり、オランダの富の源泉は 、ヨーロッパ域内での貿易であり、同時代でも、既に指摘されていたが、海外植民地は 、維持費がかさむだけで大した利益をもたらしていない。のが実情であった中で、多く は手放す中にあった。それは、度重なる英蘭戦争で北アメリカの植民地を奪われ、さら に、南アフリカの植民地も、超大国に成長したイギリス帝国に敗れて失うなど、列強と してのオランダの、国際的地位は既に凋落していた。これはフランスと敵対し銃砲火器 の最新鋭武器を、手に入れられず、生活用品や高級宝飾品と貨幣の流通益に特化しての 交易で、この時期では、長崎出島での日本との、ほぼ独占貿易権が東アジアでの唯一の 牙城としてあった。が、続くナポレオン戦争での敗戦により海外覇権はほぼ消滅する。 つまり、このザビエルより早く、ほぼ80年前から、臼杵の豊前の大友公や、大宰府大内 氏、或いは博多商人や薩摩商人と、接触していたのである。実は香辛料と共に貴重品と された物がある。ありふれた甘味料となっているが、砂糖がヨーロッパで普及したのは 16世紀以降の事である。砂糖が普及する前の甘味料としては蜂蜜などが用いられて、 甘味料も貴重品だった。砂糖はサトウキビ(甘蔗)という植物が原料で、原産地は、か つてはインドとされ、現在もインドネシアのどこかであった。とされている。このサト ウキビの栽培と、製糖の技術はイスラーム世界で始まった。11〜13世紀にはエジプト産 の砂糖が、カイロのカーリミー商人の手によって輸出入された。つまり「砂糖は、コー ランとともに。」とか「砂糖は、コーフィと共に」と言われる所以だ。西方に伝わり、 砂糖がシュガー(sugar) は、アラビア語の sukkar 、砂糖菓子の candy は粗糖の意味 する貴重な媚薬のqand の地名が語源であるという。 http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1712207618/224
225: 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です [] 2024/06/27(木) 04:45:11.26 ID:ObO3VDO9a 中立のリアル・・・・・・・136 砂糖は、初めは調味料として大量に使われたのではなく、媚薬として用いられていた 。そこでオランダ貿易はインド・パキスタンのサトウキビを、密かにブラジルやアメリ カ西海岸で栽培したのである。こうして砂糖の輸入と香辛料の輸入は、オランダ貿易の 柱になった。しかし、そこにオランダ侵略戦争が起こったフ。ランス王ルイ14世の、対 オランダ侵略戦争(1672〜1678年)は。コルベールの対オランダ高関税政策と、ルイ14 世の大陸制圧政策推進の結果起こった戦争であった。実はイギリスには、プロテスタン トとカトリックの内紛が、まだ落ち着いていなく、イギリスのカトリックはフランスと 共に復興と支援の国家間の密約を持っていた。此処にイギリス商人の香辛料と砂糖の、 独占商売に嫉妬の目が注がれて、勢い海戦を起している。海外の商館や貿易港が襲われ て、勢いこの勢力争いは、フランスと密約したイギリスの、第三次イギリス・オランダ 戦争の形で、開始された。ついでルイ14世が大軍を率いてオランダに侵入。危機に直面 したオランダ民衆は、洪水作戦を展開、更にウィット政権を打倒しオラニエ家のウィレ ム(後のイギリス王ウィリアム3世)を共和国総督に迎えて、徹底抗戦を続けていく。 オランダの、蘇生(そせい)を機に、スペイン、ドイツ皇帝や諸侯がオランダを支持して 、1674年イギリスも、単独講和し、孤立したルイ14世はオランダから撤兵し、戦いは、 ハプスブルク勢力との長期戦にすり変わり、結局、78年8月、ナイメーヘンの講和(対 ドイツ講和は79年2月)をもって終わったのである。1600年頃までは、北部7州の、ネ ーデルラント連邦共和国は、共和国連邦として実質的に、独立を果たしていた。しかし 、共和国が成立していても、スペインとの戦争は、終わらなかった。この技術の発展が 導いた、思わぬ方向の偏屈なグローバル化には、人類は大きく苦労していた。 http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1712207618/225
226: 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です [] 2024/06/27(木) 04:46:14.06 ID:ObO3VDO9a 中立のリアル・・・・・・・137 ネーデルラント連邦共和国は1602年、連合東インド会社(オランダ東インド会社)を 設立して、アジアの進出を頑なに、守ろうとした。ポルトガルの、1580年からスペイン と、同君連合となって、オランダ・ポルトガル戦争(1602年〜1663年)が、起った。が そもそも、ローマ王(ドイツ王)たる神聖ローマ皇帝によって統轄された諸領域の呼称 で、現在のドイツ・オーストリア・チェコ・イタリア北部・フランス東部を中心に存在 していた多民族国家であって、国家連合であった。9世紀〜10世紀に成立して、1806年 まで存続し最初はまとまった統一国家であった。14世紀から国家としての機能を徐々に 停止し、カトリック支配が崩され、統治下の非ドイツの領土も次々と失い、終いには、 国号に「ドイツ国民の」という前綴語が加えられて行く。さらに1648年のヴェストファ ーレン条約により、神聖ローマ帝国は名目だけとなり、帝国内の 300以上の王国・公国 ・帝国自由都市・教会領・侯領・伯領および他の小貴族の領地は、事実上の独立を獲得 し、ドイツ人の国家連合としての性格となって行く。ネーデルラントは継承戦争での、 ハプスブルク家の内紛の為、この対立にフランス王ルイ14世は、スペイン領のネーデル ラントに侵攻していく。オランダがイングランド・スウェーデンと三国同盟を締結し、 フランスに圧力をかけ、領有に失敗する。この頃には、米国も独立戦争の機運があって アメリカ大陸内で、英国・仏国・スペインその他が争っていたのだ。16世紀から続く、 ナポレオン以降の独裁王国と、民権議会政治の、確執は止まらないまま、17世紀に継承 戦争に至って、フランス王国とオランダ(ネーデルラント連邦共和国)・ハプスブルク 帝国・スペインとの4ヶ国の巴の戦争で、初めはフランス・イングランドVsオランダの 、戦いだった。途中からイングランドが中立し、神聖ローマ帝国諸侯と、スペインが、 オランダと同盟を結んで参戦、フランスもスウェーデンを戦争に引き入れ規模が拡大し ていく。何故このオランダの地を欲したのか。それは貿易で大航海時代以前にすでに、 潤っていたからだった。これが、他の国には許せなかったらしい。 http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1712207618/226
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