[過去ログ] ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱その63 (1006レス)
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27: 減薬の方法 1/3 2015/08/02(日)20:15 ID:MrBMGqMi.net(27/30) AAS
アシュトンマニュアル P48-
(1) 用量の漸減 ベンゾジアゼピン長期服用から離脱する場合、誰でも用量をゆ
っくりと減らさなければいけないことに、疑いの余地は全くありません。突然
の断薬や速過ぎる離脱は、特に高用量からの場合、重篤な症状(痙攣発作、精
神病性反応、急性不安状態)を引き起こすことがあり、また遷延性の離脱症状
のリスクを増大させます(第V章参照)。緩徐な離脱とは、徐々に用量を漸減し
ていくことであり、通常、数ヶ月の期間をかけて行ないます。その目的は、ベ
ンゾジアゼピンの血中濃度、組織内濃度を安定させてスムーズにゆっくりと低
下させることにあり、そうすることによって、脳内の機能が本来の正常な状態
を取り戻すことが可能となるのです。第T章で説明したように、ベンゾジアゼ
ピンの長期服用は、神経伝達物質GABA が媒介する生体本来の鎮静機能の多くを
支配します。結果として脳内GABA 受容体は数を減らし、GABA 機能は低下します。
ベンゾジアゼピンから突然離脱すると、脳はGABA 活動性低下状態のままであり、
その結果、神経系統の過興奮が引き起こされます。この過興奮が次章で論じる
離脱症状のほとんどの根本原因となっています。しかしながら、身体が十分に
ゆっくりとスムーズにベンゾジアゼピンから離脱することにより、ベンゾジア
ゼピンの介在によって抑え込まれていた機能をコントロールする力を、本来の
システムが取り戻します。脳機能が元に回復するまで長期間を要することは科
学的に立証されています。ベンゾジアゼピン長期服用後の脳の回復は、大きな
外科的手術からの回復とよく似ています。体や心の回復はゆっくりとしたプロ
セスなのです。
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