[過去ログ]  ´_ゝ`)流石だよな俺ら@801板>(´<_` (892レス)
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(6): 02/11/09 14:35 ID:oUyNqim5(1/10) AAS
AA省
544: 541 02/11/09 15:19 ID:oUyNqim5(2/10) AAS
「…暑い」
いつものように二人並んでパソコンのモニターを覗き込んでいると、唐突に兄が呟いた。
「え?」
画面から兄の横顔に視線を移し、弟が短く問うた。
部屋には確かに暖房が効いていたが、室温はきっと適切、二十度や、そこらだろう。視線の先の兄の頬が
ほんのりと赤く火照っているのを見て、弟は微かに眉を顰めた。
「暑い?」
「暑い。お前は暑くないのか」
不機嫌そうな声で返す兄の、キーを打つ指は止まらない。2ちゃんねるの某スレに書き込んでいる最中なのだ。
だがその手つきはどこかぎこちなく、タイプミスも多い。弟は眉間の皺を深くした。
省11
545: 541@レス数予告下手 02/11/09 15:22 ID:oUyNqim5(3/10) AAS
シマッタ2/4

二人兼用の寝室で、兄が大人しく横になった頃にはもう夜が更けきっていた。いつもと同じ布団で、いつもとは
違う兄がすやすやと眠っている。
弟は氷枕や汗を拭くタオル、替えのパジャマなんかを用意してから自分の布団を敷いた(余談だが、普段の
セックスのときに使っているのは兄の布団である。大抵、弟が兄の布団に潜り込むからだ)。
熱の苦しみも大してないのか、兄はぐっすりと眠っているようだ。その寝顔を一瞥し、自分の口元が緩むのに
は気付かぬまま弟が自分の布団に潜ろうとした、その時だった。
「さむ……おとじゃ…」
ぽつり、と兄が呟いた。弟が目を向けると、兄はまだ布団に包まり眠っている。…寝言だ。
「寒いのか、兄者」
省4
546: 541@レス数予告下手 02/11/09 15:23 ID:oUyNqim5(4/10) AAS
サッキノトマトメリャヨカッタ3/4

兄の布団に潜り込むと、熱がある分体温が高いのだろう、中は十分すぎるほど暖かかった。
それでも兄は寒い寒いと震えている。弟はぴったりと兄にくっついて隙間をなくし、手を兄の背中に回してゆっくりと撫で始めた。―そういえば、暖めあうには裸がイイとか言うよな、と思いながら。
眉間に皺を刻んでいた兄は、起きそうな気配も無かった。だが弟の体温には気付いたのか、弟の胸に顔を
埋めるように擦り寄ってくる。
猫みたいなヤツだ。
そう思うと、弟の頬が緩んだ。背中を撫でる手が、微かだが熱を帯びる。自分の胸に埋めた無防備な寝顔に
煽られる。
「…駄目だ、兄者は風邪をひいているんだから」
自制するように呟く。その声が耳に届いたのか、兄の瞼がぴくりと動く。弟の腕に戒められるようになっていた
省4
547: 541@レス数予告下手 02/11/09 15:27 ID:oUyNqim5(5/10) AAS
キレルカモ4/4

兄がふと目を覚ました理由は、自分では分からなかった。ぼんやりとした頭はあまり明瞭になることは無かったが、
それでも五感が徐々に戻ってくる。
何かが自分の肌に直接触れてくるのに気付くのに、数秒かかった。
「ぁ、あ…ッ、な…なに…?」
ぞく、と背中を悪寒に似たものが走る。ぬる、としたものが自分の薄い胸を、腹をゆっくりと辿る。それとは別の何かが、
自分自身をゆっくりと撫でている。布団の中の手を動かそうとしても、上手くいかない。それでも必死にその『何か』を
自分から引き剥がそうともがいた。
「や、止め…お、弟者?弟者なのか…?」
ずっと、目が覚めるより前からされていただろう愛撫に声が上擦る。布団の中に潜り込んでいるのか、今は見えない相手の
省13
548: 541@レス数予告下手 02/11/09 15:28 ID:oUyNqim5(6/10) AAS
AA省
552: 541 02/11/09 15:55 ID:oUyNqim5(7/10) AAS
AA省
554: 541 02/11/09 15:55 ID:oUyNqim5(9/10) AAS
イラスト
>>34
>>66
>>357

FLASH
>>414
555: 541 02/11/09 15:58 ID:oUyNqim5(10/10) AAS
AA省
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