オリエンタルラジオで８０１＊part１３

[過去ﾛｸﾞ] オリエンタルラジオで８０１＊part１３ (740ﾚｽ)
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643: 風と木の名無しさん [] 2007/02/27(火) 01:20:58 ID:ST+428pq0

「あ、…いや、あっちゃ……」
「嫌じゃないだろ」

緩い動きのまま、慎吾の前立腺の位置をしつこく行き来する。
ぬるく浸っていたから、連続した快感がつらいのか、慎吾が俺の腕の中でもがく。
それを押さえ込んで、俺はいっそう慎吾の肌の色を染め上げていく。

慎吾は俺の身体の一部だ、そう言ったことがあるけど、今になってはそんな甘いものじゃなくなってしまった。
できるものなら皮膚と衆目に隔てられたこの境目を取り除いて、ドロドロ溶けて同じかたまりになればいい。
それができないから、俺は慎吾を抱いているのかもしれない、そう思う。いや、即物的な欲求もあるけど。
慎吾の身体のなかに入ってなまぬるい粘膜をかき回しているうちに、俺のどこか一部がちょっとずつ溶け出して、慎吾にどんどん持っていかれる気がするから、それが心地よくて。
こうやって夢中になっているときは、慎吾以外の全てのものが邪魔者に思える。自分でさえ。

俺の名前を呼んで開いた唇に自分のそれで食いつくと、離れる時、水音が後を引いた。
身体のなかは突き上げられて、口のなかまで俺に持っていかれて、慎吾は酸欠状態だ。
慎吾はそれでも霞む瞳を綻ばせる。

「あっちゃん、好き、…すごい好き…っ」
「慎吾」
慎吾は俺の身体の一部だ、そう言ったことがあるけど、今になってはそんな甘いものじゃなくなってしまった。
できるものなら皮膚と衆目に隔てられたこの境目を取り除いて、ドロドロ溶けて同じかたまりになればいい。
それができないから、俺は慎吾を抱いているのかもしれない、そう思う。いや、即物的な欲求もあるけど。
慎吾の身体のなかに入ってなまぬるい粘膜をかき回しているうちに、俺のどこか一部がちょっとずつ溶け出して、慎吾にどんどん持っていかれる気がするから、それが心地よくて。
こうやって夢中になっているときは、慎吾以外の全てのものが邪魔者に思える。自分でさえ。

「あっちゃん、好き、…すごい好き…っ」
「慎吾」

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