[過去ログ] 本当に死ぬまで独身でいるの? 57年目 (1002レス)
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819: 2023/01/26(木)18:51 ID:Gb5vHE5f(2/7) AAS
仲間として認められるためには努力が必要

大前提として、ドイツでは「仲間意識をつくるのは手動」だ。

日本人であれば、同じ企業に勤めているとか、同じ大学出身だとか、同郷だとか、共通点があればなんとなく仲間意識が芽生える。

 

たとえその人のことをあまり知らなくても、「同期のよしみ」と親切にしてあげることもあるだろう。

でもドイツには、そういった考えはまずない。

 

以前、ドイツの大学でグループワークの課題があったとき、ドイツ人たちの会話についていけずダンマリしていたところ、翌日の勉強会には呼ばれず、さらに担当を勝手に決められたことがあった。

 

抗議したら、「わたしたちは授業のあとみんなでランチに行って、そのあといろいろ決めたけど、あなたいなかったでしょ。授業中も発言してないし」と一蹴された。

 

えぇ? でも同じチームなんだからさぁ……。

 

そうは思いつつ、緊張していて発言できなかったけどやる気はあること、ドイツ語力の問題で話についていけなかったこと、外国人学生用の授業があったからランチは一緒にできなかったけど仲良くしたいことを伝えた。

すると、「なんだそうなの。オッケー、じゃあ一緒にやろう」とあっさり解決。

 

そう、嫌われてたんじゃなくて、単純に「仲間」だと思われていなかったから、誘われなかっただけなのだ。

相手はわたしを仲間外れにした意識なんてないから、一切悪びれもしない。

とまぁこんな感じで、所属で仲間意識が生まれるのではなく、ともに時間を過ごし、会話することで仲間になっていくのだ。

 

それは仕事でも同じで、同じ職場というだけでみんなが助けてくれるわけではない。

出勤したら笑顔で雑談し、困ったことがないかたずね、ときには酒を飲みに行き、「チームの一員」になる努力をする。

 

その努力なしでも仕事はできるが、おいしい仕事から外されたり、面倒な作業をぶん投げられたり、最新のプロジェクトの話を教えてもらえなかったりする。

 

でもそれは悪意による嫌がらせではなく、仲間ではないから優しくされないだけ。

そういう環境でも困らないのは、自分の作業だけやってりゃいいと割り切った人のみ。

 

チームメンバーとして受け入れられるためにいい関係性の構築は不可欠で、ある程度大きな仕事をしたいなら、チームの一員として馴染むことは必須である。
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