[過去ログ] 川´3`) 山下達郎 サンデーソングブック Part34 (1002レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
826: (ワッチョイ 4da5-82RG) 2021/12/26(日)20:23 ID:NhiPIY420(13/17) AAS
本作『スモーキン』について

第2期ハンブル・パイの初めてのアルバムであり、通算6作目となる本作『スモーキン』は72年にリリースされた。冒頭の「Hot 'N' Nasty」から最後の「Sweet Peace And Time」まで、ファンキーでタイトな70sブリティッシュハードロックが堪能できる。まさに王道だ。ブルースロック、ブギ、
バラード、スワンプロック(マリオットのオリジナル「Old Time Feelin'」では、マリオットのブルースハープ、アレクシス・コーナーのマンドリンなど、ジャグバンドっぽいブルースが聴けるが、これはどちらかと言えばフランプトンの好きなタイプである)まで、マリオットは水を得た魚のように気持ち良く歌いまくっている。
クレム・クレムソンの存在感のあるギターワークとマリオットのシャウトするヴォーカルがぴったりマッチしていて、グループが最高の状態にあることが分かるような充実した演奏である。「The Fixer」はアルバムの目玉の1曲であり、ブリティッシュ然としたヘヴいなリフと重たいリズムが特徴だ。
エディ・コクランのカバー「C'mon Everybody」では中盤からのマリオットとクレムソンのツインリードが出色のプレイ。9分近くに及ぶブルース「I Wonder」からエンディング曲のハードロック「Sweet Peace And Time」への流れがカッコ良く、もう一度頭から聴く羽目になってしまうのだ。
本作の白眉は1曲目の「Hot 'N' Nasty」で、ソウルジャズかジャズファンクのようなニュアンスで演奏されていて、マリオットの新たな一面を見せてくれる。

なお、本作には『スーパーセッション』でもお馴染み、CSN&Yのスティーブ・スティルス、ブリティッシュ・ブルースの父と呼ばれるアレクシス・コーナー、バックヴォーカルに大物シンガーのマデリン・ベルやドリス・トロイらが参加、サウンドに深みが出て、本作の完成度を一層高めている。
1-
あと 176 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.009s