[過去ログ] 【咲-Saki-】須賀京太郎カプ総合スレ102 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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194: >>192 おつ 2016/12/24(土)22:21 ID:qiPIXRKb0(1/6) AAS
「……わはー」

目の前に溢れる光の数々。
いつもは、物静かな町が彩られ、光と騒がしい音楽に包まれていた。
普段なら何もない道の真ん中には、大きなモミの木があり、桃子はそれを口を開けて見上げる。

「……」
「お待たせ」

見上げていれば、桃子に声を掛けてくる人物がいた。
金髪の髪の毛に背高い少年である、京太郎だ。
しかし、声を掛けるも桃子は、ぼーと見上げるばかり。

「何かあるのか?」
「わひゃぁ!?」

仕方がないので、京太郎は桃子の隣に立ち、一緒に見上げて聞いてみた。
聞いて見て帰ってきた返事は、驚きの声である。
本当に気付いていなかったのかと、胸を押さえ目を丸くする桃子に京太郎は苦笑を返す。

「い、いつから……いたっすか!?」
「今さっき……それで何を考えていたんだ?」
「えっ……あー……そのー」

聞いて見れば、桃子は顔を少しばかり気まずげに視線を逸らした。

「えっと……信じられないなーと思ってたっす」
「信じられない?」
「はいっす」

逸らしながらも、口を開き『信じられない』と口にすると桃子は視線を街道へと向ける。
桃子に釣られて京太郎も視線を送れば、そこには数々の人々。
楽しげに笑う子供と苦笑する親、イチャついてるカップル、友達同士つるみ歩く学生……などなど。
様々な人が、寒空の下で思い思いに過ごしていた。

「あー……えっと、その……何と言うか」
「むっ……違うっすよ! これでも、クリスマスをぼっちで過ごすとかしたことないっすから!」

桃子の言葉とステルス能力から京太郎が導き出した答えに、桃子が憤慨し『違う』と両手を腰に当て胸を張ってドヤる。
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