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【まどか☆マギカ】杏子×さやかスレ34【杏さや杏】©2ch.net (177レス)
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106
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娘への愛、父への孝心8
2017/06/18(日)23:32
ID:fd9p1Jkd0(10/13)
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106: 娘への愛、父への孝心8 [sage] 2017/06/18(日) 23:32:05.34 ID:fd9p1Jkd0 「いや〜、まさか渡してすぐ使うとは……」 父親の背中というのはまじまじと見つめると思いのほか大きい。 ささやかながらも盛大なパーティーを催され、手作りのケーキに舌鼓を打った後。 父はもらったばかりのマッサージ券を早速使った。 本格的なものを……と拘泥ったチケットは楮紙で作られている。 さすがに印刷所に依頼するのは大袈裟だということで券面はさやかが中心になって描いた。 四隅に花や音符のマークを添え、裏面の注意書きには”完全予約制・指名可能”という謎の文言が躍る。 「このところちょっと疲れが溜まっててね。せっかくだから全身コースを頼むよ」 それっぽく書いたものの、もちろんマッサージの経験などないさやかには正しいやり方なんて分からない。 とりあえずちょっと痛いくらいの強さで手や足を揉みほぐせば血行は良くなるだろう程度の感覚だ。 「じゃあそこにうつ伏せになってよ」 「ああ、ちょっと待ってくれ。もう1枚使うよ」 マッサージ券は10枚セットになっていた。 「ええ? さすがにもったいなくない?」 母のように何年も保管してくれとはいわないが、初日から2枚も使うのは惜しくないのだろうか、とさやかは思った。 「だって指名できるんだろう? それに…………」 と父が示した先では、興味なさそうな振りをしながら杏子がちらちらと2人を見ていた。 (あ〜、なるほどね……ったく、父の日に父親に気を遣わせてどうすんだよ…………) そう思っている間に彼が券を掲げて杏子を呼ぶ。 彼女は何か用事をしていたところを急に呼ばれた風を装い、小走りにやって来た。 「父さん、どうかした?」 もちろん誰もが分かっているが誰もが気付いていない振りをする。 「ああ、今日もらったこれを早速使いたいと思ってね」 俄かに杏子の表情が綻ぶ。 が、彼女はすぐに上を向いて、 「そ、そっか。父さん、いつも仕事で疲れてるもんね」 少しだけ拗ねたような口調で言う。 父はクッションを下敷きにうつ伏せになった。 「じゃあ今から30分ね。気を付けるけど痛かったら言ってよ」 ジャンケンの結果、さやかは足を、杏子は腕をマッサージすることになった。 先端部分から内側に向けてゆっくりと揉みほぐしていく。 力の入れ方も場所も素人なのでよく分からない。 しかし時に緩急をつけた指圧は普段味わえない刺激だけあって心地良い。 「これはだいぶ凝ってますな〜」 「ああ……あまり……体を動かさない、からな…………」 足首から脹脛にかけて加えられる圧力に、彼は長くゆっくりと息を吐く。 事務仕事が中心とあって彼の体は鈍っている。 もう少し筋肉がついていても良さそうなのに、腕も足も厚みの割りには弾力があった。 「ああ、杏子、そこだそこだ。もう少し強めに揉んでくれ」 「え、いいの?」 一方、杏子は手首から肩にかけて揉みほぐす手を行ったり来たりさせている。 時に擽ったく、時に多少の痛みを伴う圧力は夢の中にいるような感覚にさせた。 http://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/anichara2/1489316133/106
いやまさか渡してすぐ使うとは 父親の背中というのはまじまじと見つめると思いのほか大きい ささやかながらも盛大なパーティーを催され手作りのケーキに舌鼓を打った後 父はもらったばかりのマッサージ券を早速使った 本格的なものをと拘泥ったチケットは紙で作られている さすがに印刷所に依頼するのは大袈裟だということで券面はさやかが中心になって描いた 四隅に花や音符のマークを添え裏面の注意書きには完全予約制指名可能という謎の文言が躍る このところちょっと疲れが溜まっててねせっかくだから全身コースを頼むよ それっぽく書いたもののもちろんマッサージの経験などないさやかには正しいやり方なんて分からない とりあえずちょっと痛いくらいの強さで手や足をみほぐせば血行は良くなるだろう程度の感覚だ じゃあそこにうつ伏せになってよ ああちょっと待ってくれもう1枚使うよ マッサージ券は10枚セットになっていた ええ? さすがにもったいなくない? 母のように何年も保管してくれとはいわないが初日から2枚も使うのは惜しくないのだろうかとさやかは思った だって指名できるんだろう? それに と父が示した先では興味なさそうな振りをしながら杏子がちらちらと2人を見ていた あなるほどねったく父の日に父親に気を遣わせてどうすんだよ そう思っている間に彼が券を掲げて杏子を呼ぶ 彼女は何か用事をしていたところを急に呼ばれた風を装い小走りにやって来た 父さんどうかした? もちろん誰もが分かっているが誰もが気付いていない振りをする ああ今日もらったこれを早速使いたいと思ってね 俄かに杏子の表情が綻ぶ が彼女はすぐに上を向いて そそっか父さんいつも仕事で疲れてるもんね 少しだけねたような口調で言う 父はクッションを下敷きにうつ伏せになった じゃあ今から30分ね気を付けるけど痛かったら言ってよ ジャンケンの結果さやかは足を杏子は腕をマッサージすることになった 先端部分から内側に向けてゆっくりとみほぐしていく 力の入れ方も場所も素人なのでよく分からない しかし時に緩急をつけた指圧は普段味わえない刺激だけあって心地良い これはだいぶ凝ってますな あああまり体を動かさないからな 足首から脹にかけて加えられる圧力に彼は長くゆっくりと息を吐く 事務仕事が中心とあって彼の体は鈍っている もう少し筋肉がついていても良さそうなのに腕も足も厚みの割りには弾力があった ああ杏子そこだそこだもう少し強めにんでくれ えいいの? 一方杏子は手首から肩にかけてみほぐす手を行ったり来たりさせている 時にったく時に多少の痛みを伴う圧力は夢の中にいるような感覚にさせた
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