[過去ﾛｸﾞ] 銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓 (771ﾚｽ)

銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/anime/1353127780/

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138: 風の谷の名無しさん＠実況は実況板で [sage] 2012/11/26(月) 18:21:40.47 ID:20MOa2yw0 「いいから、つれてけや??」松平の声がした。そのとたん、震える手で左ほほを押さえていた当の将軍が、動いた。凛とした、いつもの声で言う。 「はなしてあげなさい。たたかれたのは、突然触れてしまった私が悪いのだ。・・・すまなかった」 と、なんと将軍が月子に深々と頭を下げたのだった。 「う、上様！！」真撰組がどよめく。 「貴方の言う、侍を見捨てた件、先代の将軍、父の所行だとしても、私も実は心を痛めている。償うためには、 この平和を守ることしか私には出来ないが、きっと、それをしてくつもりだ。」 将軍の目は、真剣だ。そして、真摯に桂を見据えていた。 その顔には、本当に確固たる、決意がみなぎっている。 桂と、将軍の視線は絡んだまま。他の誰もが、それを見て、何も言えない。二人が、言葉を発さず、目で語り合っているような気がしたからだった。 にらむように、将軍を見続けていた月子の身体から力が抜けた。銀時も、事の成り行きを悟り、嫌に冷めた目で将軍を見た。心中は、複雑だ。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/anime/1353127780/138

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