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銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓 (771レス)
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167
: 2012/11/27(火)19:17
ID:t4f1eaMc0(1)
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167: [sage] 2012/11/27(火) 19:17:19.39 ID:t4f1eaMc0 その夜、珍しく銀時が一緒の部屋で寝て良いからと、ソファーじゃなく自分の寝室に二組の布団を引いた。 「最後に、ずいぶんと優しいんだな」 「お前、本当は何企んでるんだ?」 「何も企んでなどいないさ」 ふう、とため息をついて銀時が正面から桂を見据える。 「お前、嘘つくとき、鼻の穴広がる癖があるぞ」 「まじでか!?」って、鼻を押さえてしまったという顔をする桂。 「・・・鬼兵隊に迎えに行ったとき、偉くお前は馴染んでいたな。あの高杉相手に、つかまって、逃げようとせずにいたのも、考え合ってのことなんだろ」 「今の将軍は・・・茂茂どのは、誠実でいい方だ。この国の未来を、あの方なら本当にいい方向へ導いて下さるやもしれぬ。 だが、高杉は、そんなことは関係ないと言った。その血筋に責任を取らせると。説得できればよいかとも思ったが、あやつ相手には無理な話だ。 そうそう、人の考えなどは変わるわけもない。」 「そりゃそうだ。人の考えなんかかわらねえよ。特に、頭の固いお前らはな。・・・なのにどうだ、おまえは。もどって来るなり結婚にあっさり承諾。 一体、あいつのところで何があったんだよ。」 お前の考えを変えるほどの、なにがあったんだ。 銀時がこういう目をしたときは、言い逃れできないことを桂は知っている。 ある種の確信の元で聞いてきているからだ。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/anime/1353127780/167
その夜珍しく銀時が一緒の部屋で寝て良いからとソファーじゃなく自分の寝室に二組の布団を引いた 最後にずいぶんと優しいんだな お前本当は何企んでるんだ? 何も企んでなどいないさ ふうとため息をついて銀時が正面から桂を見据える お前嘘つくとき鼻の穴広がる癖があるぞ まじでか!?って鼻を押さえてしまったという顔をする桂 鬼兵隊に迎えに行ったとき偉くお前は馴染んでいたなあの高杉相手につかまって逃げようとせずにいたのも考え合ってのことなんだろ 今の将軍は茂茂どのは誠実でいい方だこの国の未来をあの方なら本当にいい方向へ導いて下さるやもしれぬ だが高杉はそんなことは関係ないと言ったその血筋に責任を取らせると説得できればよいかとも思ったがあやつ相手には無理な話だ そうそう人の考えなどは変わるわけもない そりゃそうだ人の考えなんかかわらねえよ特に頭の固いお前らはななのにどうだおまえはもどって来るなり結婚にあっさり承諾 一体あいつのところで何があったんだよ お前の考えを変えるほどのなにがあったんだ 銀時がこういう目をしたときは言い逃れできないことを桂は知っている ある種の確信の元で聞いてきているからだ
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