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【BLOOD+】Episode−154 (1001レス)
【BLOOD+】Episode−154 http://yuzuru.5ch.net/test/read.cgi/anime2/1280606384/
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859: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/02/09(水) 06:20:29 ID:ZDx44ZuF >>848 小説版では小夜はソロモンに唇を許そうとしたがハジが来て我に帰ったとかあったなW >>855 そうとしか思えない表情だったな 特に踊った後なんか達した後のyo うわなにをする http://yuzuru.5ch.net/test/read.cgi/anime2/1280606384/859
862: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/02/09(水) 13:54:58 ID:ZDx44ZuF 「どうして僕の手を取らないんです?」 「あなたは自分のことばかりで私のことなんか何もわかってない」 「わかります。血を分けたあなたの家族ですから。あなたが望むのなら、僕がディーヴァを殺めましょう。」 「ディーヴァは私の血がなくちゃ倒せない。だから私がやらなきゃいけないの。」 「血がなくとも倒せます。首さえ取ってしまえば、いくらディーヴァでも生きてはいられないでしょう」 「だめ。ディーヴァは私が殺す。ディーヴァを殺して私は死ぬの」 「小夜…」 「みんな私のせいなの。私がディーヴァを解き放ったから、みんなが傷ついて… もうこれ以上誰かが傷つくのを見たくない。だから私がやらなきゃ。私とディーヴァさえいなくなれば みんな平和に暮らすことができる」 「小夜、それは違います」 「違うって、何が」 「たとえあなたとディーヴァがこの世から消えても人間は争いを続けます。 誰にもそれを止めることはできない…僕もかつてあなたと同じようなことを考えていました。 シュバリエとなって人間としての僕がこの世から消えれば、人としての僕はしがらみから解き放たれ、 同時にいつか世界から争いがなくなるのではないかと、そう思っていました。 しかし現実には…長い年月が経っても人間は愚かな争いを繰り広げていました。 僕一人が憂いたところで、人間は何一つ変わらなかったのです。 彼らは僕達翼手と違い、もともと争いを好む生物なのです。限りある生を生きるために戦う。 永遠の命を持つ翼手には、争いは必要ありません。 人間に長く寄り添っていたあなたは、人間としての業を背負ってしまったのですね。 ですがあなたがあなたであることに変わりはありません。 あなたがそう望むのなら、僕がディーヴァを殺めましょう。 あなたがディーヴァを殺め、死ぬ必要などないのですから」 「違う。ディーヴァは私が…ディーヴァを殺して私も死ななきゃ、みんなが」 「まだそんなことを言うのですか。人間の業を負ったあなたが自ら死を選ぶなどできるはずがない。 人間は皆生に執着します。あなたもそうでしょう。戦うことを望むあなたは誰よりも人間らしいのですから」 「違う!そんなことない。私が翼手だからみんなが…」 「いいえ。僕にはあなたが人間にしか見えません。器は翼手でも、あなたの中身はは人間のか弱い少女にしか過ぎません。 だから生きたいのでしょう。自分を偽ることなどできません。何よりもあなたの瞳がそう語っている」 「そんなことない。そんなこと…」 http://yuzuru.5ch.net/test/read.cgi/anime2/1280606384/862
863: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/02/09(水) 13:55:57 ID:ZDx44ZuF 小夜の脳裏にディーヴァによって結晶化されたリクの姿がよぎった。 そしてクララをはじめベトナムの傭兵達、リーザ、シフの少女。 優しく逞しかった父の体は、彼女の血によって硬化し、砕け散った。 それを見た瞬間、自分は生きていてはいけないのだと悟った。 生きることなどもうずっと以前から諦めていた。しかし沖縄で家族と過ごした一年間が 決意を揺るがせる。生きてあの懐かしく美しい空と海のある場所へ帰りたい。 小夜の瞳から熱いものが零れ落ちる。ソロモンは小夜の頬を伝う涙を拭い、 その体を胸に納めた。嗚咽する小夜の背中をあやすように撫でる。 「大丈夫。大丈夫ですから」 やがて小夜は落ち着きを取り戻した。それを見てソロモンも安心した。 「本当にあなたは初めて出会ったときから何一つ変わっていない。人間のか弱い少女そのものです。 なのにあなたは全ての罪を一人で背負おうとしている」 「………」 「僕は昔、血を分けた兄弟を殺めたことがあります。その時僕はただ兄さんに 言われるがままに親しかった兄を手に掛けました。罪悪感はありましたが、 これも兄さんのため、引いてはディーヴァのためと自分に言い聞かせ、 無意識の内に自分の罪を二人に押しつけていました。勿論死のうなどとは思いませんでした。 でもあなたはそんな僕とは違います。自分から命を断ってまで罪を背負うとするあなたはとても強い。 だから守りたいのです。僕の命に代えても」 「…あなたの気持ちは嬉しいけど、ディーヴァは私が倒す。もう決めたことなの」 「…決意は固いのですね。では一つ約束してくださいますか。」 「…何」 「ディーヴァを倒したあとは僕と共に生きると」 「…………」 「お願いします。小夜、これだけは」 「…考えておくわ」 「ありがとうございます。小夜、もう一つお願いがあるのですが」 「……?」 「僕をあなたのシュバリエにしていただけませんか」 「…本当にいいの」 「ええ。僕ももう決めたのです。あなたと共に生きると」 ソロモンの指が小夜の顎をとらえた。小夜は目を閉じた。唇が触れ、すぐに離れる。 「では行きましょう。あなたの家族のもとへ」 「…うん」 ソロモンは翼手形体に変身し、小夜を背中に乗せると煌びやかな夜景を背に飛び立った。 http://yuzuru.5ch.net/test/read.cgi/anime2/1280606384/863
865: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/02/09(水) 14:09:11 ID:ZDx44ZuF なんでソロモンが悪いとなるのかわからん。 興味ないならスルーしてちょW http://yuzuru.5ch.net/test/read.cgi/anime2/1280606384/865
873: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/02/09(水) 16:03:18 ID:ZDx44ZuF いまだにソロモンファン叩きしている人がいたことにおどろきだW http://yuzuru.5ch.net/test/read.cgi/anime2/1280606384/873
875: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/02/09(水) 16:54:32 ID:ZDx44ZuF とりあえずこのスレにカキコミしている、血が忘れられないやつはみんな病院行きだなW http://yuzuru.5ch.net/test/read.cgi/anime2/1280606384/875
881: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/02/09(水) 19:17:22 ID:ZDx44ZuF >>異常なソロ厨 その一言がすでにソロモンファンをけなしているんだよ。 http://yuzuru.5ch.net/test/read.cgi/anime2/1280606384/881
886: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/02/09(水) 20:12:51 ID:ZDx44ZuF >>885 あなたがわからないのなら良いのです。 どうかそのままのあなたでいてください。 http://yuzuru.5ch.net/test/read.cgi/anime2/1280606384/886
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