[過去ログ] 架空請求業者の口座を晒すスレ 6 (1002レス)
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955: 2017/07/05(水)20:09 ID:PuHylGLLO携(4/16) AAS
稲川淳二「ある廃墟の話なんですけどねぇ・・・そこは天井裏がある家でして・・・」

稲川淳二「アタシ叫びましたよ。まっくろくろすけ出てきなさいっと・・・」
956: 2017/07/05(水)20:10 ID:PuHylGLLO携(5/16) AAS
稲川淳二「やだなー、恐いなーなんて指を隙間に入れてみたんです。
      そしたらぞわぞわーっと出てきたんです。黒い霊魂がいっぱい。」
957: 2017/07/05(水)20:11 ID:PuHylGLLO携(6/16) AAS
稲川『そこでね…私は言ってあげたんですよ…
 
コンクリートロードはやめた方がいいぜ
 
って……
 
そのあと…聞こえて来るんですよ…
やなやつ…やなやつ…やなやつ…やなやつ…! って』
958: 2017/07/05(水)20:12 ID:PuHylGLLO携(7/16) AAS
稲川淳二「なんかいやーな感じがするなー、
      と思ってずぶ濡れの少女が差し出す手かごを受け取ったんですねぇ」

稲川淳二「ずしーっ、と重みを感じたんですよ、えぇ」

稲川淳二「中身は何なのか大体わかってる、わかってるんだけどもどーにも見るのが怖い」

稲川淳二「やだな〜、怖いなぁ〜なんて考えてるうちに・・・
      どっかで嗅いだことあるいやーな臭いがかごから漂ってきましてねぇ」

稲川淳二「それでね、あたしピーンときたんだ」
省1
959: 2017/07/05(水)20:14 ID:PuHylGLLO携(8/16) AAS
稲川「幼い少女がね、アタシを見つめてこう呟くんですよ」

稲川「ポニョ、じゅんじ大好き!ってね…」

稲川「この時、さすがのアタシも覚悟しましたよ」

稲川「霊に好かれるってのは、相当まずいことですからねぇ」
960: 2017/07/05(水)20:15 ID:PuHylGLLO携(9/16) AAS
AA省
961: 2017/07/05(水)20:16 ID:PuHylGLLO携(10/16) AAS
AA省
962: 2017/07/05(水)20:17 ID:PuHylGLLO携(11/16) AAS
稲川「あの時はまずいと思いましたね」

稲川「何せ二人の少年少女が悲しげな表情でこちらをじーっとみてるんですよ」

稲川「流石に理解しましたね。あぁ、これはバルスされる流れだと」

稲川「だから私先に言ってやりましたよバルスってね」
963: 2017/07/05(水)20:19 ID:PuHylGLLO携(12/16) AAS
稲川「アタシこの間ね、車に轢かれそうな猫助けたんですよ。猫」

稲川「そしたら次の日から、妙に猫がアタシにつきまとってきたり、
   机の中にマタタビが入ってたりしててね」

稲川「怖いなーおかしいなーって思って、ある日猫にこう言ったんですよ」

稲川「もう付きまとうのはやめてくれって。そしたら猫が」

稲川「またまたご冗談を!!!」
964: 2017/07/05(水)20:20 ID:PuHylGLLO携(13/16) AAS
稲川「あるとき一人の男の子がアタシに何かを呟いてきたんですよ・・・」

稲川「しかし雰囲気がなーんかおかしい・・・アタシもその異変にはすぐ気付きましたよ。ええ。」

稲川「急にその男の子は、んっ、んっ、んっ、
   と苦しそうにワタシに何かを訴えかけてきていまして・・・」

稲川「ワタシは嫌だなー怖いなーと思いながらしばらく様子を見たんだ・・・」

稲川「そしたらその男の子はアタシに傘を差し出して走ってどこかに消えていきましたよ・・・」
965: 2017/07/05(水)20:22 ID:PuHylGLLO携(14/16) AAS
稲川「トンネルを抜けるとそこは・・・・・あ、これ駄目だ。
   これ以上、進んじゃいけないって直感しましたね。」
966: 2017/07/05(水)20:25 ID:PuHylGLLO携(15/16) AAS
稲川「ト゛ン゛ボォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ーーーーーー!!!」
967: 2017/07/05(水)20:27 ID:PuHylGLLO携(16/16) AAS
稲川「あるこうよ〜あるこ〜うよ。あたしはまだげんきだよ!!まだいきてるよ!
   あるくの大好きだよ!!」
968: 2017/07/06(木)12:21 ID:dJmy4CFq0(1) AAS
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画像リンク[jpg]:i.imgur.com
969: 2017/07/06(木)13:08 ID:8I9xIzwx0(1/4) AAS
小学生の頃に体験した出来事。
あれはたぶんマジモンの心霊現象だったと思う。

当時小学生の俺はボーイスカウトの団員だった。
ボーイスカウトってのはキャンプとかの野外活動をする団体で、
夏休みのある日、地元の郊外を十数kmハイキングすることになったんだ。
ハイクではルートの途中に何箇所か通過チェックポイントを決めておく。
そのときは住宅地の片隅にある小さな神社をチェックポイントにしていたんだけど、
いざ実際に歩いてその場所に着いたら、神社が二つあったのよ。
970: 2017/07/06(木)13:09 ID:8I9xIzwx0(2/4) AAS
十字路を挟んだ対角線上にそっくり似ている神社が二つ。
鏡合わせになっているみたいだった。
地図には鳥居マークが一つしかないのに、おかしいぞと。
俺たちはとりあえず地図通りの場所にある方の神社で休憩をとった。
こっちの境内は本殿が一つと小さな祠が一つ。ぶっちゃけ何の変哲も無い。
すると中学生のリーダーが「向こう側の神社も見てみよう」と提案してきた。
俺を含めた他の班員もみんな気になっていたから、何の異論も無かった。

異変はその鳥居をくぐってすぐに気付いた。
なんか生臭かったんだ。魚の腐ったみたいな悪臭が鼻をついてきた。
他の班員も気づいたみたいで、顔をしかめたり臭いの出所を探ろうとあたりを見回したりしている。
省4
971: 2017/07/06(木)13:10 ID:8I9xIzwx0(3/4) AAS
「お前らちょっと待ってろ」
リーダーは言うと、本殿の中へ入っていった。
俺たちはそれから数分間待ったけど、なぜかなかなか出てこない。
さすがに辛抱切らして様子を見に行くことになった。
すると引き戸の裏からリーダーが「ウワッ!!」と大声で飛び出してきた。
リーダーはビビってる俺たちを笑って、「やっぱからかい甲斐があるよな」とか言ってる。
「何もなかったよ。臭いはどっかの家の生ゴミでも腐ってんだろ」
この人はそういう人だったのだ。

リーダーの話す通り、本殿の中はさっきの神社と同じでごく普通だった。
似通った神社が二つある理由も調べようとしたけど、その場では結局何もわからなかった。
省6
972: 2017/07/06(木)13:10 ID:8I9xIzwx0(4/4) AAS
その数日後、海水浴へ行っていたリーダーが、離岸流に巻き込まれて行方不明になった。
水死体として見つかったのはさらに数日後。
俺はとても見に行く勇気がなかったけれど、発見現場に居合わせた班員いわく、
死体は夏場の高温で腐っていて、あの神社みたいな悪臭を発していたという。

これは後に知ったことだけど、あの神社は「金比羅神社」といって、
海の安全祈願のために全国に何百社と建てられたものらしい。
つまりそれ自体は本当に何の変哲も無い神社だったわけだ。
だけど、海と関係のある神社へ行った後にリーダーが死んだのは、偶然に思えなかった。
それでどうしても気になった俺がもう一度訪れたとき、
神社はたった一つしかなかった。
973: 2017/07/06(木)13:15 ID:1TeA8gKd0(1/4) AAS
昨日、というか今朝の話。
取り敢えずの逃げ場を確保してちょっと余裕が出来たから書く。

今住んでるマンションが定期改修中で、壁を全部塗り替えるとかで足場が組まれたうえに窓を全部ビニールで養生され、全く外が見えない状態。
半透明ビニールでの養生だからある程度の光は入ってくるけど、すぐそこの足場を工事の人がうろうろするからカーテンも閉めないと落ち着かないし、本当に暗いし鬱陶しい。

せめて夜はカーテンだけでも開けてるんだ。
もちろん真っ暗で何も見えないけど。

そんな状態で、昨日の晩のこと。
夜更かししてしまって朝の4時過ぎ位かな、そろそろ寝ようと思って部屋の灯りを消したんだ。
そしたら、窓の方がぼんやり明るい。
外は真っ暗だし、夜には工事の人も当然いないし、灯りなんてあるわけないんだけど。
省2
974: 2017/07/06(木)13:16 ID:1TeA8gKd0(2/4) AAS
ぼんやり光ってるのはそいつの体。夜光塗料を塗ったみたいな、ちょっと緑がかった光。
肌に半透明のビニールがくっついて、妙な皺感があった。
長袖のTシャツの様なものを着て、下半身はよくわからなかった。

ほっぺたも鼻も口もべったりくっつけてるんだけど、目の感じはよくわからなくて、でもまだ目は合ってないって感じた。
こっちに気付かれたらまずい!と思って、ゆっくり視線をそいつの顔から外し、でもそいつの体の一部が見える状態にして(もしそいつがちょっとでも動いたらダッシュで逃げるつもりだった)、ワンルームの部屋から出て玄関の方に行き、そのまま様子を伺ってた。

玄関からも、窓の光はぼんやり見えてたから、それが消えるまでそこに居ようと思ったんだ。何かあったら玄関から逃げられるように。
音がするのが怖くてドアチェーンはかけたままだったけど、鍵はゆっくり外して、何かあればすぐ外して飛び出す気満々だった。

暫く部屋の方を見てたら、ふっと光が消えた。
ほっとしたけど、当然今度は真っ暗で、別の恐怖が襲ってきた。
今電気点けたらやつに気付かれるかも。
省2
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