[過去ログ] 【mobage】アイドルマスターシンデレラガールズ13810人目 [転載禁止]©2ch.net (1001レス)
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451: 2015/08/10(月)11:45 ID:0BW9hOAj0(12/18) AAS
「またまた〜」
「凛ちゃんも冗談が言えるようになったんですね」

かなり本気の入った嫌味も、この二人組には通用しそうにない。
そういえば卯月はいちいちあやまっていた可愛い時期もあったな、と思い出す。

「特に用が無いってのはわかったし、二人は親友なのも認める。そのかわりお茶が済んだらまっすぐ帰ってよね」

凛は背をだらしなく持たせかけながら、肘をついた格好で言った。
ちらりと二人の視線が寝室に行ったのを、凛は見逃さない。

三代目シンデレラガールの部屋は寝室の他に数名を泊めて余りある客間もある。
何度も目線が居間の奥へ向かうのは、今日も二人は泊めてもらうのを当てにしてのことだろう。

「あ〜、えーっとねぇ」
「実は……」

黙ったままの凛にごまかしは通じないとあきらめたのか、恐る恐ると言った風で切り出してきた。

未央と卯月は交互に凛のマンションにやってこようということになった経緯話してくる。

凛としてはいちいち聞くまでも無いことだったが、未央は仕事での失敗に対して、同棲しているPaPからのお仕置きを受けて逃げてきており
卯月は卯月で全くいつもと変わらず、変態趣向を持ったCuPに付き合わされて、気まぐれが通り過ぎるのをやり過ごそうと、家を飛び出してきたのだった。

未央は卯月を当てにし、卯月は未央を当てにしていたところ思惑が外れ、最後の手段として凛のところを尋ねて来たらしい。

「いや」

それが二人の話を聞いた凛の第一声だった。

「どどどうしよう〜」
「な、なんでです? 一晩だけでいいんですよ!一日もしたらプロデューサーは忘れちゃうんです、その間をやり過ごすだけでいいんですよ〜!」
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