バクテリア剤総合 2株目 (821レス)
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163(1): 2022/04/08(金)03:03 ID:fK5kSPAz(1/3) AAS
バクテリア剤は水槽の置いてる場所(地域/緯度経度)では「滅多に入ってくれない」種や株の菌の種を飼育水に混ぜ込んで系内に定着する機会と確率をプラスできるという点では有用。
特に閉鎖水系でサカナを飼う場合、硝化細菌と脱窒菌と放線菌(放線菌のうち特に抗生物質を出すもの)が有用なのでこれのウチで特にタフで活発な株を好気域/嫌気域それぞれで優占種にできれば、無換水で病気のでない強い水作りが容易になる。
芽胞を作れる枯草菌が長期の飢餓に耐える事はよく知られているが、硝化細菌/脱窒菌/放線菌にも休眠能(増殖に適さない環境では眠っていた遺伝子を発動して休眠状態に移行して生存する)をもつ種は存在するため、良心的なバクテリア剤はこの類の菌株を密閉容器に充填していると期待される。
EM菌やPSB(紅色光合成細菌)に関しては、これらの菌が出す成分や体液に前述の有用細菌の活性を促す効果がある説とない説があるが、仮に前者であるならば、なるほどこれらの添加には一定のバリューが期待できる。(後者の場合は知らん)
とはいえ
一切人為的なバクテリア剤を添加をせずとも強い水を作る事は現実にできる。(その中にはバクテリアガチャ運が良かっただけのケースや環境が恵まれていたケースもあるだろうが)
なので
サカナ飼育者の目線で有用な株の菌を休眠状態で密閉して売っている感じのバクテリア剤が存在するのであれば、買う価値はあると思う。
問題は殆どのメーカーがバクテリア剤の素性を隠しているので、我々ユーザは事象の観測からしか効能の原理に関する推定や評価ができない事。
だので、バイコムは良い!とか100均のはヤバイ!とかの情報交換(人柱の伝言)はすごい大事だと思う。
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