飛鳥時代辺りの神社 古神道 (148レス)
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65: 2018/11/16(金)10:43 ID:oVO0+vI6(2/5) AAS
本研究は,縄文時代から現代まで日本列島人は大陸南部地域の人々と遺伝的に深いつながりがあることが,
独立した複数の国際研究機関のクロスチェック分析(※5)によって科学的に実証された初めての研究として位置付けられます。

得られた古人骨ゲノムデータと世界各地の現代人集団のゲノムデータを比較した結果,
東南アジアに居住していた先史時代の人々は,6 つのグループに分類できることが分かりました

グループ1 は現代のアンダマン諸島のオンゲ族やジャラワ族,マレー半島のジャハイ族と遺伝的に近い集団で,
ラオスのPha Faen 遺跡(約8 千年前)から出土したホアビン文化という狩猟採集民の文化を持つ古人骨と,マレーシアのGua Cha 遺跡(約4 千年前)の古人骨がそのグループに分類されました。
また,このグループ1 に分類された古人骨のゲノム配列の一部は,
驚くことに日本の愛知県田原市にある伊川津貝塚から出土した縄文人(成人女性)のゲノム配列に類似していたことが分かりました。

グループ4 は現代の中国南部地域の人々と遺伝的に近いことも分かりました。

このように,部分的には中国南部の少数民族からの遺伝的な影響があったり,
台湾などの地域へも遺伝的なつながりがあったりと,新石器時代の東南アジアの人々は単純に
元々住んでいた狩猟採集民がそのまま農耕を取り入れたという静的な状態ではなく,
大陸内と島嶼部で複数の大きな移住の過程で徐々に農耕を取り入れて行ったことが分かってきました。

従来の考古学的な視点からは,これらの時期には稲作・雑穀などの農耕文化を持つ人類集団が東南アジアに
多数入植して原住民と置き換わったというシンプルな「2 層構造仮説」が提唱されてきました。

本研究成果では,すでに稲作文化を持っていた中国南部からの遺伝的な影響は部分的で,
人々が完全に置き換わったということではないことが判明しました。その大きな移住の波が少なくとも4 回以上は
あったことが解析の結果分かってきたことから,このような東南アジアの人々の移動を
「複合モデル」という新しい枠組みで捉え直すことになりました。
外部リンク[html]:www.rui.jp
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