【未解決事件】庄山仁くん行方不明事件【失踪】 (220レス)
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18: 2018/09/10(月)16:35 ID:??? AAS
S44.2.23:長崎県で中2男子(14)が行方不明。後に何者かに無理
矢理書かされたと思われる自筆の手紙が自宅に届く。
これについて。
以下は朝日新聞昭和48年11月16日付夕刊の10ページ
「人間蒸発」より引用。(一部要約してあります。)
前略
心配かけてすみません。悪い友達にさそわれて、人のお金をとりました。
中には四十万以上も入っていましたが、僕は少ししかもらっていません。
学校の方は、僕の気持ちがおさまるまで、病欠にしていてください。
すぐに帰っておわびいたします。
どうかさがさないで下さい。 H(少年の名)
H君(仮名)は当時十四歳、中学二年生だった。
成績は普通だが、まじめでおとなしく、級友の信頼は厚かった。
クラスの風紀委員もしていた。
手紙は「事件」の翌日の昼ごろ、父親あてに届いた。
警察の鑑定で、H君の筆跡であることが確認された。
前日から、行方不明になったH君の、最後の消息でもあった。
●帽子持った訪問者
それは、昭和四十四年二月二十三日、日曜日。佐世保市内で起こった。
その日、午後二時すぎ、H君は「ちょっと町へ行く」と、自宅から出た。
縁側にやりかけの工作の道具を広げたまま。制服、制帽姿だった。
H家とは見ず知らずのクリーニング店員Aさん(当時二十四)が、H君の
制帽をつかんで現れたのは、同夜六時半ごろ。H君の母親に驚くべきことを言った。
「午後三時半ごろ、場所は市内の道路。側溝に車輪を落としたバイクを、二人の
少年がひきあげようとしていた。手伝おうと、ジャンパーを脱ぎ、道路わきに置いた。
少年の一人が、いきなりジャンパーを奪って逃げ、中学生も続いた。
ジャンパーの内ポケットには、四十六万が入っている。遅れた中学生を追いかけ、
ズボンのポケットにはさみこんだ制帽を取ったが、二人とも取り逃がした。
制帽の名前をたよりに訪ねてきた。」
●H君は被害者か
制帽は、H君のものだった。
翌日の手紙も、何かが起こったことを裏付けた。
にもかかわらず、このひったくり事件は存在しなかった、と信じる捜査員
はいまも少なくない。理由は、
疑問1
Aさんの金の出所が不明。自宅の床下に埋めておいたというが、
家族も知らない。わずか四ヶ月前、二年間の少年刑務所を仮出所してクリ
ーニング店員で働く彼に、この金額は不似合い。
疑問2
白昼、街中の事件なのに目撃者がいない。日曜に銀行に行くのも不自然。
少年たちが、なぜ大金に気づいたのか。
現場検証の結果、バイクが側溝に落ち込んだ跡もなかった。
疑問3
手紙の「前略」、H君は使わない。
自分の名前を書き間違えたのもおかしい。強制的に書かされた疑いも。
警察は誘拐殺人とにらんだ。事件の翌日にはおおがかりな山狩り。
次の日に、H君の公開捜査。Aさんを厳重に調べ、ウソ発見器にも
かけたが、「クロ」の決め手はなかった。
Aさんがなんらかの理由で仕組んだとして、事件後数時間の間に、
どこかで誘拐し、手紙を書かせ、H家に現れるのは、一人ではかなり
困難に思われた。
警察はこれまでに何回か洗い直しに着手したが、関係者の記憶は薄れていった。
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