[過去ログ] 芸術で食っていける? 16 (1002レス)
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142
(1): 07/21(日)07:21 AAS
>>137
仮にその俳句が芸術だとしよう
その俳句は芸術だから額縁に入れて美術館=神殿に飾らないといけないのか?
俳句も建築もアニメも漫画もフィギュアも何でもいいが芸術という概念を別に必要としていない
だがなぜか日本において特定の業界は美術館という箱モノありきで芸術の後ろ楯を必要としています
具体的にはファインアート系と現代アート系のみ
西洋美術の文脈で芸術と結びつけてないと存在が失われてしまう情けない業界
そのことを言ってるんだよ
藝術という霊感商法に堕してるように見えるという話
存在の神秘に触れたんで芸術だから丁重に扱えお金けれって思考は非俗な現代宗教の商売
143: 07/21(日)07:25 AAS
時々ここ見ても揚げ足取りの勘違い学生みたいな変な奴しかいないし珍しい
144: 07/21(日)07:32 AAS
頭はいいかもしれないが迷惑
145: 07/21(日)07:39 AAS
>>141
なにが理路整然だよ
日本のアート業界なんてツッコミどころ満載なのに、大して興味を持たれてこなかったが故にそのおかしさを指摘しようとすればいくらでもできるんだよ
油絵なんてものも本来は薄暗い教会に聖人の存在を感じるような手品として技法的に発達したもの
下地からの光の反射を油の層で屈折率を変化させ見る者に錯覚を起こしモヤっとした未消化な存在のようなを感じさせる
そのような詐欺的な宗教のトリックが根源にあるのだからその系譜の日本のアート業界も怪しいことをずっとやってるんだよな
そこを啓蒙したいというワケ
146: 07/21(日)08:16 AAS
ゴッホの死がしばしばヒロイックに語られるように
破滅的な人生を送った芸術家が礼賛されるのは
キリスト教的な信仰に身を捧げた殉教者への礼賛に近い

今でいうところの、いわゆる「芸術」の概念は19世紀頃から広まったもので
Artの本来的な意味は「技術」であり
ダ・ヴィンチが軍事技術者を自称していたように、ルネサンス時代のいわゆる「芸術家」は、優れた技術者という認識であった

西欧における政教分離の歴史的過程で、近代国家が民を纏める宗教の代替物として体系化していったものの一例が歴史や芸術であり、その新たな国民宗教の教会や神殿が、博物館や美術館にあたる
芸術崇拝は、近代国家にとって国民教育の使える道具として出てきたのである
そしてそれは日本にも、西欧の近代国家の体系を模倣する過程で伝わった
今なお義務教育の美術科目でなぜか西欧美術の歴史を学ぶのはその名残である
省5
147: 07/21(日)08:17 AAS
そして21世紀に入り、ネットの発達で情報共有されるようになり、
上から降りてくる公金を既得権益で確保しつつ、
一方で絵画教室や美大生などの新しい信者を獲得し、教職という牧師となり布教し、
下から会費を徴収して生計を保つ業界だということが露呈し始めた
個展の年一回開催や、公募展や表彰制度等の、身内内部での芸術家認証制度が、業界において当たり前になるなど、
芸術家としての信仰に身を捧げた死を期待するような、盲目な信仰は今の時代では冷めた

芸術は西欧の啓蒙主義に根差しており、権威には対抗的であるが、一方で近代国家に守られている矛盾をはらんでいる
今なお続く近代国家としてのシステム、とりわけ美術館・ミュージアムによる収蔵や、消して売りには出さない国宝指定が芸術の価値を吊り上げ、
芸術崇拝を生み出す根本的な仕組みである

芸術は太古からあるものではなく、近代国家による制度によって神秘が生じている
省2
148: 07/21(日)08:19 AAS
日本芸術教
-「芸術宣言」-

芸術神を信仰する芸術教においては
芸術神を感じさせる書画や彫像の製作が信者の務めです
各人がその個性を各自の職域に於て自由に表現することが神様の喜びとなります
世の中に新たな視点を提示するため、芸術神に愛された者=芸術家として社会におもねることなく自由闊達な振る舞いが求められます
信者には素人には見えない芸術を見抜く審美眼という特殊能力が神様より与えられます
自我を離れ極めて自然に極めて自由に芸術を表現し、併せてこの審美眼により芸術を人々に知らしめ植えつけ共々に世界文化に貢献しようとするものであります
149: 07/21(日)08:21 AAS
企画画廊や企画展の場合、作品売買の手数料は通常50%です
そこから画材費、固定費、諸経費や税金等引いた分が作品制作への対価となります

プロの画家になるまでの学費や画材費や生活費を先行投資として考えると
ほとんどの画学生にとって、その先行投資をペイするには100万円の絵を20枚くらい売ることが必要です

絵は経済や商売ではないと言われるでしょうが
その先行投資を取り戻せなかった分は美術関係の誰かしらのポケットに納まる構造です

芸術内部の論理から一度離れて冷静な視点を持つことも大切なことですので
必ずご注意ください
150: 07/21(日)09:06 AAS
日本における芸術界隈の『場』の解説

美術芸術とは
薄暗い教会や宮殿の中で神や王族の威光をいかに上手く表現するかの技術が根源にあり
なにか特別なものがあるように見せかける方法論であり、宗教的なものである

よって
キリスト圏において、素晴らしい芸術活動は神の偉大さが暗示され神への奉仕となり、公益性が生まれるが、※1
日本社会においては奉仕の対象が存在せず空転し、ただ業界と芸術家のみが高尚とされ受益者となる

近代の日本においては、
国民の生活をより豊かにするという観点から、国による一定の文化支援が必ず存在し
明治時代より高尚であるとされる文化に支援が多く仕分けられてきたため
省3
151: 07/21(日)18:05 AAS
長文のお方、あなたにおおむね賛成です。
152
(1): 07/21(日)22:02 AAS
>>142
俳句で言えば、美術館で飾るということの代替になるのが言葉で飾るということになる
芭蕉があの句を詠む前にあった情念、この言葉にする前に感じることを中也は名辞以前と呼んだが、本来芸術においてはこの名辞以前だけで事足りるわけだ
だって、芭蕉の中では蝉の声を聞いた時点ですでに完結してしまっているのだから、わざわざ言葉にする必要はないじゃないか

じゃあ、なぜ芭蕉は言葉にしたのか、その理由の多くは、他の者にその時の自分の情念を敷衍するためだろう
人に伝えるには何かしらのものにしないと伝わるわけないからな
あと一応別の理由で付け加えるとすると、記憶装置的な役割だろうな

話を戻すと、作品を美術館で飾るというのも同じことが言える
分かりやすく例にすると、いまの現代アートをつくったデュシャンの泉だな
あれは美術館というか展覧会でないといけなかった
省5
153
(1): 07/21(日)23:42 AAS
>>152
日本の美術館に収蔵されてるような
郷土作家の作品とか
昔の前衛芸術家のゴミの塊の彫刻とか
白馬会みたいなただ昔の当時の西洋美術をモノマネしてるだけの作品とか
数十年前の当時の抽象表現主義のモノマネの作品とか
なんでもいいけど
そんな高尚なものに触れてるとは全く思えんな
実際ヤフオクでも売れないゴミだろうし
そういう即物的な話をしてるんだよ そんな哲学風ポエムじゃなくてさ
154: 07/22(月)00:07 AAS
長文書いてる人は自分の作品は売れてるのか?
155: 07/22(月)00:36 AAS
アートメディア系の物書きの暇つぶ
156: 07/22(月)00:40 AAS
かもね
157: 07/22(月)00:51 AAS
こいつプロの物書きだよ
美術論に俳句を俎上に載せる文筆家は大谷かそれに影響された奴だと思う
俳句語るなら初期寺山や西東三鬼、富澤赤黄男なんかも語って欲しい
そしたら真剣に読むわ
158: 07/22(月)07:10 AAS
>>153
最近でも贋作を購入しちゃってニュースになってるな
159
(1): 07/22(月)07:18 AAS
絵描きよりも美術評論家の方が金を稼げそうだな
160: 07/22(月)07:30 AAS
自称プロの物書きは徳島と高知の贋作は見抜けなかったのか?
贋作に存在の神秘感じてたのかな
161: 07/22(月)07:42 AAS
>>159
椹木野衣は稼いでそうだよな
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