[過去ﾛｸﾞ] アニメ系最萌トーナメントを語るスレPart275 (90ﾚｽ)
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47: 2005/11/13(日)23:31 ID:???0 AAS
勝利！
ついに私は真紅を打ち倒すことに成功した。
これまでの作戦が功を奏したと言っていいだろう。
真紅陣営は愚鈍で、支援の出し方もへたくそだった。
それに対し、こちらは百戦錬磨のつわものがバックについていた。
何よりも幸運だったのは先に蒼星石が勝ち抜いていたことだ。
それによってアンチアリスゲームの機運が生まれ私にとって
いい風となって吹いた。お友達ということにしてあるフェイトが
真紅にかつて負けていたことも、私にとってよいことだった。
しかし優勝まであと一歩のところまで迫ったものの不味い問題も出てきた。
これまで巧妙に誤魔化し、沈静化させてきたなのは叩きの流れが
とてもではないが、一人二人で対処できるレベルの話ではなくなった。
あれほど強かったなつきも これが原因で負けたと考えれば早急に手を打つ必要が
あるのは明白なことだった。
まず大切なのは印象工作だった。そこで、前々日から煽り続けた、
真紅派は蒼派を裏切ったというのを今回逆利用し
蒼派が真紅派を裏切ったことにする作戦はかなり効果的に思えた。
事実として、蒼派に裏切った者がまったくいなかったわけではない・・・
たとえ一人でもそれがいれば事実ではある。
また、モブキャラが優勝でいいのか？というような煽りも使った。
皆誰もが、優勝者に格を求めているのは知っていた。
その点私は、魔砲少女であり主人公だったから問題なかった。
蒼星石は後半からのサブキャラクターであり、その点が致命的だった。
他に効果的なのは陣営争いを激化させることだった。
我々の陣営は早くに、私一本に絞り込まれ
その分敵に回した陣営は少なかった。
数を通した陣営はアンチのせいもありネギま、極上、舞姫の順に潰れていった。
ローゼンも例外ではない。舞姫あたりの陣営にいまだに怨みを持っている人間が
多いことは明白だった。たとえ利用されていると思いつつも
人間の怨みはそのような些細な理由など吹き飛ばしてしまうほどのパワーがある。
ましてや、大本命真紅が敗れたとはいえ、決勝にきちんと一体出すことに成功しているのだ。
これを不満に思う心はあるのではないか、それを増幅すればますますこちらには
有利な条件が増える。
どちらにしても3位決定戦の日は存分に、楽しませてもらうことにしよう。
勝つものは、勝つために 決戦の日だけでなく
それよりずっと前から日夜努力するものなのだ。
勝利は偶然ではなく必然、計算尽くされた勝利である。
高町なのはの自伝 第15章 大決戦の後に より抜粋
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