◆自販機全廃で節電しよう◆ (338レス)
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318: 2019/04/28(日)17:36 AAS
この年から、創価学会は、本格的な人間文化創造への取り組みを開始しようとしていた。
 近年、人間精神の開拓を忘れ、豊かさのみを追求してきた現代社会の歪みが、公害問題を引き起こしていた。

 その代表的なものが、富山県・神通川流域に多発した、カドミウムによる イタイイタイ病であり、熊本県・水俣市の メチル水銀中毒による水俣病である。
これらはともに地元の大企業が、重金属に汚染された工場排水を河川や海に垂れ流し、よって引き起こされた公害病である。

 しかも水俣の場合、患者の症状を保健所が確認(S 31・5月)してから、政府が工場排水によるメチル水銀であると結論(S 43・9月)を下すまで、十二年の歳月が経過したのである。

この間企業は、水俣病との因果関係を否定し、国や地方自治体も、排水が疑われていても、建前を優先させ、漁獲の禁止等の何らかの手も打たなかった。

 この対応の遅れは、甚大な被害を拡大させ、あまつさえ、新潟県・阿賀野川流域において、第二の水俣病の発生(S 40年)を許してしまったのである。

 池田先生は、公害問題について、二本の原稿の執筆にあたっていました。一つは、ある大手出版社の総合月刊誌からの依頼でした。

 「日本は “公害実験国か!」 と題してペンをとり、反公害闘争の矢を放った。
 ここで彼は、まず、水俣病や イタイイタイなどは、「公害」 というより、その本質は、道義的責任の欠落した企業が引き起こした 「事件」 であり、それは、「未必の故意の殺人」 であると、糾弾(きゅうだん)していった。
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