[過去ログ] ■ 関西・廣島・埼玉など素人物を語ろう99 ■ (632レス)
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584: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)16:51 ID:x7CNObmH0(6/9) AAS
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585: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:17 ID:x7CNObmH0(7/9) AAS
この辺りで青山正明のホラー/カルト映画関連を見て行きたい。最初の著書が
『HORROR FILMS』となる予定だった(時間切れで幻に)くらいの映画マニアである
青山は、連載「フレッシュ・ペーパー」でも度々映画関連に触れており、また『ビデオ・
コレクション』『ビデオ・ザ・ワールド』誌などでのビデオ紹介記事でも、一癖ある作品を
多数薦めている。

しかし『危ない1号』4巻での「青山正明全仕事」では、それらの量が膨大であるからであろう、
ほとんど省略されてしまっている(時期を外したせいもあるだろうが)。つまり、全原稿の中でも、
ドラッグ関係よりも多いのではないかと思われる映画原稿が前出誌に収録されなかったことで、
青山のイメージというのは少し偏って後世に伝わっているのではないかと思う。
そこを少し修正していきたい。
586: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:18 ID:x7CNObmH0(8/9) AAS
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587: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:20 ID:x7CNObmH0(9/9) AAS
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588: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:30 ID:ehM3WcW60(1/4) AAS
1989年、徳間ジャパン。“禁断の映像、驚愕の世紀末ドキュメンタリー・
シリーズ”と称した「TCCカタスメント'89」シリーズの解説を担当。
「この類稀なるドキュメンタリーは、必ずや、あなたに新たなる地平を
垣間見せてくれるはずだ」「作り物のドラマにうんざりした方に是非
見て欲しい、良質のドキュメンタリーである」「大自然と人間との大いなる
共存──。“幸福の島”が単なる観光地“最後の楽園”にならぬよう、
祈らずにはいられない」「彼らの笑顔は、必ずや我々に忘れかけていた
ピュアな感動を与えてくれることだろう」。なおシリーズ他作品は「vol.2/
ブードゥー伝説」「vol.3/新・世界残酷物語」「vol.5/処女残酷史」「vol.7
/残酷人喰い大陸」「vol.8/驚異!女奴隷の国」。               
589: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:31 ID:ehM3WcW60(2/4) AAS
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590: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:33 ID:ehM3WcW60(3/4) AAS
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591: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:43 ID:ehM3WcW60(4/4) AAS
では7月号の記事を見てみよう。記念すべき第1本目は「クリープ・ショウ」。
最近ハリウッドではグロテスク・メイクが大流行!として、「遊星からの物体X
(The Thing)」で特殊メイクを担当した当時24才のロブ・ボッティン、「エクソシスト」の
ディック・スミス、TV・SK・ホラー番組で活躍するエド・フレンチ、TV・映画・舞台などで
異彩を放つジョン・カッリオーネ、奇怪な動物作りではピカ一のビル・ムンス、
「ゴアの魔法使い」のハーシェル・ゴードン・ルイスら6名の名前を挙げている。
そして「さらにこれら6人の上に位置する」存在として、奇才トム・サビーニを紹介。
そのサビーニが担当した“汚物の祭典”映画として「クリープ・ショウ」を推薦しているのだが、
脚本をスティーヴン・キング、監督がジョージ・ロメロという点もプッシュ理由の一つだったよう
である。
592: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:46 ID:859UpBSj0(1/3) AAS
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593: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:48 ID:859UpBSj0(2/3) AAS
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594: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:49 ID:859UpBSj0(3/3) AAS
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595: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:52 ID:oXVwkIEJ0(1/9) AAS
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596: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:54 ID:oXVwkIEJ0(2/9) AAS
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597: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)17:55 ID:oXVwkIEJ0(3/9) AAS
8月号ではデビッド・クローネンバーグの「ビデオドローム」。青山のクローネンバーグに
対する特別な思い入れについては次回以降で触れるが、青山が引用しているクロー
ネンバーグの発言は印象深い。「私はビデオドロームがETほどポピュラーにならないで
あろうという事実において自分を諦めさせた。私はETほどポピュラーなものは決して作ら
ないだろう。実際、私はどんな場所に投げ込まれても、そこで起こる事に追い付いて行ける
『オールラウンドに強い』監督でない事を誇りにしている」。あらゆる出来事に器用に対応できる
才能はないという事実を受け止め、しかしだからこそ自分の才能を一番発揮できる舞台を
知っている、という宣言であり、ダメな部分を開き直るのではなく、ダメな部分をダメと認める
姿勢である。この号では他にルチオ・フルチの「ゲイツ・オブ・ヘル」のエグさを称賛。        
598: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)18:09 ID:oXVwkIEJ0(4/9) AAS
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599: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)18:11 ID:oXVwkIEJ0(5/9) AAS
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600: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)18:12 ID:oXVwkIEJ0(6/9) AAS
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601: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)18:25 ID:oXVwkIEJ0(7/9) AAS
『Hey!Buddy』誌での「グログロビデオ評」は1985年11月号まで、つまり終刊号まで続けられた。
前回に引き続き取り上げた作品を見ていく。

1985年1月号ではコンチネンタル・ゾンビ(イタリアのゾンビ映画)「Night of the Zombies」。
監督はヴィンセント・ドーン。イタリア映画のサントラに著作権がないらしく、この映画の音楽が
「ゾンビ」と同じものが使われているなど、小ネタの方が面白い評である。2月号は再びクローネンバーグを
取り上げ、スティーヴン・キングのベストセラーの映画化作「The Dead Zone」をレビュー(略年表付)。
「世でアウトサイダーと呼ばれる人々。彼らは、人、家、社会から切り離され、悩み、苦しむ。
正に、この映画を見つつ、主人公ジョニーのヴィジョンを肯定してしまったあなたは、アウトサイダーを疑似体験したと云える」。
“狂人”ではなく真実を貫く“アウトサイダー”を描く監督として、青山はこの後も度々言及することになる。
602: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)18:27 ID:oXVwkIEJ0(8/9) AAS
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603: 名無しさん@ピンキー 2012/07/28(土)18:29 ID:oXVwkIEJ0(9/9) AAS
4月号は監督がマイケル・ウィナー、SFX担当がディック・スミスの「センチネル」を取り上げ、
「フリークス」「ミューテイションズ(悪魔の植物人間)」「ファンハウス」と並べて“
フリークス映画の四天王”と絶賛した。5月号はトビー・フーパーのスプラッター映画の古典
「悪魔のいけにえ」を取り上げているが、フーパーは実際はスプラッターにあまり興味が
なかっただろうと分析。6月号はカール・ライナー「2つの脳を持つ男」をホラーをプロットにした
コメディであると解説し、「抱腹絶倒、89分タップリと笑える事間違いなし!」と太鼓判を押している。
この号は他に『特殊メイクの世界』(竹書房)の書評でこの本の洋書パクリを指摘している。
7月号ではカナダのホラー映画「血のバレンタイン」(英国の伝説のバンド、My Bloody Valentineの
名前の由来)を、スプラッター・ムービーの系譜における良質の作品であると解説。
                                                           
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