[過去ログ] 最新ソフトで歴代棋士の指し手一致率を調査した結果 (1002レス)
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(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)11:17 ID:I9q44AMv(1/15) AAS
将棋は最善手を見逃したほうが大概負ける
最善手率が高ければ高いほど勝率がよくなる
本当の最善手率はわからないが、最強ソフトとの一致率を代用したらどうか
こうして、強さの指標として一致率を試すことになった
今年の対局の解析データによると集計したのは880局で、そのうち一致率が高かった側が勝ったのが818局(勝率93%)だった
60%未満の一致率で勝った例は3.6%しかない
逆に一致率80%台で負けたのは7%しかない
一致率90%以上なら勝率97%になっている
このように一致率が強さの指標として機能していることがハッキリとした

8/11日現在の一致率集計データ
省1
746
(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)14:09 ID:I9q44AMv(2/15) AAS
>>744
プロ棋士は悪手だと分かって指すことより最善手だと思って指すことがほとんどだからね
結果論的にその手が次善手だったり悪手だったりしてるだけだよ
相手の好手をウッカリしていた場合は悪手にならずに済んだらラッキーというべきで次善手と悪手を分ける意味はあまりないんだな
その証拠にソフトの最善手との一致率だけで棋力がEloレートとキレイに相関しているからね
748: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)14:46 ID:I9q44AMv(3/15) AAS
30手〜40手の間はソフトを使った研究範囲内なら一致率が高くなる傾向があって、40手〜50手は絶対手より好みの作戦や棋風の違いが指し手になりやすいので一致率が落ちる傾向がある
50手以降は評価値が絶対の世界で、強い棋士ほど一致率が高い傾向がハッキリ出やすくなる
749: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)15:12 ID:I9q44AMv(4/15) AAS
中盤までは次善手も評価し、終盤は最善手のみを評価するのが理想かもしれないが手間が倍以上になるからね
敢えてやる人がいたら面白いかもしれないね
一致率50%でも次善手を含めると一致率が80%以上になることがあり得るだろうけど、ソフト最善手との一致率が50%程度では、勝率は3%しかないことが数字でハッキリ出ているからね
次善手にこだわる意味がなさそうなんだな
750
(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)16:14 ID:I9q44AMv(5/15) AAS
>>740
無償で依頼してもいいですか?
1995年と2019年の棋士の一致率レベルを比較してみませんか?
調査対象は両年ともA級棋士とタイトル戦登場棋士の各一致率
数字は将棋DB2に登録されている棋譜数です
解析の試行回数は1回だけにしてください

1995年(1月〜12月)15名
羽生63、森下50、中原54、米長46
谷川60、高橋34、加藤25、島32
有吉35、森内49、村山32
省6
753: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)17:00 ID:I9q44AMv(6/15) AAS
>>752
1局だけの評価なら最善手か次善手かは大問題だけど、数多く解析すれば誤差は均されるという見立で解析しているからね
1局で1棋士40手解析するとして20局なら800手になるわけよ
サイコロを800回振って1の目が何回出るかを数えているのと同じ理屈だよ
1局ごとにこだわって精査しなくとも数多く解析したらいいんじゃないかな
実際うまくEloレートとも適合していて不具合は見つかっていないしね
それと、逆順の解析は、正順では一致しない手も評価値がよければ最善手にカウントしたりしてくれるみたいだからあまり気にする必要もなさそうだよ
755: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)17:33 ID:I9q44AMv(7/15) AAS
>>754
逆順の解析は問題ないことが多い印象だね
例えば、今日の叡王戦の谷川vs田中寅彦の対局は投了一手前の谷川の指し手は▲26歩なんだが、ソフトは受けなしだから王手の連続で攻める▲52銀を最善手としている
ところが、逆順解析は▲26歩にもちゃんと○をつけてくれてるよ
また、田中の最後の手△37成銀を△61金(これでも田中の勝ち)に変更して解析してもソフトはちゃんと△61金を最善手と評価してくれるよ
このくらいの指し手の違いなら正順解析でも○をつけるけどね

なぜなら、候補手1で解析した場合は最善手か次善手かを厳密に解析することに時間を割かないんだな
評価値がほぼ同じなら最善手認定の○がつく仕組みになっているよ
757: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)17:54 ID:I9q44AMv(8/15) AAS
今日の対局の終盤を例にとると、ソフトと違った手は大概悪手なんだな
一致しない手は次善手だからこれでもよしというケースより、ソフトと違う手は悪手の場合が多いんだよね
将棋の手は厳しいのよ
758
(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)18:15 ID:I9q44AMv(9/15) AAS
>>756
よそでも指摘したけど七冠という表面的な偉業に惑わされているんじゃない
七冠獲得できたということは逆に見れば強敵が少なかったとも言えるよ
当時の羽生の最大のライバルだった谷川の一致率が75%だったことで分かるようにトップ棋士のレベルが落ちていたのが七冠獲得の最大の要因だよ
森内や渡辺に勝ったり負けたりしていた30代後半以降の羽生も七冠時に劣らず強かったよ
弱くなったから全タイトル獲得できなくなったわけではないんだよ
25歳のときにはいなかった渡辺や25歳のときは成長途上だった森内が出てきたせいだからね
25歳のときの羽生が一番強かったという思い込みは改めたほうがいいね
25歳の羽生が現代によみがえって七冠獲れるかといったらやっぱし無理だよ
今の渡辺や豊島のほうが25歳のときの羽生より強いからね
省12
760: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)18:35 ID:I9q44AMv(10/15) AAS
一致率と勝率は大いに関係があるし、勝率は対局相手のレベルが大いに関係ある
だから、名人級の棋士の一致率を評価するためには対局相手だった全棋士の一致率も知る必要がある
一部の棋譜しか見れない江戸時代では事実上不可能だね
1995年と2019年を考証するだけでも大変な労力が必要だからハイスペックなパソコンを持っている人に期待するしかないね
774
(3): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)20:43 ID:I9q44AMv(11/15) AAS
>>756
○羽生の悪手データ
◆1995年58局中
悪手数72 1局平均1.241
悪手0の局21局 全局の36%
中盤以降何手に一度の割合で悪手を指しているか
平均手数は111なので
(55.5−20)÷1.241=29
◆2019年27局中
悪手数35 1局平均1.296
省11
781
(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)21:07 ID:I9q44AMv(12/15) AAS
基本的な認識としてプロ棋士が25歳時に最強ということはあり得ない
この年齢は集中力と経験量に難があり伸長途上だ
だいたい安定して強くなるのが28歳だ
33歳前後に読んだ局面を記憶しておく能力が低下して読みの回転が遅くなる
これは、プロ棋士なら誰でもくぐる通過儀礼のようなものだ
しかし、大抵の棋士は終盤に時間を残すように工夫して乗りきれる
このあとは、40歳以降に集中力がピークを迎えるまでは強くなれる
羽生もこの時期に3期連続名人、二度の竜王挑戦、NHK杯4年連続優勝、JT杯2年連続優勝、王座戦6期連続ストレート勝ちと絶好調だった
大山も35歳以降が無敵時代だったし、渡辺も無敵時代に突入しようとしている
羽生に関して言えば、やはりこの時期が最強で、相手棋士のレベルも上がっていたため25歳時のような高勝率やタイトル独占ができなかっただけと理解できる
省2
784
(2): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)22:03 ID:I9q44AMv(13/15) AAS
○渡辺の悪手データ
◆2019年34局中
悪手数33 1局平均0.971
悪手0の局16局 全局の47%
中盤以降何手に一度の割合で悪手を指しているか
平均手数は113なので
(56.5−20)÷0.971=38

○豊島の悪手データ
◆2019年25局中
悪手数31 1局平均1.24
省5
785: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)22:21 ID:I9q44AMv(14/15) AAS
>>782
レートの直接比較はできないが3棋士とも33歳前後に谷ができているが、それを過ぎると40歳すぎまでが最盛期となることがわかる
45歳のときはすでに下り坂になっていることが多い

画像リンク[png]:i.imgur.com
787
(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/12(月)23:47 ID:I9q44AMv(15/15) AAS
>>786
何のスキルもないので1個ずつダウンロードしてました
ホントめんどくさい
それと解析を繰り返すと探索深度を上げたことと似た結果になっていくようです
条件を揃える意味では1回の試行で計測するか、信頼性を重視したいならはじめから探索深度を19とか21とかにして解析するのがいいかも
MutiPvは1でしかやったことがないんであれなんだけど、候補手を増やすと時間リソースが増えるだけでなく最善手の定義が狭くなるのに対して、候補手1のほうは最善手の許容幅が広くなると理解しています
最善手を狭めたり次善手をすべて一致率に含める甘いやり方より使い勝手がよい(棋力判定にフィットする)のではないかと
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