[過去ログ] なるしまフレンド チーム練で猫虐待63 (1002レス)
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849: 鳴嶋会長 2022/04/18(月)20:15 ID:rMEyvASV(8/17) AAS
次回のコロナ勉強会では、「高度の政治性を有する」国家行為は「一見極めて明白に違憲無効であると認められない限りは、裁判所の司法審査権の範囲外」と判示して「統治行為論」を確立したいわゆる砂川事件を入り口に、「統治行為論」に流れる表裏一体をなす二つの主題から、今まで見落とされてきた視点についてお話します。

この『”憲法の番人の番人”の物語』の着想のきっかけはその前週の細谷雄一先生(慶大)の『リベラルな国際秩序から憲法を語る』で、憲法前文や9条が本来基底的に有していた「平和主義」と「国際主義」のうち、戦後平和主義の過剰な協調により「国際主義」が欠如し、(憲法の価値を称揚する「リベラル」や「左翼」こそ)日本が「世界で起きていることを見ない平和主義」「一国平和主義」に陥っているとの指摘から着想を得ました。

砂川事件は、そもそも”生まれ”がいわくつき。

1959年3月、一審のいわゆる「伊達判決」は、9条の想定した国際主義は国連が「最低線」であり、駐留米軍は「違憲」であると判示。これに焦った政府は、ウルトラCの跳躍上告で最高裁に事件係属。

1959年12月、一審から9カ月という異例・異常のスピードで、最高裁(田中耕太郎裁判長)駐留米軍は合憲であり、しかも、高度に政治性を有する国家行為は「一見極めて明白に違憲無効」の場合以外は司法審査の外にあるとの判断で一審をひっくり返しました。最高裁は、国連と日米同盟を我が国安全保障上対等、否、日米同盟を極めて重視するという規定路線を司法が引いてしまったともいえるでしょう。

その後、2008年〜2013年にかけて、米国の機密文書が公開されると、当該事件の主任裁判官である田中耕太郎裁判官が、当時のダグラス・マッカーサー2世駐日アメリカ大使と2回、レンハート主席公使と1回面会し、裁判の日程、訴訟指揮の方針、同僚である14名の最高裁裁判官たちの評議の内容、予測される判決の内容等の裁判情報をアメリカ側にリークしていたことがわかりました。

こんなの当時わかっていれば弾劾食らうくらいの大事件ですが、歴史の闇に葬られていたのです。
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