[過去ログ] 【米国】摘発対象の9割が日本企業…米で日本の幹部が次々と投獄、水面下で広がる新たなジャパンバッシング [無断転載禁止]©2ch.net (415レス)
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(7): 海江田三郎 ★ 2015/12/25(金)10:12 ID:CAP_USER(1/2) AAS
外部リンク:gendai.ismedia.jp
いま、アメリカの刑務所に日本の自動車部品メーカーの幹部らが収監されていることをご存じだろうか?
アメリカの政治家や企業が威厳を取り戻すために、日本企業をターゲットにして、
徹底的な取り締まりを始めようとしているのだ。ジャーナリスト・新垣洋氏の特別リポート。

なぜタカタは狙われたのか
異常な破裂を起こすなどして米国では5件の死亡事故が確認されているタカタ製エアバック。
米運輸省のフォックス長官は11月3日、「何年にもわたってタカタは欠陥製品を売り、欠陥を認めるのを拒み、
情報を提供してこなかった。この混乱を解決するために、対応を強化した」として
タカタに最大2億ドルの制裁金を科すことを発表した。
タカタがエアバックの異常破裂を最初に受けたのは2005年頃とされている。
最初のリコール(回収・無償修理)が2008年だから、「対応が遅かった」という指摘はその通りだろう。

ただ、今回の騒動はもう少し背景を見定める必要がある。
異常破裂の原因とされているのは、エアバックを膨らませるインフレーター内でガスを発生させるために使われる「火薬」だ。
タカタは2000年以降、硝酸アンモニウムという火薬を使ってきた。
世界の部品メーカーで硝酸アンモニウムを使ってきたのはタカタのみ。
他社は、世界シェア首位のオートリブ(スウェーデン)をはじめ硝酸グアニジンを使ってきた。
硝酸アンモニウムは爆発力に優れている反面、水分を吸いやすく、高温多湿の地域では体積が変化してしまうのが
難点と言われていた。他の部品メーカーはこの難点を解消できなかったために
採用しなかったのだが、唯一、技術的にクリアできたのがタカタだった。
タカタは自前でインフレータから布まで一貫生産する唯一の国産メーカー。
もとはクルマ搭載のシートベルトを主製品にする典型的な部品メーカーだったが、
80年代、タカタの「後見人」と目されるホンダからエアバック製造を持ちかけられ、経営リスクを負いながらも事業にのりだす。
ホンダは87年、高級車「レジェンド」に初のエアバックを搭載。もちろんタカタ製だ。
タカタはクルマの安全文化に貢献したとして2005年、米高速道路交通安全局(NHTSA)から「特別功労賞」を受賞している。
皮肉なことに今回、“タカタバッシング”の口火をきったのはこのNHTSAだった。
原因が硝酸アンモニウムだとはされながら、科学的根拠が明らかになったわけではない。
そんな中でNHTSAが「タカタバッシング」の姿勢を強めていったのはなぜなのか。

オバマバッシングの格好のネタ
タカタ問題で、監督官庁のNHTSAが全米リコールの強制措置に踏み切ったのは2014年11月26日のこと。
この時期、アメリカは11月4日の中間選挙で共和党が大勝を収め、熱狂に湧いていた
勢いにのる共和党は、オバマ政権をつきあげる“ネタ”を探していた。そこに現れたのが、タカタの問題だったのだ。
共和党議員らは、「タカタ・エアバック問題はオバマ政権の失政だ」と猛烈な批判を展開しはじめる。
オバマ政権は共和党への突き上げを受けて、リコールで強硬姿勢をとらざるを得なくなってしまった。
中でも暗躍したのが、米自動車大手フォード・モーターだと言われている。タカタ製エアバックを使う
ホンダなど日本の自動車・部品メーカーにとっての「向かい風」は、米国の自動車業界にとってはこれ以上ない「追い風」になる。
当然のごとく、フォードはタカタを議会で追及するよう共和党議員らに猛烈にロビイングをしかけた。

米自動車業界には日本車に対する遺恨がある。
2008年のリーマン・ショックで、政府による多額の支援をうけたGMをはじめとする各自動車メーカーは、
もはや「国策会社」と言われてもしょうがない状態に陥った。それ以降、「経営改善のためなら手段を選ばなくなった」
(米自動車業界に詳しい関係者)米政府は、第一弾としてトヨタ、第2弾としてタカタをやり玉にあげたというのだ。
タカタの問題が出て以降、トヨタ、マツダ、三菱自動車など各自動車メーカーは
タカタ製のインフレ―タを使用しない方針を発表し、この11月にはホンダまでもが「もう使わない」ことを明らかにした。
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