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【企業】日本ペイント、「1兆円買収」断念の本当の理由 (239レス)
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ノチラ ★
2017/12/16(土)23:28
ID:CAP_USER(1)
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1: ノチラ ★ [] 2017/12/16(土) 23:28:18 ID:CAP_USER 市場の評価はネガティブだった。 国内塗料トップ、世界5位の日本ペイントホールディングス(以下、日本ペイントHD)が米同業アクサルタ(世界6位)に買収提案をしていると報じられた11月22日、日本ペイントHD株は4%超と大幅な下落となった(日経平均株価は上昇)。 理由は財務悪化懸念だ。アクサルタには世界トップ、アクゾ・ノーベルが10月に合併を提案し株価が高騰、時価総額は1兆円を超えていた。 完全子会社化には総資産(9月末9124億円)並みの借入金が必要。財務改善のために増資をすれば、株式が希薄化する。投資家が嫌気するのは当然だ。 買収価格の問題ではなかった 株価はその後もジリ安となったが、12月1日に日本ペイントHDが買収断念を発表すると反発、8%超も上昇している。 常識外れのM&A(企業の合併・買収)の背景にあるのは、日本ペイントHDの「買収される恐怖」だと見る向きがある。確かに、近年塗料業界は、大手によるM&A案件が尽きない。 だが、日本ペイントHDはアジア事業の合弁先が4割弱の株式を持つため、敵対的TOB(株式公開買い付け)が極めて難しい会社だ。巨大化して買収者に対抗する必要はない。日本ペイントHDはそろばんをはじいて買いにいったのだ。 そもそも、始まりはアクゾの提案の前。日本ペイントHDの幹部によれば、夏ごろから企画担当者同士が協業に向けて検討開始、ワーキンググループもできていた。 守秘義務契約を結んでデューデリジェンス(資産査定)に入ったのが11月初旬。アクサルタは両社をてんびんにかけて、日本ペイントHDに絞ったというのが買収断念までの大まかな流れだ。 また、断念の理由も巷間言われるように価格が折り合わなかったからではない。理由は2つあり、1つは工場に関する情報の不足。土壌、大気汚染など工場に関する情報は、十分過ぎることはない。ただ、デューデリとはいえ競合にさらす情報には限度がある。「今回は買収に進むには足りなかった」(日本ペイントHD幹部)。 もう1つは競争法上の問題。地域、製品で重複は少ないと見ていたが、実際には何カ国かでシェアが問題になるおそれが出てきた。時間をかけて調べれば対策は立てられたが、アクゾとの交渉を完全に打ち切ったわけではないアクサルタは、11月末の期限順守を求めた。 「これらに目をつぶって跳ぶという判断もあったが、取締役会でやはり譲れない、となった」(日本ペイントHD幹部)。断りを入れたのは日本ペイントHDである。 未練はあろうが、これでよかったのではないか。アクサルタは総資産の6割に当たる3700億円の有利子負債があるため、利払いが多く2016年12月期の純益は約50億円。 仮に1兆円で買収すると、日本ペイントHDの有利子負債は1兆4000億円を超える。以前に比べアクサルタの収益力が高まっているとはいえ、“賭け金”が高すぎる印象だ。 引き続き、日本ペイントHDはグローバル・ペイント・メジャーを目指す。強みのあるアジアを盤石にしつつ、大手同士の統合で競争法上、分離される欧米の事業を買収するのが基本だ。 もちろん、アジアを強化する案件があれば、そちらを優先することになるだろう。グッド・パートナーは意外と近くにいるかもしれない。 日本ペイントホールディングスの会社概要 は「四季報オンライン」で http://toyokeizai.net/articles/-/201178 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1513434498/1
市場の評価はネガティブだった 国内塗料トップ世界位の日本ペイントホールディングス以下日本ペイントが米同業アクサルタ世界位に買収提案をしていると報じられた月日日本ペイント株は超と大幅な下落となった日経平均株価は上昇 理由は財務悪化懸念だアクサルタには世界トップアクゾノーベルが月に合併を提案し株価が高騰時価総額は兆円を超えていた 完全子会社化には総資産月末億円並みの借入金が必要財務改善のために増資をすれば株式が希薄化する投資家が嫌気するのは当然だ 買収価格の問題ではなかった 株価はその後もジリ安となったが月日に日本ペイントが買収断念を発表すると反発超も上昇している 常識外れの企業の合併買収の背景にあるのは日本ペイントの買収される恐怖だと見る向きがある確かに近年塗料業界は大手による案件が尽きない だが日本ペイントはアジア事業の合弁先が割弱の株式を持つため敵対的株式公開買い付けが極めて難しい会社だ巨大化して買収者に対抗する必要はない日本ペイントはそろばんをはじいて買いにいったのだ そもそも始まりはアクゾの提案の前日本ペイントの幹部によれば夏ごろから企画担当者同士が協業に向けて検討開始ワーキンググループもできていた 守秘義務契約を結んでデューデリジェンス資産査定に入ったのが月初旬アクサルタは両社をてんびんにかけて日本ペイントに絞ったというのが買収断念までの大まかな流れだ また断念の理由も巷間言われるように価格が折り合わなかったからではない理由はつありつは工場に関する情報の不足土壌大気汚染など工場に関する情報は十分過ぎることはないただデューデリとはいえ競合にさらす情報には限度がある今回は買収に進むには足りなかった日本ペイント幹部 もうつは競争法上の問題地域製品で重複は少ないと見ていたが実際には何カ国かでシェアが問題になるおそれが出てきた時間をかけて調べれば対策は立てられたがアクゾとの交渉を完全に打ち切ったわけではないアクサルタは月末の期限順守を求めた これらに目をつぶって跳ぶという判断もあったが取締役会でやはり譲れないとなった日本ペイント幹部断りを入れたのは日本ペイントである 未練はあろうがこれでよかったのではないかアクサルタは総資産の割に当たる億円の有利子負債があるため利払いが多く年月期の純益は約億円 仮に兆円で買収すると日本ペイントの有利子負債は兆億円を超える以前に比べアクサルタの収益力が高まっているとはいえ賭け金が高すぎる印象だ 引き続き日本ペイントはグローバルペイントメジャーを目指す強みのあるアジアを盤石にしつつ大手同士の統合で競争法上分離される欧米の事業を買収するのが基本だ もちろんアジアを強化する案件があればそちらを優先することになるだろうグッドパートナーは意外と近くにいるかもしれない 日本ペイントホールディングスの会社概要 は四季報オンラインで
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